新潟県議会は22日午後に採決が行われ、東京電力・柏崎刈羽原発の再稼働を前提とした補正予算案と再稼働容認の判断を示した花角知事の信任を示す付帯決議案が可決される見通しです。

【花角知事】
「(Q信任・不信任の答えが出る)そういう意味では待っている」

「(Q議論は深まったと考える)それは尽くされたのではないか」

22日朝、報道陣の取材にこう話した花角知事。



柏崎刈羽原発を巡り再稼働容認を表明した上で、12月県議会で自らの信任・不信任を仰ぐ考えを示していて、県は再稼働を前提とした原発の安全対策に関する広報費を盛り込んだ補正予算案を提出。

最大会派の自民党などは、この補正予算案に賛成し、知事を信任することを示す付帯決議案を提出する予定です。

補正予算案と付帯決議案はともに22日午後の本会議の採決で可決される見通しで、これを受け花角知事は23日にも赤沢経産大臣に再稼働容認の意向を伝える方針で、地元同意の手続きが終了することになります。

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