スーパーなどで一年中手に入り、手軽に買える葉物野菜・小松菜。ほうれん草と見た目がよく似ていますが、実は小松菜に含まれるカルシウムは、ほうれん草の3倍以上! 味にクセがないため、さまざまな料理に使いやすいのが特徴です。
【画像を見る】農家直伝!おばあちゃんのおばあちゃんも食べていた⁉小松菜レシピ3選
教えてくれたのは、東京都江戸川区で代々小松菜を生産している真利子忠篤(まりこただあつ)さん、妙子さんご夫婦。
小松菜は栄養価も高く、疲労回復や免疫力を高めるβ‐カロテンやビタミンCが含まれていて、カルシウムはほうれん草の3倍! 健康のためにも毎日食べたい食材です。
小松菜をシャキシャキゆでる裏ワザ&おひたしの作り方に続き、真利子家の小松菜を使った定番メニューを紹介します。
農家直伝!小松菜の常備菜レシピ3選
・常備菜 その1「小松菜の一夜漬け」
・常備菜 その2「小松菜のナムル」
・常備菜 その3「小松菜のみそ汁」
まるで野沢菜漬け!塩だけで完成の「小松菜の一夜漬け」
【材料】(4人分)
小松菜…1束(200g)
塩・水…各小さじ1
作り方
1. 沸騰した湯に、塩小さじ1(分量外)を入れ、根元を切り落とした小松菜をサッとくぐらせて火を通す。
2. 1を冷水にとり、しっかりと水けを切ったら、4㎝長さのざく切りにする。
3. ジッパー付き保存袋に2を入れて塩をまぶし、水を入れてよくもむ。
4. 冷蔵庫で一晩味をなじませれば完成!
「あっさりとした塩漬けは、ご飯のお供やお茶請けにぴったり。わが家では、重しがいらない漬け物専用の容器を使って漬けています」(忠篤さん)
箸休めやおつまみに!ゴマ油香る「小松菜のナムル」
【材料】(3~4人分)
小松菜…1束(200g)
〈調味料〉
白いりゴマ…大さじ1
ゴマ油…大さじ1
しょうゆ…小さじ1
中華だし(顆粒)…小さじ1/2
【作り方】
1. 沸騰した湯に、塩小さじ1(分量外)を入れ、根元を切り落とした小松菜をサッとくぐらせて火を通す。
2. 1を冷水にとり、しっかり水気を切ったら、5㎝長さのざく切りにする。
3. ボウルに調味料を入れ混ぜ合わせたら、2を加えてよく和えれば、できあがり!
「ゴマの風味が食欲をそそり、ご飯が進みます。ナムルは冷蔵庫で保存すれば1週間は持ちますよ」(妙子さん)
下ゆで不要! 油揚げと合わせるだけ「小松菜のみそ汁」
【材料】(2人分)
小松菜…1株(40g)
油揚げ…1枚
みそ…大さじ1
和風だし(顆粒)…小さじ1
お湯…400ml
【作り方】
1. 油揚げは熱湯(分量外)をかけて、油抜きをしておく。
2. 小松菜は根元を切り落とし、4㎝長さのザク切りにする。
3. 油揚げを5㎜幅に切る。
4. 沸騰した湯に2を入れ、中火で火が通るまで煮る。
5. 3と和風だしを入れ、ひと煮立ちしたら、火を止めてみそを溶かせば、できあがり!
「小松菜は、あくがないので下ゆで不要。わが家では、小松菜と油揚げでシンプルにいただくのが定番です」(忠篤さん)
真利子さんに教えてもらったメニューは、どれも手軽に作れるものばかり。みそ汁を作るときは、生のまま刻んで冷凍した小松菜を使ってもOK。漬け物やナムルは作り置きにもぴったりなので、たくさん作って冷蔵庫に入れておけば、毎日手軽に小松菜のカルシウムがとれます! ぜひ試してみてくださいね。
真利子忠篤さん・妙子さん 小松菜 生産農家 「小松菜発祥の地」といわれる東京都江戸川区で小松菜を栽培。馬ふん堆肥や有機肥料を使い、苦味が少なく食味のいい品種を厳選して育てている。市場のほか、「子どもたちにもおいしい小松菜を」と江戸川区の5つの小・中学校の給食にも小松菜を出荷。
そこで、小松菜発祥の地・東京都江戸川区の小松菜農家が代々食べてきたという、昔ながらの常備菜レシピを教えてもらいました!
【画像を見る】農家直伝!おばあちゃんのおばあちゃんも食べていた⁉小松菜レシピ3選

