家族が集まるリビングには、物も集まってきます。時計や財布、携帯ゲーム機に郵便物……こまごましたものをスッキリと整頓するのはなかなか難しいもの。
そこで役立つのが、作家の金子由紀子(かねこ・ゆきこ)さんが提案する「通い箱」。一体どんな物なのでしょうか。

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リビングにあふれる物を片づけるとき、いちばんやっかいなのは家族の持ち物。それぞれが自分の部屋から持ってきた物が、置きっぱなしにされがちなのです。片づけたくても、本人にしか片づける場所が分からず、困ってしまいます。そこで、家族それぞれの「通い箱」を作り、家族の物を分類しましょう。
箱に分けるだけで片づけの第1 段階はクリア。箱の中身を各自で片づけるくせをつければ、1人で片づけをがんばる必要はありません!

■家族それぞれの通い箱に分けて

家族の数だけ用意した「通い箱」に、それぞれの持ち物を分けて入れます。あとは各自で自室に箱を持っていき、中身を片づけたらリビングに戻しておくようにしましょう。
【写真解説】

■通い箱の置き場所を作っておく

通い箱は、ふだんはリビングのどこかに置き場所を作っておくのがベスト。置く場所に合わせた大きさの箱を選ぶとよいでしょう。目立たない色の箱やカゴなら見た目もスッキリ。
名前を書いたシールを貼ると、各自が責任を持って管理できるようになります。イラストのシールや色テープなどで目印をつけても◎。
【写真解説】

■『NHKまる得マガジン 苦手な人でも大丈夫! 1日5分“そこそこ”片づけ術』より