8月17日、新潟市南区にあるブルーベリー畑で、出荷用に育てられていたブルーベリー約10キロが盗まれる被害がありました。警察は窃盗事件とみて捜査を進めるとともに、今後本格化する農作物の収穫シーズンを前に、防犯対策の強化を呼びかけています。
被害に遭ったのは、70代男性が管理する新潟市南区の畑で、8月17日の午前8時ごろ、男性が畑を訪れた際に、出荷用に育てていたブルーベリー2品種、約10キロ(時価総額約3万円)がなくなっていることに気付き、警察に被害届を出しました。
畑では複数の品種のブルーベリーが栽培されており、いずれも収穫時期を迎えていました。男性が所有する畑全体の面積は約2000平方メートルで、そのうち被害を受けたのは5メートル×35メートルの畝2つ分に相当。木になった実の部分のみが摘み取られていたということです。
畑には、全体を覆うように鳥よけのネットが設置されていましたが、柵や防犯カメラなどはありませんでした。
警察は窃盗事件として捜査を進めるとともに、農作物の収穫が盛んになるこれからの時期、センサーライトや防犯カメラ、ネットなどの防犯設備を設置するよう呼び掛けているほか見慣れない人や車を目撃した際には警察に通報するよう求めています。