新潟県湯沢町土樽地内の川で、投網をしていた男性がクマに襲われました。男性はつけていた水中メガネを爪で引っかかれましたが、ケガはありませんでした。



28日午前11時ごろ、湯沢町土樽の大源太川で投網をしていた男性がクマに襲われました。

約30分後に男性と一緒に投網に来ていた家族が「男性がクマに襲われた。クマの爪が男性の水中メガネに当たったが、ケガはない。クマは北方向に逃げていった」と警察に通報。

警察によりますと、男性は川の中に入って投網をしていたところ、体長1mから1.5mほどのクマに襲われたということです。

また、襲われた男性の近くにいた人が大声を出したり、石を投げ、クマはその場から山の方に立ち去ったといいます。

県内ではクマの出没件数が最多で、人身被害は8件発生。このうち南魚沼署管内では、27日も川釣り中に76歳の男性がクマに頭をかまれるなどの被害も発生していて、これまでに3件3人の被害が出ています。

県はクマ出没警戒情報を発表し、警戒を呼びかけています。

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