【モデルプレス=2025/10/26】9人組グローバルグループ・&TEAM(エンティーム)が25日~26日、さいたまスーパーアリーナにて自身初のアジアツアーのアンコール公演「2025 &TEAM CONCERT TOUR ‘AWAKEN THE BLOODLINE’ ENCORE in JAPAN」を開催。ここでは25日公演をレポートする。


◆&TEAM、アジア10都市で16万人動員

本アジアツアーでは愛知・東京・バンコク・福岡・ソウル・ジャカルタ・台北・兵庫・香港、そして今回のアンコール公演となる埼玉の10都市を巡り、約16万人を動員。さいたまスーパーアリーナはグループ史上最大規模となった。また&TEAMは“Japan to Global”を実現するための新たな一歩として、28日に韓国デビューを控えており、本公演はそれを目前に控えた中で行われた。

◆&TEAM、らしさ全開ステージで開幕

照明が落ち、会場が一気に暗転すると同時にファンのペンライトが赤の光を放つ。「Go in Blind(月狼)」で9人が登場した瞬間、観客の熱もアップ。メンバーは息を合わせ、鋭い視線と緻密なフォーメーションで“&TEAMとは何か”を全身で示すようにパフォーマンスを繰り広げる。ノンストップで3曲を披露し、冒頭からフルスロットルで加速していった。

メンバーごとの挨拶ではそれぞれ会場の熱量を確かめ、オンライン生配信やライブビューイングで見守るファンに向けて韓国語・中国語・英語でも呼びかけ。「アンコールだからこそ、さらにパワーアップした姿を見せられると思います」と力強く語るメンバーの言葉に、観客の期待が高まった。

◆&TEAM「Road Not Taken」久々披露

VCRが終わると制服風の爽やかなスタイリングに衣装替えした9人が再登場。「声変わり」「青嵐(Aoarashi)」「Dropkick」と清涼な楽曲を次々と届け、エネルギーと青春が混ざり合うようなステージで魅了した。さらに「みなさんのもとに行きたいと思います!」とメンバーはトロッコに乗り込み、アリーナ後方のアイランドステージへ。
近くでファンサービスをたっぷり行った。

8曲連続でステージが続き、中には「Road Not Taken」など今回のアンコール公演からセットリスト入りした久々に披露する楽曲も。イントロが流れた瞬間に客席はざわめきと歓声で溢れ、トークタイムでは「びっくりしたでしょ!?」「どよめいてましたもんね」などと盛り上がった。

◆「Run Wild」EDM ver.の特別演出

そして「SBS人気歌謡」新MCに就任したEJが放送さながらに次のナンバーを紹介。バラード曲「Blind Love」では、9人がセンターステージで横一列に並び、キラキラと光るステージがせり上がる。美しい照明が重なり、幻想的な光景が広がる中、彼らの歌声がしっとりと響いた。

さらに終盤の「Run Wild」では通常のパフォーマンスに続いて、本公演で初となるEDM ver.が流れ出すスペシャル演出が。メンバーが客席に降りて指名したファンと一緒に踊り、会場のボルテージはさらに上昇。本編ラストを飾ったのは「FIREWORK」で、曲名通りに9人の背後に設置された巨大モニターいっぱいに花火が鮮やかに打ち上げられ、エモーショナルな光景とともに鮮烈に幕を閉じた。

◆&TEAM、アンコール後に3曲追加披露

アンコールでは9人が再びトロッコに乗って登場し、YUMAが「もう一度みなさんに会いたくて戻ってきちゃいました!」と愛らしいコメント。待ちわびていたファンの黄色い声が大きく響き渡った。

公演のフィナーレ、それぞれが胸の内に秘めた想いを語り出す。
史上最大規模の会場がLUNE(&TEAMのファンネーム/※Eはアキュート・アクセントを付したもの)で埋め尽くされた景色を目の当たりにした気持ち、目前に迫った韓国でのデビューに向けた熱い意気込みなど、感謝や未来への誓いを力強く語った。

しかし、LUNEの熱狂的な声援は止まらない。メンバーはそれに応じてアンコール後にさらに3曲を追加披露し、3時間に及ぶ公演のラストまで全身全霊でファンと向き合い続けた。こうして、最初から最後まで“&TEAMの全て”を懸けた本公演は、これまで彼らを支えてきたLUNEへの最大の愛の証明となり、彼らの“らしさ”を刻み込む集大成となった。(modelpress編集部)

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