ハルカミライの約3年ぶりのフルアルバム『生きるとは鼻くそくらいの希望を持つことだ』が、2月1日にリリースされた。これまでのバンドの歩みに一つの区切りを付けて次の未来へ向かう上での、極めて重要なターニングポイントとなる作品であり、また、今この時代に向けて希望のメッセージを堂々と掲げた渾身の一作である。
ー別れを意味する言葉をタイトルに冠した「さらば」が、今回のアルバムの1曲目として位置付けられていることは、とても象徴的なことだと思いました。これまでのハルカミライの歩み、これまでの青春に対して、この「さらば」という曲によって、一つの区切りを付けているような意味合いを感じましたが、はじめに、この曲に込めた想いや、アルバムの1曲目に位置付けた理由について教えてください。
須藤俊(Ba):今おっしゃってもらったとおりですね。このアルバムの1曲目から俺たちは変わるよ、っていうことを伝えるために、ここに置いときたかったっていう感じで。この曲を踏んでから、他の曲を聴いてねっていうイメージでした。もともとは、「涙はどこから来るのだろう」を1曲目にしてて、ケツの「僕たちの悲しみはどこへ行く」と繋がる感じにしようとしていたんです。でも、なんかそれだとアルバム然としすぎていてなんか微妙だなと思って。もうちょっと広く見て、自分たちの活動とかを全部踏まえて、通り道みたいなアルバムにしようと思って。こっからまだ続いていくよ、という意味で、この曲を1曲目にもってきました。
橋本学(Vo):この曲ができた時、めっちゃいいなっていう感触があって。それに、「さらば」っていうタイトルの曲が1曲目に来るっていう、俺たちなりの反骨精神じゃないですけど、逆張りするスタンスにめちゃくちゃはまってるなってすごい思います。それと、この曲を作っていた時期は、バンドの今後の活動についてちょっと迷ってた時期でもあって、これで本当に現実的にさらばでもいいし、もしくは、今までの自分たちにさらばでもいいし、そういう当時の現状を色濃く出せた曲になっているかなって思って。
ー迷っていたとのことですが、当時、メンバー間でバンドの今後の活動についてどのような話し合いをしていたのでしょうか。
橋本:そうっすね。当時は、バンドがもしかしたら止まっちゃうかもしれない、そういうタイミングでしたね。簡単に言うと刺激がなくなってきちゃって、この先どうしよっか、みたいな。別に、変な喧嘩とかをしたわけではなく、それも一つの手だよな、みたいなことをわりと考えてましたね。
ーいったんバンドとして足を止める、という選択肢がバンド内で挙がっていたということでしょうか。
須藤:選択肢の一つっていうか、もうそれが決定していましたね。解散しようってなってました。2024年の頭ぐらいに、2025年で解散しようって話が出てて。
橋本:わりと、去るもの追わずな性格なんですよ、俺たち。周りのバンドとか、後輩のバンドとかが、「バンドやめることにしました。」とかって言ってきても、俺たちって、「そっか、じゃあ次何やんの?」とか、「うん、これからも楽しいことあるといいよね。」みたいなスタンスなんですよ。やめるっていう選択を止めるとかじゃなくて。で、それと同じように、俺たち自身も、バンドを解散してもまた楽しいことすりゃいい、みたいなテンションで。
ーそこから、どのようなきっかけがあって、これからもバンドを続けていくという選択をするに至ったのでしょうか。
須藤:噂を聞きつけた仲間や先輩と会って話してるうちに、俺たちまだやってないことがいっぱいあるなって気づきました。
例えばタイアップとかもそうだし、アリーナにもチャレンジしてない、ファンクラブや昔の音源をサブスクに出したりもしてみたかったなと。他にもまだまだあるんですけど今まで俺たちの中の決まりごとみたい感じで、今挙げたことほとんどやってなかったのでそれに縛られたまま終わるのは嫌だなって思ったんです。一回全て使ってチャレンジしてからじゃないとバンドやめられない!って事をみんなにも話してみんなもその賭けに乗ってくれて再び立ち上がった感じです。
ー橋本さんとしては、当時、今の須藤さんの話をどのように受け止めましたか?
