新潟県十日町市で一般住宅の車庫に保管してあった新米のコシヒカリあわせて240キロが盗まれる被害が発生しました。
盗難被害の届け出は十日町署管内では今シーズン初めてで、警察は保管施設には必ずカギをかけておくよう呼びかけています。
10月13日午前10時ごろから14日午後7時ごろの間、十日町市の50代男性の住宅敷地内にある車庫からコシヒカリの玄米8袋が盗まれる被害が発生しました。
事件は盗難被害に気付いた男性から「コメが盗まれました」と警察に届け出があったことから発覚。
盗まれたのは、新米のコシヒカリの玄米あわせて240キロ(時価合計約15万5000円相当)で、いずれも住宅敷地内にある車庫の中に置いてあったものでした。
警察によりますと、男性がコメを保管していた車庫はシャッター付きのもので、当時シャッターは閉めていましたがカギはかけていなかったということです。
また、コメは販売用などではなく、家庭内で食べるために買って保管していたものだったといいます。
十日町署管内ではコメの盗難被害は今シーズン初めてで、警察はコメなどの農作物を保管する場合には、施錠設備のある倉庫などに保管し必ず施錠することや見慣れない人、車を目撃した時には警察に通報することなどを呼びかけています。