アメリカ・ニューヨークの12月は特別なシーズン。というのも、1年を通して世界で最も活気ある街が、美しいイルミネーションで彩られる。
ニューヨークのホリデーを体験しようと、全米そして世界中から旅行者が訪れる。2024年、現地を訪れた筆者が体験したニューヨークのクリスマス、その煌びやか様子を紹介する。


ロックフェラーセンターの巨大ツリー
まず、ニューヨークのクリスマスを象徴するのが、ロックフェラーセンターの巨大ツリー。毎年恒例で、2024年は12月4日に点灯式が行われた。


ツリーは高さ約22メートルあり、樹齢70年ほどで、マサチューセッツ州から運ばれてきた。LEDの電灯は5万個以上、ツリーの最上部にある星は、スワロフスキー社が手掛けたクリスタルとのこと。


夜のロックフェラーセンターは大変な人出だった。写真を撮るのに、押し合いへし合い。しかもここは海外で、スリに気を付けないといけない。一生に一度は見たかったので感無量だったが、滞在したたった数分でどっと疲れた。

ブライアントパークのクリスマスマーケット
ニューヨークにそびえたつ高層ビル、その摩天楼のオアシスが、ブライアントパーク。普段は芝生が広がる場所に、スケートリンクが登場する。
このスケートリンクは、実は珍しく無料。靴のレンタル料のみ必要だ。


ブライアントパークのクリスマスで有名なのが、クリスマスマーケット。170もの小屋が並び、クリスマスのオーナメント、雑貨、軽食やワインなどを販売する。ニューヨークに数あるクリスマスマーケットの中で最も有名な場所である。


ここも12月は大混雑。ただ、広々とした公園なだけあり、ロックフェラーセンターほどは混んでなかった。便利な場所なので、一度は訪れる価値あり。日中のほうが空いている。

5番街、高級ブランド店のイルミネーション
世界で最も高級ブランド店が軒を連ねる通りが、ニューヨークの5番街(フィフスアベニュー)


そのブランド店がホリデーシーズン限定でイルミネーションを施すのも必見。特に2024年で最も豪華だったのは「ルイ・ヴィトン」で、通りを挟んである「ティファニー」、セントレジスホテルと直下の「ハリー・ウィンストン」、日本の「ユニクロ」なども。

このイルミネーションを眺めるだけであれば、もちろん無料。
ロックフェラーセンターもある5番街は人通りも多いが、12月は歩くだけでも十分楽しく、買い物ついでに立ち寄りやすかった。


12月のニューヨークは1年で最も楽しい。ただ、ホテルも1年で最高値。もしニューヨーク旅行を12月に計画するなら、かなり早めにホテルを予約しておきたい。マンハッタン以外でも地下鉄や鉄道などでアクセスできる場所なら許容範囲で、治安にはくれぐれも気を付けてほしい。

(Written by A. Shikama)



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