橋本:まんまそういう説明をしてもらって、会話をして、で、納得してっていう感じですね。自分たちには知らないことがたくさんあって、新しいことをやるためにはどうしたらいいのかが分からなかったので、そこから、バンドの動き方も、周りの人たちに今まで以上に頼ってみようっていうスタイルになりました。
ーアルバム1曲目の「さらば」が、これまでのハルカミライの歩みに対する一つの区切りであるとして、改めて今回のアルバムについて考えてみたのですが、今作には、年齢を重ねて、皆さん一人ひとりが、もしくは、バンドが、大人になってくプロセス、それは成熟という言葉でも言い換えられるかもしれませんが、そうした過程を色濃く感じさせる作品になっていると思いました。
橋本:ざっくり言うと、大人になることを認める。いつまでも青春時代だみたいなことは、あんま俺は思ってなくて。10代とかの学生の頃の一番楽しかった時期は、間違いなく宝だと思ってて、でもきっと、これから先の人生に青春時代って言う名前じゃない別の素敵な何かが待っている。新しい何かを突き詰めていくしかない、みたいな気持ちですね。だから、先ほどおっしゃって頂いたように、成熟に近いかもしれない。
橋本学
ーここからまた、新しく熱中できる刺激的なものを探していく。ありきたりな言い方になってしまいますが、新しいスタートラインに立った感じというか。
須藤: 学がさっき認めるって言ったんですけど、俺も近いことを感じていて。個人的な変化で言うと、人の意見を聞けるようになった。それが、昔の自分と全然違うとこですね。今までは、異なる意見を持つ人に対して、俺と意見が違う奴だって、耳を傾けられないことが多かったんすけど、今は、「そう思うんだ、へー」「でも、俺の中のルールはこれで、俺の中のバンドっていうのはこれだから」っていうように、人の意見を聞き入れた上で、自分の意見を言えるようになった。
ーありがとうございます。例えば、「The Landolt C」には、〈最後は0(ゼロ)になる我ら〉という歌詞があり、他にも、「第六感とテレパシー」の〈(いつか消えるから)〉をはじめ、今作には、やがて来る最期の時をまっすぐに見据えている歌詞が多いと感じました。そうしたビターな人生観を感じつつ、一方で、いつか必ず終わりが来るし、永遠なんてないけど、それでもまだまだ人生はこれからも続いていく、という、これから先の未来へ向けた眼差しも感じます。特に、「涙はどこから来るのだろう」において、〈永遠と儚さの狭間 彷徨うけど〉〈終わりと始まりの知らせ〉といった対比の言葉がペアで据えられていることが、とても象徴的だと思っています。その狭間でもがいたり、悩んだり、時に膝をついたりしながら、それでも、これからも続いていく人生を生きていく。矛盾しているかもしれないけれど、人間って、人生って、そういうもんじゃん、という晴れやかなフィーリングを感じます。
橋本:ありがとうございます。裏付けがないと信じれないというか、信用性に欠けるというか、そういうことをすごく俺は気にしてて。例えば、ライブのMCで、単純に「元気にいこうぜ!」って言って、その言葉に説得力を持たせられる人って、絶対にその背景に過去の経験だったりといった裏付けがある。だから、その人の言葉を信じられるというか。
ーいろいろな経験を経て30代になった今の皆さんが歌い届けるからこそ、それがそのまま、橋本さんの言う裏付けになっているのだと思いました。今回のアルバムのタイトル『生きるとは鼻くそくらいの希望を持つことだ』についても聞かせてください。今回、希望という力強いワードが堂々と掲げられています。最後の曲「僕たちの悲しみはどこへ行く」の中に〈To live is to have hope as small as a booger〉という英語の歌詞があって、このタイトルはこの歌詞とリンクしているのだと思いましたが、希望という言葉を衒いなく掲げる上では、きっと、それなりの覚悟がいるのではないかと想像しました。今このタイミングで、この言葉を打ち出そうと思った理由について聞かせてください。
橋本:これはもう本当に、さっき言った説得力の話と通じると思ってて。バンドを始めたばっかりのガキみたいな奴が希望とか言ってても、信じられない。だから、過去には歌えなかったんですよ。何も分かってなくて、そんなこと言ってる時期もあったんすけど、当時、これって、俺みてえなペーペーが言ってちゃダメなんだなって思うことがあって、その時すごくくらって。で、希望って言葉を言える時期をずっと待ってて、それが今です。
ー「ラストベット」の中に、〈希望を渡せるのは 絶望の分かるやつだけ〉という一節があって、今作を特に象徴する渾身のパンチラインの一つだと思っています。
橋本:ありがとうございます。そうっすね。本当に、根本的にそう思ってるんじゃないですかね、俺は。
須藤:「ラストベット」はもともと去年の「ツタロック」での学のMCから作ったんすよ。
ー終盤の〈仲間に向けるときゃグッド〉以降のパートですよね。
橋本:この曲をアルバムで聴いた時に、ライブやフェスの時のことを思い出してくれたら嬉しいなって。だから、このMCは、フェスの終わりとかでよくやってて。
須藤:これ、このアルバムで一番好きな曲なんですけど。っていうのも、たとえ自分たちのバンドの曲であったとしても、言ってることが全部分かる曲って、実は少ないんですよ。それは、学の言葉選びによるところもあると思うし、歌われていることの中には、学しか経験していないこともあるじゃないですか。でも、この「ラストベット」は、俺全部分かるんですよね。一緒にいた時のことしか歌詞に出てこない。全部、「これ、あれじゃん」「これ、マジでそうだな」ってなる。
須藤俊
ー橋本さんは、この曲の歌詞を書いた時のことを振り返ってみて、いかがですか?
