近畿大学新潟県糸魚川市の海洋高校などの協力を得て、“白身のトロ”と称される高級魚・ノドグロの完全養殖に成功したというニュースを2月にお伝えしましたが、東京と大阪の店舗で今、養殖のノドグロが期間限定で提供されています。

火にかけられ、脂があふれだすこの魚は“白身のトロ”とも称される高級魚・ノドグロ。



実はこのノドグロ、技術的に難しいとされてきた“養殖もの”なのです。

【近畿大学水産研究所 家戸敬太郎 所長】
「世界初の完全養殖を達成した」

魚の養殖の研究に取り組む近畿大学が成功させたノドグロの完全養殖。県内からもこの世界初の快挙を支えていました。

【近畿大学水産研究所 家戸敬太郎 所長】
「(卵の)安定した量産ということにはつながらないということが分かり、新潟県立海洋高校と上越漁協にノドグロの採卵への協力を要請した」

天然の魚から採卵し、ふ化させたものは養殖の魚。この養殖の魚が生んだ卵を再びふ化させ誕生したものが完全養殖の魚となります。

年々、漁獲量が減少し、価格も高騰する中、成功したノドグロの完全養殖。

今回、大阪と東京にある飲食店・近畿大学水産研究所では、完全養殖ではないものの、養殖ノドグロが期間限定で提供されています。

【リポート】
「すごい脂です。たんぱくさはしっかり感じつつも、脂の量がすごい。口あたりもすごくいい。食べ応えと食べやすさを兼ね備えた、ものすごい魚です」

3年をかけてここまでのサイズに育てたノドグロ。1尾1800円で3月11日までの期限限定で提供されています。


さらなる価格の低下が期待される完全養殖のノドグロが食卓に並ぶのは7~8年後になる見込みです。

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