不倫騒動をきっかけに芸能活動を休止しているベッキー(32)。そんな中、彼女がMCを務めていた『にじいろジーン』(フジテレビ系)の新レギュラーとして女優の清水富美加(21)が加入することがわかった。

彼女の情報バラエティーレギュラーは今回が初で、4月2日の放送回から登場する。

 同番組はベッキーの休業以降、山口智充(47)とお笑いコンビガレッジセールという男性3人がMCを務めてきたが、清水が唯一の女性メンバーとして加わる。なお、清水はベッキーの後任ではなくあくまでも新レギュラーというポジションで、ベッキーのMC復帰が引き続き待たれている状態とのことだ。

 この清水の『にじいろジーン』加入に、ネット上では「いい人選」「ポスト・ベッキーにうってつけ」との声が出ている。

 清水といえば、2011年に『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)で、弾けっぷりが印象的なヒロインを務めたことで注目度が上昇。その後、昨年のNHK朝の連続テレビ小説『まれ』で主人公・土屋太鳳(21)の親友役に抜擢され、幼なじみでありつつも時には激しくぶつかり合う難しい役で、演技力の高さを世間に知らしめた。


 また、バラエティー出演時における天真爛漫な振る舞いも人気。昨年放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に登場した際には、所属事務所のオーディションを振り返って「(当時)中学2年生のわりには計算して挑んだ」と本音を明かした。そのオーディション会場にはキレイな女性がたくさんおり、自分のことを「垢だらけのブス」だと感じたため、「キャラクターを作って前に出していこう」と決意したという。そんな彼女の気取らない発言に、視聴者からは「キャラ作りを宣言するところがいい」「素直でイイ子なんだな」と好意的な意見が相次いだ。

「女優業のみならずバラエティーでも活躍する清水さんですが、独特な個性にはネガティブな意見もある。昨年の音楽番組『Love music』(フジテレビ系)に出演した際には、番組MCの森高千里さん(46)にいきなり年齢を聞き、『お母さんの1コ下です!』とはしゃいでしまい、『空気が読めないのか』『見ててハラハラする』との批判が出たこともあります。
また、『まれ』で共演した女優の土屋太鳳さんについて、『いつ死んでも天国に行くぐらいすごいイイ子なんですよ』と、誤解を招きかねない発言をしたこともあった。

 レギュラー加入した『にじいろジーン』は朝の情報バラエティーですから、ゴールデンタイムなどの番組よりも幅広い年齢層の視聴者がターゲットになります。そのため、普段よりもテンションを抑えたほうが、番組ファンにも受け入れられるでしょう。まあ、彼女は『キャラを作っている』と公言しているので、すでに朝の情報バラエティー用の新キャラを用意しているかもしれませんね(笑)」(芸能ライター)

 視聴者参加型の企画が豊富で、和気あいあいとした雰囲気で人気の『にじいろジーン』。可愛らしい笑顔と素直な性格で好感度も高い清水が加われば、土曜の朝がいっそう明るくなりそうだ。
(文=サ乙)