以前、NHKの特別番組『平野レミの早わざレシピ!』で、料理愛好家のレミさんが紹介していた、焼きいもの斬新な食べ方。ずっと気になっていたので、本日やってみることに。
その名も「芋ハンコ」ですって!おそらく、昭和の子どもたちが年賀状用に作った”いもばん”から得たアイデアと推測。焼きいもの断面を判子に見立て、ゴマやきな粉、コーンフレークを、朱肉のようにペタペタくっつけて食べるんです。おいしそうだし、楽しそう♪

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天才レミさんの愉快な焼きいもの食べ方♪

NHK『平野レミの早わざレシピ!』は、料理愛好家の平野レミさんが、斬新なアイデアの絶品レシピを生放送で紹介する番組。年に2~3回放送される特別番組なんですよ。

今回は、2024年2月に放送された『平野レミの早わざレシピ』でレミさんが紹介していた、焼きいもの斬新な食べ方「芋ハンコ」を試してみることに。

焼きいもの断面を判子に見立て、ゴマやきな粉、コーンフレークを朱肉のようにペタペタくっつけて食べるというレシピ。レミさんにしか思いつかない、とっても愉快な食べ方です。

では、やってみましょう。

レミ流!焼き芋の愉快な食べ方「芋ハンコ」を試してみた!

【天才レミさんレシピ】焼き芋を“朱肉”につけて食べる「芋ハンコ」…って何じゃそれ!?味変は無限大なの♡
材料


【材料】1人分
焼きいも(細め)…1本

◆トッピング
黒いりゴマ…大さじ1
塩…小さじ1/3
きな粉…適量
コーンフレーク…適量

レミさんはプレーンタイプのコーンフレークを使っていたようですが、わたしが買いに行ったスーパーにはなかったので、ほんのり甘いフロストタイプを使用。

また、焼きいもは市販のものではなく、生のさつまいもを調理して使用。ちなみに作り方は、ラップで包んださつまいもを電子レンジ(500W)で1分ほど加熱。その後、アルミホイルに包み替えて魚焼きグリル(弱火)で30分ほど焼き、さらにアルミホイルを外してトースターで5分焼きました。
自分で作ると面倒くさいので、市販のものを使うのがお手軽(笑)。

【やり方】
1. 3種類のトッピングを用意します。

黒ゴマは塩と混ぜ、コーンフレークは細かく砕きます。きな粉はそのままで。

【天才レミさんレシピ】焼き芋を“朱肉”につけて食べる「芋ハンコ」…って何じゃそれ!?味変は無限大なの♡
トッピング


レシピでは焼きいもは1本でしたが、小さいサイズだったので、2本用意しました。

【天才レミさんレシピ】焼き芋を“朱肉”につけて食べる「芋ハンコ」…って何じゃそれ!?味変は無限大なの♡
焼いも


2. 焼きいもを半分に切り、好きなトッピングを判子のようにつけて食べます。

では、やってみよう。

まずは、塩入り黒ゴマ。ちなみに、焼き立て熱々なので、手袋をしています。

【天才レミさんレシピ】焼き芋を“朱肉”につけて食べる「芋ハンコ」…って何じゃそれ!?味変は無限大なの♡
焼いも


…あっ。

【天才レミさんレシピ】焼き芋を“朱肉”につけて食べる「芋ハンコ」…って何じゃそれ!?味変は無限大なの♡
黒ごま


ぜんぜんつかない(笑)。

今回使用したさつまいもは「ひなたスイート(紅まさり)」で、シルクスイートの親にあたる品種。
しっとりとした舌触りと上品な甘味、昔ながらの懐かしいホクホク感も持ち合わせているのが特徴…のはずですが、これはしっとり感が少なめ。そのため、黒ゴマがつかないみたいです。

とりあえず、ひと口食べてみると…。

おっ、黒ゴマの香ばしさと塩味がいい感じ。塩がさつまいもの甘味を引き立ててくれます…が、ちょっと甘味が足りない。

今回、購入したさつまいもは、品種云々に関係なく、ちょっと残念なものだったみたいです。たまにありますよね、そういうさつまいも(苦笑)。

そこで!

