今年7月から8月までの間、自動車運転代行業の営業停止を命ぜられていたにもかかわらず、営業を行った疑いで43歳の男が逮捕されました。
自動車運転代行業の業務適正化に関する法律違反の疑いで逮捕されたのは、新潟市東区の自動車運転代行業経営の男(43)です。
男は今年7月24日から8月2日までの間、新潟県公安委員会から自動車運転代行業にかかる営業停止を命ぜられていたにも関わらず、自動車運転代行業を行い、処分に違反した疑いが持たれています。
別の業者から「営業停止中にも関わらず営業している」と警察に情報提供があり、対象業者の車を尾行するなどの捜査の結果、無許可営業の指示をした男の逮捕に至ったということです。
警察によりますと、この業者は、営業に必要となる警察の立ち入り検査で書類の不備が複数回確認されていたため、営業停止の処分となっていました。さらに、警察をだまそうと、別の業者の商標を車に貼り付け営業していたということです。
警察の調べに対し、男は容疑を認めていて、警察は共犯者や余罪もあるとみて捜査しています。