ブラジャーに効果がないですと?


「ブラジャーは胸の形を正しく保つ」というのが我々女性の常識だが、それが間違っているという説が発表された。ブラジャーをつけなければ、胸が「垂れてくる」のを年間7ミリも止めることができるというのだ、ギョエッ!

■ブラジャーすると胸が垂れる、常識とは反対

この研究を発表したのは、フランスのブザンソン中央医学大学(the Centre Hospitalier Universitaire in Besancon)の研究チーム。
スポーツ医学のスペシャリストJean Denis Rouillon氏によるものだ。

Rouillon氏によれば「医学的、生理学的、解剖学的に、“重力”を否定することは胸にとってなんのメリットもありません。常識とは反対に、ブラジャーをすることで胸は垂れるのです」というのだから、マジか!

ノーブラは年7ミリの乳垂れ防ぎ、科学的に正しい 逆にブラは胸垂らす、フランスの大学研究

ブラ無しはたしかに楽だけど…。


■330人、660の胸を調査

研究チームは97年から、18歳から35歳の女性ボランティア330人を対象に、胸が年をとるとともにどのように変化するかを調査した。その結果、ブラジャーによる弊害および、ノーブラによる年間7ミリの防止効果を突き止めたのだ。ブラを着用することによって、胸の細胞組織の成長が阻害される、その結果早く垂れるという。


ただし、研究はあくまで比較的若い世代の女性たちを対象にしたもので、ブラ害悪論はまだ一般化していうには早い。実際に、男性たちの邪なる視線から、子供たちを育む神聖な部分を守る効果などがあるわけだし…。

文/関本尚子