深夜の人気バラエティ『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)が21日、放送100回を迎えた。記念すべき回ではタレントの鈴木奈々(26)が特別ゲストとして登場し、彼女の独断によるキャスティング企画が行われた。

鈴木によって選ばれたのは、「ジャスティン・ビーバーに口説かれた」や「ワン・ダイレクションに言い寄られた」と発言し、たびたびネットで炎上しているモデルの寿るい(25)やハーフタレントのアマンダ(26)など。そんな中、鈴木から「芸能界一、欲求不満な女」と紹介されたのが益つばさ(29)だった。

 2013年の1月に離婚し、現在一児のシングルマザーである益若は、ただいま「夜の営み」を勉強中であることを告白。これまで、男女関係ではあまりセックスを重要視してこなかったが、「大人になるにつれ」徐々に考え方が変わり、今では「大切なことなんじゃないか」と思うようになったと話した。かつては、お互いの気持ちがあればセックスなどしなくてもいいと信じていた彼女が、今では、『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社)を愛読書とし、同シリーズの「スゴ技編」も読んでいるというのだから、よほど大きな変化があったのだろう。

 番組の中では、そんな益若の心変わりに対して鈴木も大きく頷いていた。
今年1月に結婚し、当初は相手男性とのラブラブぶりを全面にアピールしていた彼女も、近頃ではバラエティ番組で堂々と夫婦の性生活について「雑になった」と不満を漏らしている。結婚生活の只中にいる鈴木には益若の気持ちがよく理解できるのだろう。「つばさちゃんから本を借りた」との発言もあり、鈴木もセックスについて勉強中のようだ。

 さらに益若はSMにも興味がわいていると話を続ける。「プレイがしたいわけではない」と前置きしていたが、番組で紹介された写真では、女王様風のマスクを装着する姿が披露された。カリスマモデルらしく、「衣装が可愛いから」とSMに注目するきっかけを話し、この日の収録にも、セクシーな黒のストッキングとガーターベルトで挑んでいた。
その艶っぽいベルトの隙間から白いナマ足をチラつかせる姿には、すでに"つばさ女王様"といった雰囲気がにじみ出ていた。

「2000年代後半からの読者モデルブームの先駆者である益若さんには、当時から根強いファンがいます。『100億円ギャル』と呼ばれ、着用した服やアクセサリーが瞬く間に売れたという伝説の持ち主ですから。さすがに今では100億ということはないでしょうが、それでも彼女の言動に心を動かすファンは多いです。今回の番組で、セックスを勉強中と発言し、SMに興味があると言っていましたが、つばさファンの中にはさっそく『女医が教える~』を読み、ガーターベルトを購入した人もいるのではないでしょうか」(芸能ライター)

 9月にはツインテールの女子高校生姿をブログで公開した益若だが、そのアラサーとは思えない若々しさにはネット上からも称賛の声が上がった。同時に体操着姿もアップされており、こちらもまた「抱きしめたい」「どう見ても10代」と話題を集めた。
彼女のコスプレファッションにはファンならずとも関心を持つようだ。

 根強いファンだけでなく、得意のコスプレでネット人気を獲得する益若。今回番組で披露した女王様風ファッションでは、新たなファン層が誕生することだろう。
(文=峯尾)
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)