ドラマやCMで大活躍中の川口春奈(19)が「痴女ではないか」とネット上で話題になっている。きっかけは10月7日に放送された『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)で千葉雄大(25)が漏らした一言だった。



 問題のシーンは「この人ちょっと変かも」というトークテーマの中で起こった。俳優の玉木宏(34)が映画で共演した千葉について「千葉君が某女優さんに"たまちん"を触られているのを目撃した」と話すと、「ベテラン女優に握られたんやー」とおどけてみせる明石家さんま(59)に、千葉が、「いえ、年下です」「そのコとは何回か共演していて、いつ会っても『久しぶり、チン!』みたいに触ってくる」と告白したのだ。

 この発言にネットの巨大掲示板が素早く反応。「千葉雄大と玉木宏の過去共演作品は映画『幕末高校生』のみ」、「『幕末高校生』に出演し、それ以前に千葉雄大と複数回共演したのは、テレビドラマ『桜蘭高校ホスト部』(TBS系)と『白戸修の事件簿』(同)に出演している川口春奈しかいない...」と、問題の痴女が川口ではないかと特定されたのだ。

 川口は2007年のローティーン向けファッション誌「ニコラ」(新潮社)のオーディションでグランプリを獲得し、同誌でモデルデビュー。2009年のテレビドラマ『東京DOGS』(フジテレビ系)で女優デビューすると、翌年の3月には、BSフジ開局10周年記念番組『初恋クロニクル』でドラマ初主演を果たしている。
その後、大手企業のCMやゴールデン枠の連続テレビドラマ主演など、順調にタレントとしてキャリアアップしている。そんな彼女がどうして若手人気俳優に痴女行為を...!?

「既に話題にもなっていますが、彼女は本当に天然なんですよ。空気を読めないところもあって、思いもよらぬ発言や行動で共演者を驚かせたことも少なくありません」(芸能関係者)

 確かに、川口はバラエティ番組でお笑い芸人のFUJIWARA原西孝幸(43)のギャグを完コピしたり、『Mr.ビーン』の顔マネをしたりと、他の清純派女優とは一風変わったところがある。また、映画『好きっていいなよ。』のキャンペーンでは、司会者にキスを振られた彼女が恋人役の福士蒼汰(21)の頬に躊躇なくキスしてしまい、会場の福士ファンから悲鳴が上がったエピソードもある。天然すぎて異性に対しての意識が希薄なのだろうか? 千葉の言う"年下の女優"が、ネット上で指摘されているように、もし本当に川口だとしたら、それは彼女の天然ゆえの無邪気なボディタッチだったようにも思える。


 そんな"無邪気"で"天然"な川口だが、忘れてはいけないエピソードがある。それが"低視聴率女王"騒動だ。

 3月放送の『アナザースカイ』(日本テレビ系)に出演した川口は、民放連続ドラマの最低視聴率を更新した主演ドラマ『夫のカノジョ』(TBS系)について触れ、「(視聴率は)気にしないとは言ってましたけど、めちゃめちゃ気にしてたし、みんながフォローしてくれるのが逆に悲しかった」と当時の本音を明かし、繊細な性格の一面も見せた。その直後には、ネット上で「こんなに素直な子はなかなかいない」「応援したくなる」と好意的な反応が続出した。最近ではドラマ『金田一少年の事件簿N』(日本テレビ系)シリーズのヒロイン役が好評のまま終了し、CM出演なども増え、女優として確実にステップアップすることとなった。

 今回、思いもよらぬ"痴女疑惑"で名前が上がってしまった川口。
"低視聴率女王"騒動以降の大逆転劇よろしく、こういった話題こそバネに、天然キャラの物怖じしない女優として、テレビで堂々と『久しぶり、チン!』を披露してほしいものだ。
(文=坂上五郎)