管理栄養士のともゆみです。特別なさつまいもではなく、スーパーで普通に買うさつまいもでも極上な「蜜芋」に焼く方法をYouTube「シクロエの家」で紹介していました。
【焼き芋を冷凍する方法】に挑戦!半解凍すると…なめらかクリーミーなアイスのよう♡解凍テクも紹介♪
YouTube『シクロエの家』は、「日々の暮らしと料理を楽しむ」をモットーに、体にやさしい季節の料理や暮らしに役立つあれこれなどを紹介しているチャンネルです。梅や栗など季節の手仕事的なレシピを多く配信しています。動画本数は多くはありませんが、チャンネル登録者数は25.7万人以上の人気チャンネルとなっています。
今回は、そんな中から、さつまいもを「蜜芋」に仕上げる焼き方を紹介していたので、やってみたいと思います。
蜜芋に仕上げる「焼きいも」の作り方
【材料】
さつまいも…好きな量で
※おすすめの品種は紅はるか、シルクスイート、安納芋、紅まさり
今回は紅はるかとシルクスイートを用意しました。どちらも近所のスーパーで購入しました。画像左が紅はるか、右がシルクスイートです。
【作り方】
1. さつまいもをよく洗います。水気を拭き取らないまま、アルミホイルで1本ずつ包みます。
2. 天板にオーブンシートを敷きます。
3. 爪楊枝を刺してスーッと通れば焼き上がりです。硬ければ10分ずつ追加して焼きます。今回は90分で爪楊枝がスーッと入ったので加熱終了しました。
4. やわらかいことが確認出来たら、オーブンに入れたまま触れるくらいまで放置します。3時間後、じんわりと温かいくらいになったら取り出します。皮と身の間に空間が出来ていれば大成功です。
まずは紅はるかです↓
皮に蜜が溢れてとてもしっとりしています。皮と身の間に空間はなさそうです。低温で焼いたからか焼き色は付いていません。
いただきます。
次はシルクスイートです↓
割ってみます。
色鮮やかに焼けました。こちらは皮と身の間に空間が出来ました。こちらも蜜が溢れてしっとり。甘くておいしいです。紅はるかと違い、ねっとり感はなくホクホクに近いです。それと、紅はるかの方が甘さが濃厚、こってりです。シルクスイートの方があっさりした甘さですね。
もっとおいしくなる食べ方3つ
※1.食べる直前にトースターで皮をパリパリに焼くと焼きいも感が増しておいしくなります。
※2.出来立ての焼きいもにバター(有塩)をのせれば、即席スイートポテトになります。
バターのコクと塩気が効いてより甘さを感じます。おいしいです。スイーツみたい。
※3.冷凍して半解凍状態にしてアイス感覚で食べてもおいしいです。
蜜芋に仕上げるためのポイント
1. さつまいもの品種を選ぶこと(紅はるか・シルクスイート・安納芋・紅まさりがおすすめ)
2. パサパサになるのを防ぐためにアルミホイルで包むこと
3. ゆっくりと火を入れて低温でじっくり焼くことで甘味が増すため、余熱なしで150℃、90分~焼くこと
4. 焼けたらオーブンに入れっぱなしにして時間をかけてゆっくり冷ますこと
今度は作った焼きいもを使って、紹介されていたアレンジ料理を2品作ります。
「焼きいもトリュフ」を作ってみた!
【材料】
焼きいも…100g
牛乳…大さじ1~ ※豆乳や生クリームに代用可
ココアパウダー(混ぜ込む用)…小さじ1
