佐渡の夏祭りの最後を飾る『小木港祭り』が8月31日までの2日間行われました。

新潟県の無形民俗文化財『宿根木ちとちんとん』は男役・女役のユーモラスなかけあいが特徴です。



【地元の人】
「子どもの頃からずっと見ている。息子にも見てもらって、ずっと続いてくれたらいいと思う」

一方、航海の安全を祈った木崎神社では、大獅子が子どもたちの頭をかんで福を授けていました。

【大獅子にかまれた子どもの保護者】
「今年一年、健康に大きくなれるようにと願ってかんでもらった」

中でも注目を浴びたのは、佐渡民謡を披露した羽茂高校の郷土芸能部です。

【羽茂高校 郷土芸能部の部員】
「今、すごく部員が少なくて(5人)。来年はたくさんの人に羽茂高校の郷土芸能部に入ってほしいと思いながら踊った」

去年8月には、国の“重要伝統的建造物群保存地区”に指定された小木地区。今年の祭りには、例年以上ののべ2万人が訪れました。

【小木港祭り実行委員会 木村富美雄 会長】
「伝統ある小木港祭りを継続していくためには町民の応援が必要なので、大変ありがたく思っている」

祭りの成功が観光のさらなる盛り上がりにつながることが期待されています。

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