サッカー・明治安田J1アルビレックス新潟は8月16日、ホームで川崎フロンターレと対戦。試合序盤に先制するも追いつかれ、1-1の引き分けで終了連敗はストップしたものの、勝利を飾ることはできませんでした。

■6連敗のアルビ…サポーターも勝利への思い強く「きょうこそ勝ち点3を」

約1カ月ぶりとなったビッグスワンでの一戦。試合開始2時間前、選手たちを出迎えるサポーターも勝利への思いをよりいっそう強くしていました。

【サポーター】
「なかなか中断期間後も改善されていない面もあると思うが、それでも攻撃とかは良くなってきている面もあったので、そこに期待したい」

【サポーター】
「私たちは応援することしかできないので、私たちの応援で少しでも足が一歩出るとか、最後詰められたらと思っている」

【サポーター】
「きょうこそ勝ち点3を取りに行くように。いまJ1リーグ20位なので、そこから降格圏内を脱出したい」

【吉田優アナウンサー】
「中断期間明け初のホーム戦は新加入選手6人がスタメン入り。6連敗中の流れを断ち切るべく、勝利に向けてどんなプレーを見せてくれるのでしょうか?」

■白井の加入後初ゴールで先制も…守備にほころび

サポーターに勝利を届けたいアルビ。ホームで川崎フロンターレを迎え撃ちました。

試合が動いたのは前半7分。新加入の小原がボールを奪い、その後、細かくパスをつなぐと最後は白井!加入後、初ゴールで先制し、会場の熱気も一気に高まります。

【アルビ 白井永地 選手】
「チームとして良い流れでボールをつないで、僕のところに良い落としが来たので、コースを見る余裕もあったし、しっかり流し込むだけだったと思う」

その後も追加点を狙おうと、前節、得点をアシストしたブーダを中心にゴールに迫るアルビですが、惜しくも決めきることができません。

すると、前半終了間際、課題としている守備にほころびが…コーナーキックのこぼれ球を拾った川崎・伊藤にシュートを放たれ、まさかの失点。

5試合ぶりの先発出場となったGK田代もゴールを守り切ることができず、試合を振り出しに戻されてしまいます。

■連敗ストップも勝利ならず「突き詰め切れてない部分あった」

エンドが変わった後半。

なんとか追加点がほしいアルビは、中盤からドリブルで仕掛けたブーダのシュート、そして、後半終了間際には途中出場の島村がチャンスをつくりますが、決めきることができず…このまま試合終了。

連敗はストップしたものの1-1の引き分けに終わり、アルビは訪れた2万6000人を超えるサポーターに勝利を届けることはできませんでした。



【アルビ 入江徹 監督】
「ポイントが取れたという部分ではよかったと思うが、自分たちは(勝ち点)1を取るためではなくて、3を取るためにきょうのゲームに臨んでいるので、そういったところでは、まだまだ自分たちが突き詰め切れてない部分があった。そこは修正していかなければいけない」

今シーズンは残り12試合。最大の目標であるJ1残留に向けて、厳しい状況が続いています。

アルビの次の試合は8月23日、ホームで鹿島アントラーズと対戦します。

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