8月2日、グリー株式会社は2019年度6月期の第4四半期決算を発表しました。4Qの売上高は174.1億円(QonQマイナス2.3億)、営業利益は13.4億円(QonQマイナス2.1億)。
本記事では主にVTuber/ライブ事業関連についての記載・発表を取り上げます。
「REALITY」を中心にコンテンツを拡充グリーはゲーム事業、広告メディア事業、VTuber(バーチャルユーチューバー)を含むライブエンターテインメント事業という3本の事業を柱としています。ライブエンターテインメント事業では、3Dアバターを作成・配信できるアプリ「REALITY Avatar」や、VTuber専用専用ライブ配信アプリ「REALITY」を提供しています。(2019年3月に全機能が「REALITY」に統合)
「REALITY」では、総勢40名以上のVTuberが出演するイベント「REALITY FESTIVAL 2 >DIVE」が開催された他、アーティストのオーイシマサヨシ(大石昌良)氏がMCを務める、音楽レギュラー番組「ぶいおん!!」や、VTuberニュース番組「週刊MoguLive!」など公式番組が拡充されています。
また、「REALITY」は2019年5月にVRライブ・コミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」を提供する株式会社バーチャルキャストと提携を開始、そのほかアプリ内にアバターガチャ機能を実装するなど機能拡充も行われています。
決算資料内では、今後もライブエンターテインメント事業において「REALITY」を中心に前期同水準での投資を継続するとのこと。また、新規VTuberを発掘・プロデュースするプロダクション分野に加え、BtoBソリューションを提供する分野にも取り組んでいくとしています。
(参考)グリー株式会社 IR情報