◆市川團十郎「国宝」効果語る
團十郎は「昨今のエンタメ映画諸々で、我々が出ている舞台の客層が随分若い方々が増えてきたな、と実感としてありまして」と説明。客を舞台に上げたときのことも振り返り「お話を聞くと『初めて歌舞伎を見る』と。結構なご高齢の方でも『初めて見る』って。『なんでですか?』って聞くと、みなさん『国宝』を見たから来た、という方が多かった」とロングランヒットを続けている映画『国宝』(2025年)による影響を語った。
また、「新しいもので触れやすいものを楽しむというフェーズという段階もありますが、今だったらもっと学んで歌舞伎を楽しんでみようと思ってくださる方が、昨年のこの時期に比べたら明らかに多くなっているような感覚がございます」と客層の変化を感じていることを明かした。
◆市川團十郎、演目への考え語る
團十郎は今回の演目に関して「1月に古典にしていこうと思ったのは、今だったら、より歌舞伎が好きだった方も、歌舞伎を見たことない方も、歌舞伎に挑戦している方も、学んでみたいと思ってくださるんじゃないのかなと」と考えを告白。『熊谷陣屋』などは学ぶことによってより深みが増すと言い「それはなぜかというと、古典だから。長くこの日本という文化に根付いている現実だから。それを楽しんでもらえるような状況に入ってきただろうと。迎合する、ではなく、歩み寄っていただくフェーズに入ってきたという肌感覚でございます。そういう意味で古典を並べていくと決めさせていただいたのも私です」と打ち明けた。
そして、現在10代となった我が子をどのように見ているかという質問が飛ぶと、團十郎は「私よりかしっかりしてるんじゃないですかね。
さらに團十郎は、自分たちは比較的にスタンドプレーで頑張っていた時代だったと振り返り「これから10代、20代前半の人たちは、輪となって歌舞伎を盛り上げていくのかもしれないな、なんて微笑ましく見ております」としみじみ。「7歳の時の私のやる気のない、やらされている感がある『外郎売』と、9歳で一人でもやったときの彼(新之助)の瞳の奥の熱量は、見れば一目瞭然の差がございます」と口にし「そういうところはこのまますくすくと、私は邪魔せずに育てていきたいなと」と微笑んだ。
記者が「今日はいつも以上に新之助さんがお父さんをよく見てる」と口にすると、團十郎も「見てますね。ずっと視線感じます。なんなの?」と新之助に質問。すると新之助は「特に見る場所がない」と正直に答え、会場は笑いに包まれていた。
◆新橋演舞場で開催「初春大歌舞伎」
新橋演舞場では、2026年1月3日から同月27日にかけて「初春大歌舞伎」を昼夜二部制にて開催する。
昼の部の切には、團十郎が柿色の裃にまさかり髷姿で初春の挨拶をする『口上』。夜の部では、新之助が初役で主人公の曽我五郎を勤める歌舞伎十八番 『矢の根』。河竹黙阿弥作、八代目團十郎によって初演され、受け継がれてきた市川團十郎家所縁の名作『児雷也豪傑譚話』では、團十郎が児雷也実は尾形弘行を初役で勤め、ぼたんが草刈娘実は弘行妹深雪姫役で出演。続いて、新歌舞伎十八番のひとつとして知られる歌舞伎舞踊の大曲『春興鏡獅子』にて、小姓弥生後に獅子の精に團十郎、胡蝶の精にぼたん、新之助という配役で、親子三人の競演が実現する。(modelpress編集部)
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