今週末開幕するミラノ・コルティナ冬季オリンピック。スキークロスで2大会連続の出場となる新潟県長岡市出身の古野慧選手に意気込みを聞きました。

■前回は悔しい結果に「緊張していた部分あった」

【古野慧 選手】
「4年前と比べると自分の滑りが変わってきていると思うし、スタートとかは世界でも勝負できるくらいになってきた」

自身の成長についてこう語るのは、スキークロスで世界の舞台で活躍する長岡市出身U-NEXTHOLDINGSスキークラブの古野慧選手です。

古野選手は4年前の北京大会で夢のオリンピックに初出場。しかし、スタート直後に転倒してしまう悔しい結果に終わっていました。

【古野慧 選手】
「冷静に振り返ると緊張していた部分があったり、いつもと違う動きが出てしまったなというのがあった。そういう意味でも、メンタルトレーニングのようなものもこの4年間でしてきたつもり」

長岡市から激励を受けた古野選手の家族もその悔しさをバネに練習に励む姿を見守っていました。

【古野選手の家族】
「前回、スタート直後に残念なこともあり、そのリベンジというつもりは、本人は多くは語らないがそういう気持ちが強いのかと」

■スピードアップへ体幹を強化

リベンジを果たすべく練習に励んだ4年間。メンタル面だけでなく、フィジカル面でも強化を図りました。

【古野慧 選手】
「体幹部分の強化とか、ここ数年かけてトライしたところ。その感覚は滑っているときはかなり良くなっている感触はある」

特に力を入れたというのが、ターンやジャンプの際に姿勢を保つための体幹の強化。スピードアップにつなげる狙いがあるといいます。

【古野慧 選手】
「自分でも思っていないところでバランスを崩してしまったりとか往々にしてあるが、そういうのが減ってきたなという感触はある」

■ケガ乗り越えつかんだ五輪への切符「メダル獲得が最大の目標」

順調に実力を上げていった古野選手ですが、昨シーズンレース中に転倒し、左膝を負傷。

【古野慧 選手】
「オリンピックの選考自体は昨年の開幕戦から今シーズンの成績シーズンを通して戦わなくてはいけない。シーズンの中盤でケガをしてしまって、すごく悔しいし、不安が大きかった」

それでもひたむきにリハビリに励むことができたのは、オリンピックへの強い思いがあったからです。

【古野慧 選手】
「小さいときから夢見てきていたオリンピックという舞台で活躍したいというのが一番大きいし、それから4年前の北京大会では悔しい思いもしたので、そのリベンジを果たしたい」

その後、無事にミラノ・コルティナオリンピックへの切符を手にした古野選手。

出場が目標だった前回とは違い、今回は世界と戦える実力がついたと自信を持って話します。

【古野慧 選手】
「コンディションなり、メンタル状況のピークをしっかりオリンピックに向けて調整していく。そこが大事になる。今回、メダル獲得を最大の目標にやってきているし、それが取れる実力もついてきたと思っているので、しっかりと狙っていきたい」

4年越しのリベンジへスタートの合図はもうまもなくです。

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