橋本:俺が好きな札幌のラッパーがいて、その人が関東にライブしに来た時に観に行って、痺れて。ライブ中、ずっと頭の中で、俺、ラップバトルみたいなことしてたんですよ。こう言われたら、こうだ、こうだ、こうだっていうのをずっとやってて、で、帰りの電車で、なんかもうその熱がずっと冷めなくて、そのままパッて電車でこの曲の歌詞を書いたんです。その時、今こそ、バンドとしての人生観みたいなことを書こうかなって思えたというか。あとは、自分自身の中にある不満とかもですけど、ほんとに、自分が経験してきたことを全て詰め込んだ歌詞ですね。
ー「ラストベット」というタイトルも素晴らしいと思っています。ラスト、つまり、やがて訪れる最期の時を見据えつつ、それでも、そこで足を止めてしまうのではなくベットする、つまり、眼差しが未来を向いている。いつか必ず終わりが来る、それでも、未来に賭ける。先ほどのお話とも通じるタイトルだと思いました。
須藤:曲のタイトルは全部俺が付けてるんですけど、この曲は、ハルカミライっていう意味で付けたから。人生を賭けてバンドやってるから、もうそれ以外の賭けはやんないっていう意味で。このバンドそのものが、「ラストベット」っていう。
ーありがとうございます。改めて、アルバムタイトルについて聞かせて頂きたいのですが、『生きるとは鼻くそくらいの希望を持つことだ』という言葉は、名言など既存の言葉からの引用ではない、オリジナルのラインでしょうか。
須藤:そうっすね。俺もそれ気になって、「この英語って、なんか偉人の名言とか?」って学に聞いて、「違うよ」って言われて。たしかに、偉人は鼻くそって言わないかって。
橋本:「僕たちの悲しみはどこへ行く」の終盤に、英語で何か入れたいなって思って。先ほど、希望という言葉について質問してくださいましたけど、こういう言葉って、日本語でそのまま歌えないというか、歌えなくもないんですけど、ちょっとね、パワーが強すぎて、俺は歌詞に入れたくなくて。でも、こういう芯を突いた歌詞がうっすら英語で流れてるみたいなのいいなって思って。これって英語でどうやって言うんだろうって思って、Google翻訳とかを使って調べて、それを英語の歌詞として入れました。
ー須藤さんとしては、この英語の歌詞を初めて読んだ時、もしくは、この歌詞を日本語にしてアルバムタイトルにしようと思った時のことを覚えていますか?
須藤:今回、アルバムのタイトル、めっちゃ迷って、何回も変えて、どうしようと思って。その時にそれぞれの曲の歌詞をわーって見るじゃないですか。で、「僕たちの悲しみはどこへ行く」は「ラストベット」に次いで2番目に好きな曲だったんですけど、その歌詞を見て、ここの英語のライン、めっちゃいいかもって。で、鼻くそって入ってるけど、これでいっちゃえ、って決めました。
ーこの2020年代を生きていく上で、誰もが、その人それぞれの生きづらさを抱えていて、希望を持ちながら生きることを難しいと思う人もきっと多いと思います。そうした時代において、希望のメッセージを作品に込めて、ライブで歌い届けていく上では、生半可な気持ちではできないというか、きっと大きな覚悟が伴うのだと想像しました。
橋本:本当に、根本そういう気持ちですね。他人への過度な期待とか理想を全部取っ払った時に、じゃあ自分は何が出来るんだろうって。結局自分の中にあるものってほんの小さな種火くらいの希望や情熱だと俺は思うんです。それでも消えずに残る小さな種火を信じて生きていくしかないと思っていて。心の奥底にそれを持った人が、ライブのオーディエンスの中にいっぱいいると思ってるんすよ。今は自分に自信がない、自分自身の中の種火に気付けてないみたいな人がライブハウスには本当にたくさん集まっている。いつか時間が経って、その人が経験を重ねて、ちょっとでもその種火が大きくなったらな、みたいなことを思ってます。
ー一人ひとりの中に、誰からも奪われることのない種火がある。たとえ、それがどれだけ小さいものであったとしても、きっかけ次第で、その種火を燃やしながら、希望を持って生きていくことができる。『生きるとは鼻くそくらいの希望を持つことだ』とは、そういうことであると、今のお話を聞いて感じました。
橋本:俺たち、そんなもんなんだから。否定されたり折られたりしたところで、「そうだよな、じゃあ頑張ろう」みたいな。例えば、「お前、運動神経悪いくせにそんなスポーツなんかやってんじゃねえよ。未来ねえぞ」って言われても、「そもそもそんな才能ねえことは分かってるけど、でも、やるか」みたいな。諦めてやろう、っていう、そういう逆転の希望というか、そういうもんだなと思ってて。
ーありがとうございます。最初のお話にも通じますが、今作は、ハルカミライにとっての新章開幕を告げるアルバムになったと思います。先ほど、ハルカミライというバンドそのものが「ラストベット」である、という須藤さんのお話もありましたが、最後に、これから先の未来へ向けた展望を聞かせてください。
橋本:20代前半から半ばまでは、時代とか、その時代ごとのカルチャーを気にせずに生きてきたんですよ。例えば、音楽とスケボーが結び付いていたり、ファッションと結び付いていたり、政治と結び付いていたりとか、時代ごとにあるじゃないですか。今、昔のジブリの作品を観ても、ちょっと古さを感じるけどやっぱり最高だよねって思いますし、昔の「スターウォーズ」とか、「仮面ライダー」とかも、たぶん、それぞれの時代と結び付いているからこそ、今観ても魅力的なんだと思ったりします。最近は、時代と共に生きてこうってすごく思っています。このアルバムの歌詞を書く時、俺、今のこの時代だからこれ書けてんだな、って思うことが多くて。
ーあくまでも一例ですが、このアルバムの中では、SNSやキャンセルカルチャーといったモチーフが出てきていて、そうした今この時代を覆うムードにしっかりと立ち向かっていく気概を感じます。今という時代とまっすぐに向き合った表現は、後の時代から振り返った時に輝いて見えると思いますし、同時に、そういう表現こそが、今この時代を生きるリスナーと深くフィールし合えるのだと思います。
橋本:その時代の悩みと戦ってる音楽を魅力的に感じるというか。今この時代と共に俺は生きているんだから、いろんなものを巻き込んで、音楽をつくっていきたいって最近は思ってますね。
<リリース情報>
ハルカミライ
『生きるとは鼻くそくらいの希望を持つことだ』
発売中
http://lnk.to/HRKMRI_IHKMK_ec
1. さらば
2. The Landolt C
3. 第六感とテレパシー
4. サニーブルース
5. すっからかん
6. 陽光
7. YAEN
8. 友と君へ
9. K・O・M・A・T・S・U
10. 心の真ん中を叩けば
11. ラストベット
12. 涙はどこから来るのだろう
13. 僕たちの悲しみはどこへ行く
<ライブ情報>
ハルカミライ「ヨーロー劇場2025-202647都道府県ワンマンツアー-BOOGERJOE-」
5月26日(月)東京・八王子RIPS
5月28日(水)愛知・名古屋DIAMONDHALL
5月30日(金)石川・金沢REDSUN
6月6日(金)佐賀・GEILS
6月7日(土)大分・T.O.P.SBittsHALL
6月18日(水)大阪・GORILLAHALLOSAKA
6月20日(金)滋賀・B-FLAT
6月26日(木)群馬・GUNMASUNBURST
6月27日(金)栃木・UtsunomiyaHELLODOLLY
7月9日(水)三重・松阪M'AXA
7月11日(金)和歌山・CLUBGATE
7月16日(水)静岡・LiveHouseUMBER
7月18日(金)徳島・clubGRINDHOUSE
7月19日(土)高知・X-pt.