ココアパウダー(まぶす用)…小さじ2
ラム酒…小さじ1/2~2(お好みで。今回は子どもが食べるため入れませんでした)
塩…ひとつまみ
【作り方】
1. 焼きいもは皮を剥いて温かいうちに潰します。
2. 牛乳、ココア、ラム酒、塩を入れてよく混ぜます。牛乳の量は硬さを見て足りなければ少し足します。
3. 食べやすい大きさに丸めて、ココアパウダーをまぶして出来上がりです。
おいしそうなスイーツになりました。いただきます。
見た目も食べてみても生チョコっぽい感じで、さつまいも感が消えますね。ただ、生チョコよりもあっさりしていてどこか素朴な味わいです。甘さもさつまいもだけの甘さなので、甘さ控えめで食べやすいです。ココアパウダーは砂糖が入っていないものを使ったので、周りにまぶしたココアの苦みが効いています。わが家の子どもも喜んで食べましたが、ちょっと大人の味かなと思います。子どもには砂糖の入った調整ココアを使った方が苦みがなくていいかもしれませんね。このおやつは体にいいし、生チョコを食べたような満足感が得られ、たくさん食べても罪悪感がないのでうれしいです。
大学芋風
【材料】
焼きいも…好きな量
しょうゆ…ひとまわし
黒いりゴマ…少々
【作り方】
1. 焼きいもの皮を剥いて一口大に切り、しょうゆをひとまわしします。
2. 黒ゴマを振り、さっと混ぜて出来上がりです。
しょうゆを加えることで、おかずっぽくなりますね。さつまいもの甘さがより強調されておいしいです。
さつまいもについて
さつまいもはヒルガオ科の植物で、肥大した根の部分を食べています。
スーパーで買った普通のさつまいもも低温でじっくり焼いてゆっくりと冷ますことで蜜いっぱいの焼きいもに仕上がることがわかりました。紅はるかは色は薄いですが、甘さが濃厚でねっとりしています。シルクスイートは色鮮やかでしっとりホクホクです。品種によって違いが出るので、好みの品種を探すのも楽しそう。アレンジもとてもおいしかったですよ。良かったら作ってみてくださいね。
参考文献:
新食品成分表FOODS 2023 東京法令出版
オーブンで焼くだけですが、そこにはいくつかコツがありました。果たしてスーパーのさつまいもを極上に焼くことが出来るのでしょうか?また、その焼きいもを使った「焼きいもトリュフ」等のアレンジ料理も一緒に紹介されていたので作ってみたいと思います。
【焼き芋を冷凍する方法】に挑戦!半解凍すると…なめらかクリーミーなアイスのよう♡解凍テクも紹介♪
YouTube『シクロエの家』は、「日々の暮らしと料理を楽しむ」をモットーに、体にやさしい季節の料理や暮らしに役立つあれこれなどを紹介しているチャンネルです。梅や栗など季節の手仕事的なレシピを多く配信しています。動画本数は多くはありませんが、チャンネル登録者数は25.7万人以上の人気チャンネルとなっています。
今回は、そんな中から、さつまいもを「蜜芋」に仕上げる焼き方を紹介していたので、やってみたいと思います。
蜜芋に仕上げる「焼きいも」の作り方
【材料】
さつまいも…好きな量で
※おすすめの品種は紅はるか、シルクスイート、安納芋、紅まさり
今回は紅はるかとシルクスイートを用意しました。どちらも近所のスーパーで購入しました。画像左が紅はるか、右がシルクスイートです。

