◆人気作「謎解きはディナーのあとで」舞台化
シリーズ累計500万部を突破、2011年の本屋大賞を受賞した東川篤哉氏によるヒット小説「謎解きはディナーのあとで」(小学館刊)。毒舌執事とお嬢様刑事が繰り広げる軽快なやり取りと本格的な謎解きが話題となり、2011年に櫻井と北川景子出演でドラマ化、14年の時を経て今年4月からは全国フジテレビ系“ノイタミナ”にてTVアニメが放送中と人気を誇るミステリーだ。
今回は脚本に演劇ユニット「Mo’xtra」を主宰し、「デカローグ Ⅰ~Ⅹ」の上演台本や「私の一ヶ月」の脚本を務めた須貝英氏、演出に「歌喜劇~蘇る市場三郎 冥土の恋~」やミュージカル「アメリカン・サイコ」で演出を務める河原雅彦氏のもと、舞台オリジナルストーリーにて音楽劇として上演する。毒舌執事・影山を上田が、お嬢様刑事・宝生麗子を玉井が、麗子の上司で派手な御曹司警部・風祭京一郎を橋本が演じる。
◆上田竜也、櫻井翔からのアドバイス明かす
初日を迎えた感想を問われた上田は「稽古が始まって1ヶ月が経ちますが、本当に『長いようで短い』という言葉がぴったりだなと思って」と語り「稽古場とは違ったお客様の笑いがあったり、新鮮でした。初日が明けてしまったら終わりまですぐだな、と思ってちょっと早いですけど寂しい感覚もあります」としみじみ。橋本は「上田くんとがっつりお仕事をさせていただくのが本当に初なんですよ」と明かし「稽古場の席とかもずっと隣なんです。何かを喋ってるわけじゃないんですけど、めちゃくちゃ落ち着くんですよ。すごく落ち着いて」と語った。橋本は「ぱっと隣を見たら、せんべい食ってたり…。せんべい大好きなんだなと思ったりして(笑)」と上田の行動を笑いながら暴露した。
ドラマ版では、公私ともに親交が深く“兄貴”と慕う櫻井が影山を演じたことから、上田は「最初にお話をいただいたときは、やはり嬉しく思うと同時に結構プレッシャーもかかってきました」と吐露。
さらに、執事の仕草に苦労したともいい「映像、映画、ドラマ、アニメを観て、所作はバトラーの方に教えていただいたりもしたんですけど、立ち振舞いは一番大変だったかもしれないです」と語った。
橋本は自身が演じる風祭について「やっぱりどうしても原作に近づけられないので…どう頑張ってもあんなにかっこよくできないので、自分なりにぶっ飛び方とかを研究した」と話し「原作を見て来る方はちょっと『あれ?』ってなっちゃうかもしれませんけど、やっぱり舞台オリジナルなので。風祭もオリジナルにして立っていきたいなと思っています」と意気込んだ。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】