7月30日(水)岐阜・柳ヶ瀬ants
8月1日(金)広島・HIROSHIMACLUBQUATTRO
8月5日(火)福井・CHOP
8月6日(水)京都・KYOTOMUSE
8月12日(火)長野・伊那GRAMHOUSE
9月13日(土)鳥取・米子AZTiClaughs
9月14日(日)島根・出雲APOLLO
9月26日(金)北海道・小樽GOLDSTONE
9月28日(日)北海道・札幌PENNYLANE24
10月1日(水)青森・八戸ROXX
10月3日(金)秋田・ClubSWINDLE
10月5日(日)山形・酒田MUSICFACTORY
10月10日(金)岡山・CRAZYMAMA2ndRoom
10月11日(土)山口・周南RISINGHALL
10月16日(木)東京・ZeppHaneda
10月21日(火)新潟・上越EARTH
10月22日(水)富山・SoulPower
11月3日(月祝)山梨・甲府KAZOOHALL
11月7日(金)沖縄・桜坂セントラル
11月13日(木)香川・高松DIME
11月15日(土)愛媛・松山WstudioRED
11月22日(土)福島・HIPSHOTJAPAN
11月24日(月祝)岩手・盛岡CLUBCHANGEWAVE
11月25日(火)宮城・LIVEHOUSEenn2nd
12月5日(金)長崎・STUDIODO!
12月8日(月)熊本・KUMAMOTODjango
12月10日(水)宮崎・FLOOR
12月16日(火)千葉・千葉LOOK
12月23日(火)奈良・生駒RHEBGATE
12月24日(水)兵庫・musiczooKOBE太陽と虎
-2026年-
1月9日(金)埼玉・秩父ライブハウスladderladder
1月13日(火)茨城・mitoLIGHTHOUSE
1月15日(木)神奈川・F.A.DYOKOHAMA
1月21日(水)福岡・FUKUOKABEATSTATION
1月22日(木)鹿児島・SRHALL
2月1日(日)東京・八王子MatchVox
チケット:料金:5500円(入場時ドリンク代別途必要)
ツアー特設サイト https://www.harukamirai.com/feature/boogerjoe
Vポイント presents ツタロックフェス2025
2025年3月22日(土)23日(日)幕張メッセ国際展示場9・10・11ホール
主催:CCCミュージックラボ(株)/ライブマスターズ(株)
企画:CCCミュージックラボ(株)
制作:ライブマスターズ(株)
運営:(株)ディスクガレージ
特別協賛:CCCMKホールディングス(株)/ 三井住友カード株式会社
問い合わせ:info@livemasters.jp
【3月22日(土)DAY1】
indigo la End / オレンジスパイニクラブ / KANA-BOON / カネヨリマサル / CLAN QUEEN / Kroi
KOTORI / Chevon / SHISHAMO / トンボコープ / NEE / にしな / ブランデー戦記 / マルシィ / ヤングスキニー / WurtS
【3月23日(日)DAY2】
アルステイク / シンガーズハイ / SKRYU / Chilli Beans. / This is LAST / TETORA / Novelbright /
ハルカミライ / Hump Back / ハンブレッダーズ / FOMARE / プッシュプルポット / bokula. / moon drop / reGretGirl / レトロリロン / ガラクタ(Opening Act)
専用URL:https://eplus.jp/tsutarockfes/
1DAY券各日 U-18:9,300円(税込)/一般:11,800円(税込)
2DAYS券一般:22,000円(税込)
今回、橋本学(Vo)、須藤俊(Ba)の2人にインタビューを敢行。30代に突入した今、彼らは大人になっていく自分たち自身に対して何を想い、そして、何に対して「ラストベット」するのか。アルバムインタビューの域を越えて、ここから幕を開けるハルカミライのまっさらな新章を射程に据えたインタビューになったと思う。
ー別れを意味する言葉をタイトルに冠した「さらば」が、今回のアルバムの1曲目として位置付けられていることは、とても象徴的なことだと思いました。これまでのハルカミライの歩み、これまでの青春に対して、この「さらば」という曲によって、一つの区切りを付けているような意味合いを感じましたが、はじめに、この曲に込めた想いや、アルバムの1曲目に位置付けた理由について教えてください。
