◆甲斐翔真「エグゼイド」主題歌・ワンオク楽曲など披露
幕開きは、甲斐がミュージカル界で飛躍的にその名前を知られることになった作品『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』より「Crazy Rolling」の原曲、Adeleの「Rolling in the Deep」でスタート。作品内では本編の最後に歌われる楽曲だが、今回のライブでは冒頭に披露。サビで照明ががらりと変わると、会場は一気に熱を帯びた。最初のMCでは、「ようこそ!最終公演へ!盛り上がれんの?」と観客を煽りながらも「くくく」と思わず笑い声が溢れてしまうほど楽しそうな様子に、思わず会場の空気も和んでいく。
続いて披露したのは、10年前に出演した甲斐のデビュー作『仮面ライダーエグゼイド』の主題歌である三浦大知の「EXCITE」。初日公演では会場の一部には悲鳴ともとれる歓声が上がった。最終公演は、甲斐のオーダーに応え、会場からは「Hey」の合いの手が。最終日にして初めて聞けた合いの手に満足げな甲斐は、続いてONE OK ROCKの「The Beginning」を熱唱した。
◆甲斐翔真、10年前に抱いた夢 感謝伝える
続くMCでは10年前、ONE OK ROCKのライブにいき、「立ってる側ってどんな気持ちなんだろう。いつか自分もバンドのライブをしたい」と夢をいだき、その願いが10年の時を経て今叶ったことへの感謝を伝えた。さらに、甲斐がミュージカルに立つきっかけになった作品『RENT』のオーディションの書類選考で送った楽曲が実はこの「The Beginning」だったという裏話も披露された。
◆甲斐翔真、ミュージカルの歴史辿る
続いては、甲斐のミュージカルの歴史を辿るコーナーへ。
後半のメドレーではルドルフを演じた『エリザベート』より「闇が広がる」を一人二役で披露。『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』より「Roxanne」、昨年ドラァグクイーンのローラを演じ大きな話題となった『キンキーブーツ』より「Sex Is In the Heel」、アルマンを演じた『マタ・ハリ』より「人生と闘え」の4曲を披露した。役が降りてきたかのようにコロコロと変わる甲斐の表情に、思わず楽曲の世界に引き込まれる。さらに甲斐が細部までこだわり発注したという照明が世界観をさらに際立たせる。
メドレーの後には、甲斐が生バンドを背負いどうしても歌いたかったという、『next to normal』の「I’m Alive」を披露。コンサートや番組でも何度も歌ってきている曲だが、迫力ある生バンドを背負っての歌唱はまた違う迫力がある。
◆甲斐翔真、ハンサムライブに絡めたコーナーも
続いて、甲斐がデビュー当時から出演し、昨年をもって20年の歴史に一度幕を下ろしたハンサムライブに絡めた楽曲のコーナー。初日は、チーム・ハンサム!初のバンドCONFLICT(鈴木仁、細田佳央太、渡邊圭佑)の楽曲として2021年に初披露し、昨年のライブでも復活を遂げた楽曲「SEIZE THE DAY」、2日目にはチーム・ハンサム!の楽曲ではないものの、2024年のハンサムライブで披露した「LAST ALUCARD SHOW」を披露。
続くMCでは「なに一番盛り上がってるんだよ!歌うと思わなかったでしょ。すみません今日は炎が用意できなくて!ごめん!燃えちゃうから」と、してやったりの様子。実はこの曲は甲斐のマネージャーからのオーダーだそう。「マネージャーさん良かったですね!」という問いかけに対し、会場からは「ありがとうー!」という反応が。やり切って満足げな甲斐は、デビューから10年間続けてきたハンサムライブへの感謝を丁寧に語った。
◆甲斐翔真、レアな秘蔵ショットから後半スタート
甲斐のデビュー時からの歴代マネージャーから集めたというレアな秘蔵オフショットを集めた映像が流れた後はいよいよ後半戦のスタート。甲斐のこれまでの10年間の振り返りを行った前半と打って変わり、甲斐の「これから」を見せる構成に。暗転の中『ジーザス・クライスト=スーパースター』より「Heaven On Their Minds」を静かに歌い始め、印象的なメロディの「ジーザース!」で照明のフラッシュと共に甲斐のパワフルな歌声が会場に響き渡ると、会場の熱気はいよいよピークに。続けて『エリザベート』より、甲斐がいつか演じてみたいと公言しているトートが歌う「最後のダンス」、『サンセット大通り』より「サンセット大通り」を2曲続けて歌唱した。
続くMCでは、大曲3曲を振り返り、マネージャーからリクエストされたものの、いざ難曲に挑む難しさなどの裏話を披露。
甲斐が懇願しセットリスト入りをはたしたというホイットニー・ヒューストンの「Greatest Love of All」を、椅子に座りしっとりと披露した後は、いよいよ本編ラストの曲。『キンキーブーツ』より「Hold Me in Your Heart」を力強く披露。甲斐の10年の成長と、積み重ねてきた時間への確かな手応えを感じさせる歌唱だった。
◆甲斐翔真、アンコール登場
名残惜しい空気の中甲斐が袖にハケると、すぐさまアンコールを求める拍手が。その拍手に応えるように、今度はカジュアルな白のジャケットを羽織った甲斐が登場。「今年は周年の年だけど、同時に挑戦の年」だという甲斐。最後には「それぞれに人生があって、僕も一人の人間だし。みんなも一人の人間。今は出る側と、応援する側という関係性だけど、そこに優劣はないし、みんなが人生の主人公です。
アンコールの最後は甲斐が大好きで学生時代から歌い続けているというMr.Childrenの「終わりなき旅」を歌唱。「さぁ 次の扉をノックしよう もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅」という歌詞になぞられるように、会場は甲斐のこれからに期待を膨らませた。バンドメンバーとラインナップをしたあとは会場を名残惜しそうに見渡しながら何度も「本当にありがとう!」と感謝の言葉を伝え、ステージを後にした。
テーマを「ロック」にすえ、全体的にロック調のアレンジを加えつつ、ポップスやミュージカル曲など、甲斐の幅の広さを見せた今回のライブ。デビューから10年を迎えた甲斐のこれからが、ますます楽しみになるようなライブとなった。(modelpress編集部)
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