【モデルプレス=2026/01/07】俳優の成宮寛貴東出昌大が7日、都内で開催された「サド侯爵夫人」初日前会見に出席。それぞれの印象を語った。


◆東出昌大、成宮寛貴との初共演に刺激

サン・フォン伯爵夫人役の東出は、舞台衣装に黒リップをあわせたビジュアルを披露し「あの稀代の天才・三島由紀夫、100年に1人の天才・三島由紀夫が書いた戯曲。それが、6人の登場人物が全員、台詞の応酬だけで構成している。役者にとっては非常に腕が試されるし、これが作品として大成すれば、それは演劇史の金字塔に並ぶことができうる作品になると思うので。明日から幕が開くんですけれども、今後とも考え続けて、役者同士で高め合って、満員のお客さんの前で『素晴らしい、これが現代演劇の最高峰か』と思っていただけるような、そういう実のあるお芝居をしたいなと思います」と熱い思いを語った。

東出との初共演について、成宮は「どこの現場でも会ったことがなかったんですよね。初めてで。東出くんは最初に『僕、心配性なので』って言って、稽古初日からほぼほぼ台詞は完璧で(笑)。自分自身の考えをしっかり持っていて、そしてどこか動物的な、ちっちゃな動物的なところもあったり。おっきいんだけど(笑)」とコメント。どこが小さな動物的なのかと問われると「心配性な姿っていう(笑)。とても優しいし素敵な方だと思います」と語った。

東出は「成宮さんは、やっぱり印象は柔和な方で。
初めてお会いした時。でも裏に入ってみたら、もっと柔らかい人で(笑)。成宮さんのいる所は、必ずその現場は明るくなると思います。ですので映像の現場に行っても、どこの現場に行っても、成宮さんっていうのは朗らかな。日向ぼっこというか、そういう温かさ、太陽の黄色い光の温かさみたいなものがある方なんだなという印象で。もっともっと芝居の中でも絡みたかったんですけれども、本当に一瞬すれ違うだけなんですよね(笑)。でも、楽屋からモニターで姿を拝見しておりますが、毎日楽しいです」と笑顔を見せた。

なお、この日はルネの妹・アンヌを演じる三浦涼介、ルネの友人・シミアーヌ男爵夫人を演じる大鶴佐助、女中・シャルロットを演じる首藤康之、ルネの母・モントルイユを演じる加藤雅也、そして演出を務める宮本亞門も出席していた。

◆「サド侯爵夫人」

1965年に発表された三島由紀夫の「サド侯爵夫人」は、18世紀フランスを舞台に、舞台上には登場しないサド侯爵をめぐって、6人の女性たちの美徳・悪徳・肉欲・信仰といった人類普遍の観念が激しく対立し、人間の本質をあぶり出す物語として、日本国内のみならず海外でも高い評価を得ている。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】
編集部おすすめ