依然として続くコロナ禍。外出自粛により炊事する機会が増え、冷蔵庫の食材管理で悩む人も多いのではないだろうか。
そんな人におすすめなのがパナソニックの新商品「7WPX」だ。メディア向けセミナーで披露された新・冷蔵庫の魅力を紹介したい。


今年2月末に発売された「7WPX」。オニキスミラーと、ミスティスチールグレーの2色を展開する。従来品よりも省エネ機能が進化。さらにGPSによる位置情報連携やAIエコナビなどの新機能も搭載された。


パナソニックは新生活様式についてのアンケートを実施。その結果、コロナの影響で増えた支出では「光熱費・水道代」が1位にとなった。また「食材」や「調理済み食品」も上位を占めた。また負担が増えた家事では「買い物」「炊事」「献立の提案」「食材や日用品の在庫把握」など、食関連の家事が上位となった。


「7WPX」には、そのような食関連のお悩みを軽減させる機能が採用された。その一つが業界初となる、スマホG P S機能と連携した省エネモードだ。
「お留守番モード」では、スマホ所有者が自宅から離れると自動で節電モードに移行し、省エネ度の高い制御となる。「お買い物準備モード」では、登録した買い物先での滞在時間からまとめ買いを予測し、予冷運転に切り替わる。これにより、大量の食品を冷蔵庫に入れた後の温度上昇を抑えることができる。昨今のまとめ買いというスタイルに適した運転モードと言えるだろう。



これまでもアプリには「エコナビ運転率」「ドアモニター」という省エネに役立つ機能が充実していたが、加えて「電気代削減金額の目安」が登場した。光熱費節約への一助となるだろう。



さらに気温情報と連携し、アプリが運転開始・終了を提案する機能も採用された。たとえば気温が低い日が続くと「運転切り替え」の通知が行われる。季節に応じた省エネができるのも特徴だ。



従来より好評を得ていた、約1ヶ月美味しく冷凍する「はやうま冷凍」、約-3℃で新鮮保存する「微凍結パーシャル」、約3~8℃で冷却する「Wシャキシャキ野菜室」など、コロナ禍で増えた「まとめ買い」「作り置き」にピッタリな機能も引き続き搭載される。業務用レベルの急速冷凍技術を再現した「はやうま冷凍」を使えば、リモートワークのランチ準備にも役立つだろう。



同社が行った調査によると、自宅の冷蔵庫にある食品が把握できず、買い物中に困った経験があるという回答が全体の約6割を占め、中でも卵や牛乳の残量をしっかり管理したいという声が目立ったという。
そんなストック残量管理をサポートする新機能として、食品の重量から残量をアプリで確認できる「ストックマネージャー」が採用された。重量検知プレートを無線LANに接続し、キッチンポケットアプリと連携させることで外出先からでも確認できる。



さらに「うま冷えプレート」も搭載される。これは蓄冷剤が入った冷たい鍋敷きのようなもので、冷凍室で24時間冷やすことで、料理のあら熱取りや冷やしながらの調理に役立つ。スタイリッシュなデザインなため食卓に置いても映えるのも特徴だ。刺身や素麺などの料理にも最適だろう。
「重量検知プレート」「うま冷えプレート」は別売ツールとして今月末から販売。今ある冷蔵庫で活用することも可能だ。



新機能のデモンストレーションも行われた。ビールが6本のっていることがアプリ画面に表示されている。


2本減らすと自動的に4本に表示が変わる。アプリでは特定の食材を登録すれば、食材を検索してレシピ検索することも可能だ。
献立を考える際に重宝しそうだ。


「うま冷えプレート」の実演も行われた。冷蔵庫から取り出したサーモンの刺身をそのままテーブルに置く場合と、「うま冷えプレート」に置いた時における、温度の違いを調べるデモンストレーションだ。テーブルに12分間置いた場合ではサーモンの温度は18℃。取り出した直後は10℃であったため、8℃上昇したことがわかる。


一方で「うま冷えプレート」に置いたサーモンは5℃であった。冷蔵庫から取り出した後より冷えていることがわかる。店で提供されるのと同じように、家でも冷たい状態で刺身を食べたい人におすすめだ。

店頭予想価格は「F657WPX」が43万円前後税抜き、「F607WPX」が41万円前後税抜き。「重量検知プレート(卵ケース付き)」が5500円前後税抜き、「うま冷えプレート」が3500円前後税抜き。まだまだ在宅時間が長くなりそうなこの時節、便利な家電で食生活を豊かに楽しんでみてはいかがだろうか。
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