null
【作り方】
1. さつまいもをよく洗います。水気を拭き取らないまま、アルミホイルで1本ずつ包みます。

null
2. 天板にオーブンシートを敷きます。
敷かなくても構いませんが蜜が漏れ出た時に後片付けが楽になります。余熱はせず、150℃に設定したオーブンへ入れて90分焼きます。

null
3. 爪楊枝を刺してスーッと通れば焼き上がりです。硬ければ10分ずつ追加して焼きます。今回は90分で爪楊枝がスーッと入ったので加熱終了しました。

null
4. やわらかいことが確認出来たら、オーブンに入れたまま触れるくらいまで放置します。3時間後、じんわりと温かいくらいになったら取り出します。皮と身の間に空間が出来ていれば大成功です。
まずは紅はるかです↓

null
皮に蜜が溢れてとてもしっとりしています。皮と身の間に空間はなさそうです。低温で焼いたからか焼き色は付いていません。

null
いただきます。
しっとりとしていて食感はねっとり、蒸し焼きのような感じです。味は非常に甘く、濃厚です。
次はシルクスイートです↓

null
割ってみます。

null
色鮮やかに焼けました。こちらは皮と身の間に空間が出来ました。こちらも蜜が溢れてしっとり。甘くておいしいです。紅はるかと違い、ねっとり感はなくホクホクに近いです。それと、紅はるかの方が甘さが濃厚、こってりです。シルクスイートの方があっさりした甘さですね。
もっとおいしくなる食べ方3つ
※1.食べる直前にトースターで皮をパリパリに焼くと焼きいも感が増しておいしくなります。
※2.出来立ての焼きいもにバター(有塩)をのせれば、即席スイートポテトになります。

null
バターのコクと塩気が効いてより甘さを感じます。おいしいです。スイーツみたい。
※3.冷凍して半解凍状態にしてアイス感覚で食べてもおいしいです。
蜜芋に仕上げるためのポイント
1. さつまいもの品種を選ぶこと(紅はるか・シルクスイート・安納芋・紅まさりがおすすめ)
2. パサパサになるのを防ぐためにアルミホイルで包むこと
3. ゆっくりと火を入れて低温でじっくり焼くことで甘味が増すため、余熱なしで150℃、90分~焼くこと
4. 焼けたらオーブンに入れっぱなしにして時間をかけてゆっくり冷ますこと
今度は作った焼きいもを使って、紹介されていたアレンジ料理を2品作ります。
「焼きいもトリュフ」を作ってみた!
【材料】
焼きいも…100g
牛乳…大さじ1~ ※豆乳や生クリームに代用可
ココアパウダー(混ぜ込む用)…小さじ1
ココアパウダー(まぶす用)…小さじ2
ラム酒…小さじ1/2~2(お好みで。今回は子どもが食べるため入れませんでした)
塩…ひとつまみ
【作り方】
1. 焼きいもは皮を剥いて温かいうちに潰します。
2. 牛乳、ココア、ラム酒、塩を入れてよく混ぜます。牛乳の量は硬さを見て足りなければ少し足します。
3. 食べやすい大きさに丸めて、ココアパウダーをまぶして出来上がりです。

null
おいしそうなスイーツになりました。いただきます。

null
見た目も食べてみても生チョコっぽい感じで、さつまいも感が消えますね。ただ、生チョコよりもあっさりしていてどこか素朴な味わいです。甘さもさつまいもだけの甘さなので、甘さ控えめで食べやすいです。ココアパウダーは砂糖が入っていないものを使ったので、周りにまぶしたココアの苦みが効いています。わが家の子どもも喜んで食べましたが、ちょっと大人の味かなと思います。子どもには砂糖の入った調整ココアを使った方が苦みがなくていいかもしれませんね。このおやつは体にいいし、生チョコを食べたような満足感が得られ、たくさん食べても罪悪感がないのでうれしいです。
大学芋風
【材料】
焼きいも…好きな量
しょうゆ…ひとまわし
黒いりゴマ…少々
【作り方】
1. 焼きいもの皮を剥いて一口大に切り、しょうゆをひとまわしします。
2. 黒ゴマを振り、さっと混ぜて出来上がりです。

null
しょうゆを加えることで、おかずっぽくなりますね。さつまいもの甘さがより強調されておいしいです。
さつまいもについて
さつまいもはヒルガオ科の植物で、肥大した根の部分を食べています。
でんぷんを分解して還元糖にするβ‐アミラーゼの作用が強く、貯蔵中にも糖分が増加します。そのため、収穫直後より少し寝かした方が甘くなります。このアミラーゼは調理中にも働き、ゆっくりと加熱すると甘味が増します。鳴門金時や紅あずまなど多くの品種があります。主成分は炭水化物で食物繊維、カリウム、ビタミンCを多く含みます。
スーパーで買った普通のさつまいもも低温でじっくり焼いてゆっくりと冷ますことで蜜いっぱいの焼きいもに仕上がることがわかりました。紅はるかは色は薄いですが、甘さが濃厚でねっとりしています。シルクスイートは色鮮やかでしっとりホクホクです。品種によって違いが出るので、好みの品種を探すのも楽しそう。アレンジもとてもおいしかったですよ。良かったら作ってみてくださいね。
参考文献:
新食品成分表FOODS 2023 東京法令出版
編集部おすすめ