須藤俊(Ba):今おっしゃってもらったとおりですね。このアルバムの1曲目から俺たちは変わるよ、っていうことを伝えるために、ここに置いときたかったっていう感じで。この曲を踏んでから、他の曲を聴いてねっていうイメージでした。もともとは、「涙はどこから来るのだろう」を1曲目にしてて、ケツの「僕たちの悲しみはどこへ行く」と繋がる感じにしようとしていたんです。でも、なんかそれだとアルバム然としすぎていてなんか微妙だなと思って。もうちょっと広く見て、自分たちの活動とかを全部踏まえて、通り道みたいなアルバムにしようと思って。こっからまだ続いていくよ、という意味で、この曲を1曲目にもってきました。
橋本学(Vo):この曲ができた時、めっちゃいいなっていう感触があって。それに、「さらば」っていうタイトルの曲が1曲目に来るっていう、俺たちなりの反骨精神じゃないですけど、逆張りするスタンスにめちゃくちゃはまってるなってすごい思います。それと、この曲を作っていた時期は、バンドの今後の活動についてちょっと迷ってた時期でもあって、これで本当に現実的にさらばでもいいし、もしくは、今までの自分たちにさらばでもいいし、そういう当時の現状を色濃く出せた曲になっているかなって思って。
ー迷っていたとのことですが、当時、メンバー間でバンドの今後の活動についてどのような話し合いをしていたのでしょうか。
橋本:そうっすね。当時は、バンドがもしかしたら止まっちゃうかもしれない、そういうタイミングでしたね。簡単に言うと刺激がなくなってきちゃって、この先どうしよっか、みたいな。別に、変な喧嘩とかをしたわけではなく、それも一つの手だよな、みたいなことをわりと考えてましたね。
ーいったんバンドとして足を止める、という選択肢がバンド内で挙がっていたということでしょうか。
須藤:選択肢の一つっていうか、もうそれが決定していましたね。解散しようってなってました。2024年の頭ぐらいに、2025年で解散しようって話が出てて。
橋本:わりと、去るもの追わずな性格なんですよ、俺たち。周りのバンドとか、後輩のバンドとかが、「バンドやめることにしました。」とかって言ってきても、俺たちって、「そっか、じゃあ次何やんの?」とか、「うん、これからも楽しいことあるといいよね。」みたいなスタンスなんですよ。やめるっていう選択を止めるとかじゃなくて。で、それと同じように、俺たち自身も、バンドを解散してもまた楽しいことすりゃいい、みたいなテンションで。
ーそこから、どのようなきっかけがあって、これからもバンドを続けていくという選択をするに至ったのでしょうか。
須藤:噂を聞きつけた仲間や先輩と会って話してるうちに、俺たちまだやってないことがいっぱいあるなって気づきました。
例えばタイアップとかもそうだし、アリーナにもチャレンジしてない、ファンクラブや昔の音源をサブスクに出したりもしてみたかったなと。他にもまだまだあるんですけど今まで俺たちの中の決まりごとみたい感じで、今挙げたことほとんどやってなかったのでそれに縛られたまま終わるのは嫌だなって思ったんです。一回全て使ってチャレンジしてからじゃないとバンドやめられない!って事をみんなにも話してみんなもその賭けに乗ってくれて再び立ち上がった感じです。
ー橋本さんとしては、当時、今の須藤さんの話をどのように受け止めましたか?
橋本:まんまそういう説明をしてもらって、会話をして、で、納得してっていう感じですね。自分たちには知らないことがたくさんあって、新しいことをやるためにはどうしたらいいのかが分からなかったので、そこから、バンドの動き方も、周りの人たちに今まで以上に頼ってみようっていうスタイルになりました。
ーアルバム1曲目の「さらば」が、これまでのハルカミライの歩みに対する一つの区切りであるとして、改めて今回のアルバムについて考えてみたのですが、今作には、年齢を重ねて、皆さん一人ひとりが、もしくは、バンドが、大人になってくプロセス、それは成熟という言葉でも言い換えられるかもしれませんが、そうした過程を色濃く感じさせる作品になっていると思いました。
例えば、ラストの1曲「僕たちの悲しみはどこへ行く」には、〈本当のところは 大人になっても尚 悩みは尽きない だがそれも悪くない〉という歌詞があって、これは今作を象徴するパンチラインの一つだと思っています。30代を迎えた今、20代までと比べて、世界の見方や、人との向き合い方、自分の人生に対する向き合い方に、どのような変化がありましたか?
