1月、警察官を名乗る男から100万円以上の暗号資産をだまし取られた男性が2月27日、報道陣の取材に応じました。警察官になりすまし、お金をだまし取る卑劣な犯行の手口とは…。

【被害を受けた40代男性】
「こんなに手の込んだやり方をするのかと思って。最初はショックのほうが大きかった」

2月27日報道陣のカメラの前で悲痛な胸の内を語った新潟市西蒲区に住む40代の男性。

1月、約130万円の暗号資産をだまし取られました。

きっかけは大手通信業者を語る男から男性の自宅にかかってきた携帯の本体代金と通信料金が未納であることを伝える1本の電話。

身に覚えがなかった男性は「警察に相談したい」と電話口の男に伝えると、警察の緊急通報ダイヤルに切り替わり、大阪府警の『ヤマシタ』を名乗る男が男性に突如こう告げたといいます。

【大阪府警の『ヤマシタ』を名乗る男】
「巨額のマネーロンダリング事件にあなたの名前があり、拘束される可能性がある。1人でいるところで顔を見ながら話したい」

『ヤマシタ』は在宅での取り調べを行うとして、メッセージアプリのビデオ通話に誘導。自らの顔は映さないまま会話を続け、男性に逮捕の可能性があると伝えたのです。

【被害を受けた40代男性】
「最初に警察という建前上、顔を見せることはできないと言ってしまっていたので、疑う余地はなかった」

相手を警察官と信用した男性に対し、『ヤマシタ』は銀行口座のお金を暗号資産に変えて振り込めば調査が早く終わると話し、その方法を指示。

男性は言われるがまま、約130万円を暗号資産の取引用アプリを通じて送金してしまったということです。

その後、男性が暗号資産を警察が使うことに不信感を覚え、警察に相談したことで被害が発覚しました。

【被害を受けた40代男性】
「少しでも抑止になれば。

(詐欺の手口を)知っていればこうならなかった」

県警は警察が捜査や逮捕を免れることを理由に暗号資産の送金を求めることはないとしたうえで、お金の話が出たらすぐに警察に相談するよう呼びかけています。

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