教えてくれたのは、東京都江戸川区で代々小松菜を生産している真利子忠篤(まりこただあつ)さん、妙子さんご夫婦。

小松菜は栄養価も高く、疲労回復や免疫力を高めるβ‐カロテンやビタミンCが含まれていて、カルシウムはほうれん草の3倍! 健康のためにも毎日食べたい食材です。
小松菜をシャキシャキゆでる裏ワザ&おひたしの作り方に続き、真利子家の小松菜を使った定番メニューを紹介します。
農家直伝!小松菜の常備菜レシピ3選

・常備菜 その1「小松菜の一夜漬け」
・常備菜 その2「小松菜のナムル」
・常備菜 その3「小松菜のみそ汁」
まるで野沢菜漬け!塩だけで完成の「小松菜の一夜漬け」

【材料】(4人分)
小松菜…1束(200g)
塩・水…各小さじ1

作り方
1. 沸騰した湯に、塩小さじ1(分量外)を入れ、根元を切り落とした小松菜をサッとくぐらせて火を通す。

2. 1を冷水にとり、しっかりと水けを切ったら、4㎝長さのざく切りにする。


3. ジッパー付き保存袋に2を入れて塩をまぶし、水を入れてよくもむ。


4. 冷蔵庫で一晩味をなじませれば完成!

「あっさりとした塩漬けは、ご飯のお供やお茶請けにぴったり。わが家では、重しがいらない漬け物専用の容器を使って漬けています」(忠篤さん)
箸休めやおつまみに!ゴマ油香る「小松菜のナムル」

【材料】(3~4人分)
小松菜…1束(200g)
〈調味料〉
白いりゴマ…大さじ1
ゴマ油…大さじ1
しょうゆ…小さじ1
中華だし(顆粒)…小さじ1/2

【作り方】
1. 沸騰した湯に、塩小さじ1(分量外)を入れ、根元を切り落とした小松菜をサッとくぐらせて火を通す。

2. 1を冷水にとり、しっかり水気を切ったら、5㎝長さのざく切りにする。

3. ボウルに調味料を入れ混ぜ合わせたら、2を加えてよく和えれば、できあがり!


「ゴマの風味が食欲をそそり、ご飯が進みます。ナムルは冷蔵庫で保存すれば1週間は持ちますよ」(妙子さん)

下ゆで不要! 油揚げと合わせるだけ「小松菜のみそ汁」

【材料】(2人分)
小松菜…1株(40g)
油揚げ…1枚
みそ…大さじ1
和風だし(顆粒)…小さじ1
お湯…400ml

【作り方】
1. 油揚げは熱湯(分量外)をかけて、油抜きをしておく。

2. 小松菜は根元を切り落とし、4㎝長さのザク切りにする。

3. 油揚げを5㎜幅に切る。

4. 沸騰した湯に2を入れ、中火で火が通るまで煮る。

5. 3と和風だしを入れ、ひと煮立ちしたら、火を止めてみそを溶かせば、できあがり!

「小松菜は、あくがないので下ゆで不要。わが家では、小松菜と油揚げでシンプルにいただくのが定番です」(忠篤さん)

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真利子さんに教えてもらったメニューは、どれも手軽に作れるものばかり。みそ汁を作るときは、生のまま刻んで冷凍した小松菜を使ってもOK。漬け物やナムルは作り置きにもぴったりなので、たくさん作って冷蔵庫に入れておけば、毎日手軽に小松菜のカルシウムがとれます! ぜひ試してみてくださいね。

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