橋本:ざっくり言うと、大人になることを認める。いつまでも青春時代だみたいなことは、あんま俺は思ってなくて。10代とかの学生の頃の一番楽しかった時期は、間違いなく宝だと思ってて、でもきっと、これから先の人生に青春時代って言う名前じゃない別の素敵な何かが待っている。新しい何かを突き詰めていくしかない、みたいな気持ちですね。だから、先ほどおっしゃって頂いたように、成熟に近いかもしれない。

橋本学
ーここからまた、新しく熱中できる刺激的なものを探していく。ありきたりな言い方になってしまいますが、新しいスタートラインに立った感じというか。
須藤: 学がさっき認めるって言ったんですけど、俺も近いことを感じていて。個人的な変化で言うと、人の意見を聞けるようになった。それが、昔の自分と全然違うとこですね。今までは、異なる意見を持つ人に対して、俺と意見が違う奴だって、耳を傾けられないことが多かったんすけど、今は、「そう思うんだ、へー」「でも、俺の中のルールはこれで、俺の中のバンドっていうのはこれだから」っていうように、人の意見を聞き入れた上で、自分の意見を言えるようになった。
そうすると、もともとの自分の意見がより輝きを増すこともあるし、または、人の意見を聞くことによって俺の中の意見が変わる時もある。そこが一番大人になったっちゃ大人になったところですね。
ーありがとうございます。例えば、「The Landolt C」には、〈最後は0(ゼロ)になる我ら〉という歌詞があり、他にも、「第六感とテレパシー」の〈(いつか消えるから)〉をはじめ、今作には、やがて来る最期の時をまっすぐに見据えている歌詞が多いと感じました。そうしたビターな人生観を感じつつ、一方で、いつか必ず終わりが来るし、永遠なんてないけど、それでもまだまだ人生はこれからも続いていく、という、これから先の未来へ向けた眼差しも感じます。特に、「涙はどこから来るのだろう」において、〈永遠と儚さの狭間 彷徨うけど〉〈終わりと始まりの知らせ〉といった対比の言葉がペアで据えられていることが、とても象徴的だと思っています。その狭間でもがいたり、悩んだり、時に膝をついたりしながら、それでも、これからも続いていく人生を生きていく。矛盾しているかもしれないけれど、人間って、人生って、そういうもんじゃん、という晴れやかなフィーリングを感じます。
橋本:ありがとうございます。裏付けがないと信じれないというか、信用性に欠けるというか、そういうことをすごく俺は気にしてて。例えば、ライブのMCで、単純に「元気にいこうぜ!」って言って、その言葉に説得力を持たせられる人って、絶対にその背景に過去の経験だったりといった裏付けがある。だから、その人の言葉を信じられるというか。
で、そういうものを美しいと俺は思ってて。そういう音楽こそが、1000年後も残る音楽になると思っているので、俺は、そういう説得力を求めてます。
ーいろいろな経験を経て30代になった今の皆さんが歌い届けるからこそ、それがそのまま、橋本さんの言う裏付けになっているのだと思いました。今回のアルバムのタイトル『生きるとは鼻くそくらいの希望を持つことだ』についても聞かせてください。今回、希望という力強いワードが堂々と掲げられています。最後の曲「僕たちの悲しみはどこへ行く」の中に〈To live is to have hope as small as a booger〉という英語の歌詞があって、このタイトルはこの歌詞とリンクしているのだと思いましたが、希望という言葉を衒いなく掲げる上では、きっと、それなりの覚悟がいるのではないかと想像しました。今このタイミングで、この言葉を打ち出そうと思った理由について聞かせてください。
橋本:これはもう本当に、さっき言った説得力の話と通じると思ってて。バンドを始めたばっかりのガキみたいな奴が希望とか言ってても、信じられない。だから、過去には歌えなかったんですよ。何も分かってなくて、そんなこと言ってる時期もあったんすけど、当時、これって、俺みてえなペーペーが言ってちゃダメなんだなって思うことがあって、その時すごくくらって。で、希望って言葉を言える時期をずっと待ってて、それが今です。
30突破して、ある程度いろんな人に認めてもらって、なんか今だったら、希望って言っても信じてもらえるかなとか、そんなことを思ってます。
ー「ラストベット」の中に、〈希望を渡せるのは 絶望の分かるやつだけ〉という一節があって、今作を特に象徴する渾身のパンチラインの一つだと思っています。
橋本:ありがとうございます。そうっすね。本当に、根本的にそう思ってるんじゃないですかね、俺は。
須藤:「ラストベット」はもともと去年の「ツタロック」での学のMCから作ったんすよ。
ー終盤の〈仲間に向けるときゃグッド〉以降のパートですよね。
橋本:この曲をアルバムで聴いた時に、ライブやフェスの時のことを思い出してくれたら嬉しいなって。だから、このMCは、フェスの終わりとかでよくやってて。
須藤:これ、このアルバムで一番好きな曲なんですけど。っていうのも、たとえ自分たちのバンドの曲であったとしても、言ってることが全部分かる曲って、実は少ないんですよ。それは、学の言葉選びによるところもあると思うし、歌われていることの中には、学しか経験していないこともあるじゃないですか。でも、この「ラストベット」は、俺全部分かるんですよね。一緒にいた時のことしか歌詞に出てこない。全部、「これ、あれじゃん」「これ、マジでそうだな」ってなる。

須藤俊
ー橋本さんは、この曲の歌詞を書いた時のことを振り返ってみて、いかがですか?
