新潟市中央区で9月6日・7日、『ぼうさいこくたい』が行われました。過去最多の団体が参加し、防災・減災の取り組みを発信。
7日までの2日間、新潟市中央区の朱鷺メッセで行われた『ぼうさいこくたい』。
【坂井学 防災担当相】
「新潟県のこれまでの大災害の発生と、それを乗り越え、復興を成し遂げてきた経験は、災害の教訓として各地に受け継がれ、災害対応に生かされている」
防災意識の向上に向け、内閣府が主催し、2016年から毎年行われているこのイベントは、県内では初開催。過去最多となる約470の団体が参加し、防災・減災の取り組みを発信しました。
【記者リポート】
「こちらでは子どもたちが防災について学ぶ教室が開かれています。大雨や地震などの災害が起きたときに、どんな準備をしたらいいのか学んでいきます」
避難の際に必要なものを考えるなど、楽しみながら家族で防災について学んでいました。
【子ども】
「(災害時は)防災リュックを持って、避難所に避難する」
【保護者】
「楽しく防災のことを学べたので、家族で防災について考える良い機会になった」
視察に訪れた花角知事も防災への意識を新たにしていました。
【花角知事】
「防災に関する啓発、県民の意識を高めていくのは行政としてしっかり取り組んでいきたいと思う」
多くの災害を経験している新潟がその教訓をつなぎ、発信していくことは大きな意味を持っています。