コンバースが環境問題に取り組む新シリーズ「converse e.c.lab」を発表。廃棄予定食材を“捨てる”から“履く”へと変える3色のスニーカー

2019年07月31日(水)07:42

コンバースが環境問題に取り組む新シリーズ「converse e.c.lab」を発表。廃棄予定食材を“捨てる”から“履く”へと変える3色のスニーカー

スニーカーブランドのCONVERSE（コンバース）が新シリーズ「converse e.c.lab（コンバースイーシーラボ）」を発表した。このシリーズでは環境に配慮したエコ素材を実験的に使ったアイテムを展開していく。

8月にリリース予定の第一弾は、NEUTでも以前紹介したアパレル業界初の食品ロス削減プロジェクトであるFOOD TEXTILE （フードテキスタイル）とコラボレーションしたスニーカー「ALL STAR FOOD TEXTILE HI（オールスターフードテキスタイルハイ）」を発売。

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FOOD TEXTILEは特殊な技術で染料化することで食品ロスを削減しようとするプロジェクトだ。形が不揃いなために売り物にならない野菜や、カット野菜の切れ端など、これまで廃棄の対象となっていた食品を企業や農園から買い取り、染料として利用する。オリジナルの商品も展開しつつ、国内外の様々なファッションブランドとコラボし、アパレル業界とフードロス問題の橋渡しをしてきた。そんなFOOD TEXTILEとコラボレーションしたCONVERSEから今回発売される3色のスニーカーも、それぞれ廃棄される予定だった食材を再活用し染色している。カラーは以下の3つだ。

国内のコーヒーショップで使用されたドリップ済みのコーヒーを利用した柔らかなブラウン。

日本で見頃を終え、散った桜の花びらを利用して染め上げたピンク。

ハーブとアロマテラピー専門店「生活の木」のハーブティー「マロウブルー」を検品した際に出る規格外品を使用した淡いブルー。

この3色のスニーカーは2019年8月からコンバースのオフィシャルオンラインショップや直営店、スニーカーショップをはじめ、FOOD TEXTILEのオンラインショップ等にて販売される予定だ。今や定番品となったCONVERSEのハイカットスニーカーだが、新シリーズではデザイン性に加えてサステナビリティまで兼ね揃えたアイテムへと進化した。新しくスニーカーを買う機会のある人は、キュートで環境にも優しいコンバースの新しいシリーズに注目してみてはいかがだろうか。

CONVERSE

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