橋本:俺が好きな札幌のラッパーがいて、その人が関東にライブしに来た時に観に行って、痺れて。ライブ中、ずっと頭の中で、俺、ラップバトルみたいなことしてたんですよ。こう言われたら、こうだ、こうだ、こうだっていうのをずっとやってて、で、帰りの電車で、なんかもうその熱がずっと冷めなくて、そのままパッて電車でこの曲の歌詞を書いたんです。その時、今こそ、バンドとしての人生観みたいなことを書こうかなって思えたというか。あとは、自分自身の中にある不満とかもですけど、ほんとに、自分が経験してきたことを全て詰め込んだ歌詞ですね。
ー「ラストベット」というタイトルも素晴らしいと思っています。ラスト、つまり、やがて訪れる最期の時を見据えつつ、それでも、そこで足を止めてしまうのではなくベットする、つまり、眼差しが未来を向いている。いつか必ず終わりが来る、それでも、未来に賭ける。先ほどのお話とも通じるタイトルだと思いました。
須藤:曲のタイトルは全部俺が付けてるんですけど、この曲は、ハルカミライっていう意味で付けたから。人生を賭けてバンドやってるから、もうそれ以外の賭けはやんないっていう意味で。このバンドそのものが、「ラストベット」っていう。
ーありがとうございます。改めて、アルバムタイトルについて聞かせて頂きたいのですが、『生きるとは鼻くそくらいの希望を持つことだ』という言葉は、名言など既存の言葉からの引用ではない、オリジナルのラインでしょうか。
須藤:そうっすね。俺もそれ気になって、「この英語って、なんか偉人の名言とか?」って学に聞いて、「違うよ」って言われて。たしかに、偉人は鼻くそって言わないかって。
橋本:「僕たちの悲しみはどこへ行く」の終盤に、英語で何か入れたいなって思って。先ほど、希望という言葉について質問してくださいましたけど、こういう言葉って、日本語でそのまま歌えないというか、歌えなくもないんですけど、ちょっとね、パワーが強すぎて、俺は歌詞に入れたくなくて。でも、こういう芯を突いた歌詞がうっすら英語で流れてるみたいなのいいなって思って。これって英語でどうやって言うんだろうって思って、Google翻訳とかを使って調べて、それを英語の歌詞として入れました。
ー須藤さんとしては、この英語の歌詞を初めて読んだ時、もしくは、この歌詞を日本語にしてアルバムタイトルにしようと思った時のことを覚えていますか?
須藤:今回、アルバムのタイトル、めっちゃ迷って、何回も変えて、どうしようと思って。その時にそれぞれの曲の歌詞をわーって見るじゃないですか。で、「僕たちの悲しみはどこへ行く」は「ラストベット」に次いで2番目に好きな曲だったんですけど、その歌詞を見て、ここの英語のライン、めっちゃいいかもって。で、鼻くそって入ってるけど、これでいっちゃえ、って決めました。
ーこの2020年代を生きていく上で、誰もが、その人それぞれの生きづらさを抱えていて、希望を持ちながら生きることを難しいと思う人もきっと多いと思います。そうした時代において、希望のメッセージを作品に込めて、ライブで歌い届けていく上では、生半可な気持ちではできないというか、きっと大きな覚悟が伴うのだと想像しました。
橋本:本当に、根本そういう気持ちですね。他人への過度な期待とか理想を全部取っ払った時に、じゃあ自分は何が出来るんだろうって。結局自分の中にあるものってほんの小さな種火くらいの希望や情熱だと俺は思うんです。それでも消えずに残る小さな種火を信じて生きていくしかないと思っていて。心の奥底にそれを持った人が、ライブのオーディエンスの中にいっぱいいると思ってるんすよ。今は自分に自信がない、自分自身の中の種火に気付けてないみたいな人がライブハウスには本当にたくさん集まっている。いつか時間が経って、その人が経験を重ねて、ちょっとでもその種火が大きくなったらな、みたいなことを思ってます。
ー一人ひとりの中に、誰からも奪われることのない種火がある。たとえ、それがどれだけ小さいものであったとしても、きっかけ次第で、その種火を燃やしながら、希望を持って生きていくことができる。『生きるとは鼻くそくらいの希望を持つことだ』とは、そういうことであると、今のお話を聞いて感じました。
橋本:俺たち、そんなもんなんだから。否定されたり折られたりしたところで、「そうだよな、じゃあ頑張ろう」みたいな。例えば、「お前、運動神経悪いくせにそんなスポーツなんかやってんじゃねえよ。未来ねえぞ」って言われても、「そもそもそんな才能ねえことは分かってるけど、でも、やるか」みたいな。諦めてやろう、っていう、そういう逆転の希望というか、そういうもんだなと思ってて。

ーありがとうございます。最初のお話にも通じますが、今作は、ハルカミライにとっての新章開幕を告げるアルバムになったと思います。先ほど、ハルカミライというバンドそのものが「ラストベット」である、という須藤さんのお話もありましたが、最後に、これから先の未来へ向けた展望を聞かせてください。
橋本:20代前半から半ばまでは、時代とか、その時代ごとのカルチャーを気にせずに生きてきたんですよ。例えば、音楽とスケボーが結び付いていたり、ファッションと結び付いていたり、政治と結び付いていたりとか、時代ごとにあるじゃないですか。今、昔のジブリの作品を観ても、ちょっと古さを感じるけどやっぱり最高だよねって思いますし、昔の「スターウォーズ」とか、「仮面ライダー」とかも、たぶん、それぞれの時代と結び付いているからこそ、今観ても魅力的なんだと思ったりします。最近は、時代と共に生きてこうってすごく思っています。このアルバムの歌詞を書く時、俺、今のこの時代だからこれ書けてんだな、って思うことが多くて。