しっとり感と甘味を、蜂蜜(分量外)で補うことに。

蜂蜜をつけた後、黒ゴマをつけると、

【天才レミさんレシピ】焼き芋を“朱肉”につけて食べる「芋ハンコ」…って何じゃそれ!?味変は無限大なの♡
蜂蜜


大成功。黒ゴマがきれいにつきました!

【天才レミさんレシピ】焼き芋を“朱肉”につけて食べる「芋ハンコ」…って何じゃそれ!?味変は無限大なの♡
蜂蜜


味はどうかな?

おっ、さっきよりおいしい♪蜂蜜によって足りなかった甘味が加わり、大学いも風になりました。

続いて、きな粉。

【天才レミさんレシピ】焼き芋を“朱肉”につけて食べる「芋ハンコ」…って何じゃそれ!?味変は無限大なの♡
きな粉


きな粉は蜂蜜をつけなくても、さつまいもにつきました。


【天才レミさんレシピ】焼き芋を“朱肉”につけて食べる「芋ハンコ」…って何じゃそれ!?味変は無限大なの♡
きなこ


強く押し付けすぎたのか、つきすぎでしょ!っていうくらいの分厚さ(笑)。

【天才レミさんレシピ】焼き芋を“朱肉”につけて食べる「芋ハンコ」…って何じゃそれ!?味変は無限大なの♡
きな粉


ちょっときな粉を払い落として食べてみると…。

ゴホッ。ゴホッ。ゴホッ。

大きな口をあけて勢いよく食べたので、むせました(笑)。ご注意を。

味は…微妙(笑)。

「ひなたスイート(紅まさり)」の特徴をしっかり感じられるさつまいもなら、きっときな粉とよく合うと思います。けれど、今回のさつまいもは甘くないので、きな粉の味しかしない。あまりしっとりしておらず、ホクホク感強めなので、さつまいもときな粉によって、口中の水分が吸い取られます(笑)。

きな粉は甘味が強くねっとりした、安納芋など蜜いも系のさつまいもと相性がよさそうです。


最後は、コーンフレーク。

【天才レミさんレシピ】焼き芋を“朱肉”につけて食べる「芋ハンコ」…って何じゃそれ!?味変は無限大なの♡
コーンフレーク


蜂蜜なしでも、まぁまぁくっつきました。もう少し細かく砕いた方がよかったかも。

【天才レミさんレシピ】焼き芋を“朱肉”につけて食べる「芋ハンコ」…って何じゃそれ!?味変は無限大なの♡
コーンフレーク


では、ひと口。

おいしっ♪

コーンフレークのカリカリと、さつまいものホクホク。食感の違いがおもしろい!今回、ほんのり甘味がついたコーンフレークを使ったので、さつまいもに甘味をプラスしてくれて、ちょうどいいです。

今回はホクホク感強めのさつまいもですが、カリカリのコーンフレークは、ねっとりした食感のさつまいもとも相性がよさそうです。

…ということで、

今回、天才レミさんの愉快な焼きいもの食べ方「芋ハンコ」を試しました。1本のさつまいもを味変しながら楽しめる、とっても素敵なアイデアでした。

【天才レミさんレシピ】焼き芋を“朱肉”につけて食べる「芋ハンコ」…って何じゃそれ!?味変は無限大なの♡
さつまいも


個人的に気に入ったのは、コーンフレーク。コーンフレークのカリカリ食感とさつまいもの組み合わせが、新鮮でした。今回の黒ゴマときな粉、コーンフレークのトッピングは、いずれもねっとり&しっとりした、甘味たっぷりの蜜いも系さつまいもとの相性がよさそうな印象。
甘味の少ないさつまいもの場合は、お好みで蜂蜜や溶かしバターをプラスし、トッピングを楽しむといいかなと思います!

※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。
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