◆杏、二拠点生活のきっかけは?
杏は現在、パリと東京の二拠点生活を送っている。『杏のパリ細うで繁盛記』は、リアルタイムな二拠点生活が描かれたエッセイ、『杏のとことこパリ子連れ旅』は、パリに引っ越すきっかけとなった、子どもたちとの3回の旅の楽しさと大変さをビビットに描いたエッセイだ。
仕事に子育てと忙しい暮らしの中で執筆する時間について杏は「書く時間って何かの合間とかにはなかなか出来なかったり、本当に一人きりの時間にならないと書けないので、大体子どもたちが寝た後の夜遅くに書いていたものが多いです」と告白。「自分の机がちゃんとあるはずなんですが、なぜか台所で書くことが多かったです(笑)」と語った。
パリと東京の二拠点生活を決めたきっかけについて話す場面で、杏は「もともとモデルをしていて一番多く訪れていた場所がパリという街でした」と回想。20年ほど前、スマホがない時代に紙の地図を持って走り回っていた経験があったと振り返り「その下地があってパリの地理が少しわかっていて。その時に出会った人たちも何人かいらっしゃって。ここでだったら私、楽しく暮らしていけるかもしれない、と」と明かした。
さらに杏は、パリには歴史もアートも美味しい食事もあると続け「たくさんの人が住んでいて、いろんな文化、考え方、家族のあり方、たくさんの人がひしめきあっている。私と子どもたちは、子どもたちの学生時代という大きな転換期の中でこの街で暮らしたら一体その後にどんな人生が待っているんだろう?と」としみじみ。「また違う国で子どもたちが学びたいということもあるのかも、と想像しているし、日本の学校に行きたいとか、いろんなところで仕事をしてみたい、とか」と子どもたちの未来にも目を向け「この後私どこにいるんだろう、全然わからない。世界中どこにでも住んでみたいな、なんて思っています」と笑顔。
◆杏「フランスで頑張っていきたい」
「フランスにまだ住みたいと思っていますか?」という質問に、杏は「今4年近く経って、子どもたちはいろんな新しい生活をスタートさせてはいるんですが、私自身はやっとスタートラインに立てたような気がしている」と打ち明け「ここから何年住むのかはまったく予想が出来ないのですが、ここからいよいよフランスで頑張っていきたいなって思う」と回答。具体的に何かがあるわけではないとしながらも「時間が経ってやっと、目の先だけを見ていたものが、視点がつま先から先の方に行ったような気がしているので、もっともっと頑張っていきたい」と意気込んだ。
杏は、日本が海外で注目されていることを感じていると言い「もっともっと日本について学んでいったり発信していけるような立場にもなれたらいいな、と思っています」とニッコリ。「この二拠点生活を通して、2つの国ともっともっと密に関わっていきたいなと思います」と言葉に力を込めた。(modelpress編集部)
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