ーあくまでも一例ですが、このアルバムの中では、SNSやキャンセルカルチャーといったモチーフが出てきていて、そうした今この時代を覆うムードにしっかりと立ち向かっていく気概を感じます。今という時代とまっすぐに向き合った表現は、後の時代から振り返った時に輝いて見えると思いますし、同時に、そういう表現こそが、今この時代を生きるリスナーと深くフィールし合えるのだと思います。
橋本:その時代の悩みと戦ってる音楽を魅力的に感じるというか。今この時代と共に俺は生きているんだから、いろんなものを巻き込んで、音楽をつくっていきたいって最近は思ってますね。
<リリース情報>

ハルカミライ
『生きるとは鼻くそくらいの希望を持つことだ』
発売中
http://lnk.to/HRKMRI_IHKMK_ec
1. さらば
2. The Landolt C
3. 第六感とテレパシー
4. サニーブルース
5. すっからかん
6. 陽光
7. YAEN
8. 友と君へ
9. K・O・M・A・T・S・U
10. 心の真ん中を叩けば
11. ラストベット
12. 涙はどこから来るのだろう
13. 僕たちの悲しみはどこへ行く
<ライブ情報>
ハルカミライ「ヨーロー劇場2025-202647都道府県ワンマンツアー-BOOGERJOE-」
5月26日(月)東京・八王子RIPS
5月28日(水)愛知・名古屋DIAMONDHALL
5月30日(金)石川・金沢REDSUN
6月6日(金)佐賀・GEILS
6月7日(土)大分・T.O.P.SBittsHALL
6月18日(水)大阪・GORILLAHALLOSAKA
6月20日(金)滋賀・B-FLAT
6月26日(木)群馬・GUNMASUNBURST
6月27日(金)栃木・UtsunomiyaHELLODOLLY
7月9日(水)三重・松阪M'AXA
7月11日(金)和歌山・CLUBGATE
7月16日(水)静岡・LiveHouseUMBER
7月18日(金)徳島・clubGRINDHOUSE
7月19日(土)高知・X-pt.
7月30日(水)岐阜・柳ヶ瀬ants
8月1日(金)広島・HIROSHIMACLUBQUATTRO
8月5日(火)福井・CHOP
8月6日(水)京都・KYOTOMUSE
8月12日(火)長野・伊那GRAMHOUSE
9月13日(土)鳥取・米子AZTiClaughs
9月14日(日)島根・出雲APOLLO
9月26日(金)北海道・小樽GOLDSTONE
9月28日(日)北海道・札幌PENNYLANE24
10月1日(水)青森・八戸ROXX
10月3日(金)秋田・ClubSWINDLE
10月5日(日)山形・酒田MUSICFACTORY
10月10日(金)岡山・CRAZYMAMA2ndRoom
10月11日(土)山口・周南RISINGHALL
10月16日(木)東京・ZeppHaneda
10月21日(火)新潟・上越EARTH
10月22日(水)富山・SoulPower
11月3日(月祝)山梨・甲府KAZOOHALL
11月7日(金)沖縄・桜坂セントラル
11月13日(木)香川・高松DIME
11月15日(土)愛媛・松山WstudioRED
11月22日(土)福島・HIPSHOTJAPAN
11月24日(月祝)岩手・盛岡CLUBCHANGEWAVE
11月25日(火)宮城・LIVEHOUSEenn2nd
12月5日(金)長崎・STUDIODO!
12月8日(月)熊本・KUMAMOTODjango
12月10日(水)宮崎・FLOOR
12月16日(火)千葉・千葉LOOK
12月23日(火)奈良・生駒RHEBGATE
12月24日(水)兵庫・musiczooKOBE太陽と虎
-2026年-
1月9日(金)埼玉・秩父ライブハウスladderladder
1月13日(火)茨城・mitoLIGHTHOUSE
1月15日(木)神奈川・F.A.DYOKOHAMA
1月21日(水)福岡・FUKUOKABEATSTATION
1月22日(木)鹿児島・SRHALL
2月1日(日)東京・八王子MatchVox
チケット:料金:5500円(入場時ドリンク代別途必要)
ツアー特設サイト https://www.harukamirai.com/feature/boogerjoe
Vポイント presents ツタロックフェス2025
2025年3月22日(土)23日(日)幕張メッセ国際展示場9・10・11ホール
主催:CCCミュージックラボ(株)/ライブマスターズ(株)
企画:CCCミュージックラボ(株)
制作:ライブマスターズ(株)
運営:(株)ディスクガレージ
特別協賛:CCCMKホールディングス(株)/ 三井住友カード株式会社
問い合わせ:info@livemasters.jp
【3月22日(土)DAY1】
indigo la End / オレンジスパイニクラブ / KANA-BOON / カネヨリマサル / CLAN QUEEN / Kroi
KOTORI / Chevon / SHISHAMO / トンボコープ / NEE / にしな / ブランデー戦記 / マルシィ / ヤングスキニー / WurtS
【3月23日(日)DAY2】
アルステイク / シンガーズハイ / SKRYU / Chilli Beans. / This is LAST / TETORA / Novelbright /
ハルカミライ / Hump Back / ハンブレッダーズ / FOMARE / プッシュプルポット / bokula. / moon drop / reGretGirl / レトロリロン / ガラクタ(Opening Act)
専用URL:https://eplus.jp/tsutarockfes/
1DAY券各日 U-18:9,300円(税込)/一般:11,800円(税込)
2DAYS券一般:22,000円(税込)
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