漁業関係者に大きな打撃を与えているのが、中東情勢の悪化による原油価格の高騰だ。新潟県佐渡市の漁業関係者からは「燃料代がどんどん上がって沖に行けない」と困惑の声が聞かれている。

■原油価格の高騰…燃料多く使う“漁業”にも大打撃

「沖に行けない」原油価格の高騰…燃料多く使う“漁業”も大打撃「魚の値段は上がらず…生活大変」
NST新潟総合テレビ

アメリカとイスラエルによるイランへの軍事攻撃でエネルギー供給の要衝・ホルムズ海峡が事実上封鎖状態となっていることを受け、原油の価格が高騰。

中でも、日本は原油の中東依存度が9割を超えているため、影響は避けられない状況だ。

こうした原油価格の高騰に頭を悩ませているのが漁業関係者だ。

漁が最盛期を迎えているこの時期に原油が高騰するのは、漁船の航行に多くの燃料を使う漁業関係者にとっては大きな打撃だという。

■燃料代上がるも「魚の値段は上がらず…生活大変」

「沖に行けない」原油価格の高騰…燃料多く使う“漁業”も大打撃「魚の値段は上がらず…生活大変」
NST新潟総合テレビ

さらに、漁師からは「魚の値段がその割に上がらないし、安いし、生活が大変」「魚は安くて、燃料がどんどん上がっていって沖に行けない。燃料価格を下げてもらいたい」と切実な声も…。

漁にかかる費用が高騰する一方で魚の値段は上がらず、採算がとれないと悲鳴にも似た声が上がった。

こうした中、政府は安定供給につなげるため民間企業に保有を義務付けている石油の備蓄の放出を開始。

ただ、これにより燃料費の高騰に歯止めがかかるかは不透明で今後も様々な分野への影響が懸念される。

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