料理研究家のリュウジさんがまたもや再現レシピの傑作を生み出してくれました!今回再現していたのは、人気ラーメンチェーン「一蘭」の「とんこつラーメン」。何十時間も煮込んで作る豚骨スープを、わずか10分で作る方法を編み出したとか。
【サッポロ一番を1000食以上食った料理家】の最高傑作!ねぎ油と昆布の出汁にナンプラーちょい足し♡
5.8万いいね!リュウジさんの再現レシピシリーズ♪
”かなり一蘭”な、「ジェネリック一蘭」を紹介しているポストはこちら。
これガチでお店に怒られるから止めろ。と言われるほど旨い、10分で作れる
【かなり一蘭ラーメン】
本来は何十時間も煮込まなければいけないとんこつスープを10分で作る方法を編み出しました
多分この方法ほぼ知られてないと思います。骨がダメならあれを溶かす。必見す pic.twitter.com/s0u15xpK45— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) January 8, 2025
ポストでは「ほんと天才」「すごいの一言」「これの再現はすごい」「おいしかった!」「めちゃくちゃおいしかったですよっ!てか今日もこれにするんだっ!」などなど絶賛の嵐。
ですが、こんなコメントも。
「材料全部揃えるのって、結構カネかかりません…?」「確かにすごく一蘭っぽくて、おいしかったです!ただ、材料のほとんどがわが家のキッチンになかったため、材料費が3食で3800円ほどでした」「ミキサーがない」「ミキサー買うところから始めないとな…」。
実は、この「ジェネリック一蘭」、スーパーで揃えられる材料ばかりですが、「どこの家庭でも常備している」という調味料ではないものも。確かに一から揃えるとなると、コメントにあるように、結構材料費がかかるかも。また、ハンドブレンダーorミキサーが必須なので、その点でもハードルが高いと感じる人も多いようです。
中には、「作ってみたすぎてハンドブレンダー買いました!」と、すごい熱量の方もいらっしゃいましたけど(笑)。
なぜ、ハンドブレンダーを使うかと言うと、豚肉をスープと一緒に撹拌することで、お店で何時間もかけて煮込む豚骨スープの白濁感と豚肉の旨味を再現するんですって。
このアイデア、すごすぎる…(笑)。
ちなみに、「ジェネリック一蘭」の材料は、リュウジさんのレシピによく登場するものばかり。なので、「ジェネリック一蘭」以外にもリュウジさんのレシピを作ってみようという方なら、新たに買っても消費出来るかなと思います。
わが家はリュウジさんのレシピをよく作るので、材料は全部揃っていて、買い足すものはほぼありませんでした(笑)。
では、作ってみましょう。
リュウジさんの再現レシピ「ジェネリック一蘭」の材料と作り方
【材料】1人分
「マルタイ棒ラーメン」…1束
豚バラ薄切り肉…30g ※細切りにする
水…300ml
ラード…大さじ1
味の素「中華あじ®️」…小さじ1
味の素「ハイミー®️」…7振り
酒…小さじ2
ガーリックパウダー…5振り
こしょう…4振り
粉ゼラチン…小さじ1と1/2
しょうゆ…大さじ1と1/2
砂糖…小さじ1/4
塩…ひとつまみ
無調整豆乳…小さじ2
◆赤い秘伝のたれ
コチュジャン…小さじ1
一味唐辛子…小さじ1/2
うま味調味料…1振り
こしょう…2振り
ゴマ油…小さじ1/2
水…小さじ1/3
「マルタイ棒ラーメン」が、一蘭の麺に近いそうです。ちなみに、マルタイ付属のスープは今回は使いません。
そして、ラーメンの材料としてひときわ異彩を放っている、粉ゼラチン。豚骨を煮込むと溶け出すゼラチン質を粉ゼラチンで再現するみたいです。…すごい発想。
【作り方】
1. 鍋に水、ラード、「中華あじ®︎」、酒、ガーリックパウダー、こしょう、粉ゼラチン、細切りにした豚バラ肉を入れます。
沸騰したらフタをして10分煮込みます。火加減は言っていなかったので、弱めの中火にしました。
んっ?10分煮込むって…。10分で作れると言ってたけど、すでにこれで10分。
まっ、いいか(笑)。
2. 一蘭ラーメンの特徴でもある「赤い秘伝のたれ」を作ります。
器にコチュジャン、一味唐辛子、うま味調味料、こしょう、ゴマ油、水を入れて混ぜます。
これでタレは完成。
3. 1をハンドブレンダーで撹拌し、肉を粉砕します。
リュウジさんは鍋を火にかけたままハンドブレンダーを使っていましたが、鍋が傷つきそう…。
4. 3にしょうゆ、砂糖、塩、「ハイミー®️」、豆乳を加え、もう一度ハンドブレンダーで撹拌すればスープの出来上がり。
スープは熱々がいいので、鍋に移して、加熱しました。
5. 別の鍋にたっぷりお湯(分量外)を沸かし、棒ラーメンを入れて、茹でます。茹で時間はお好みでとのこと。リュウジさんは3分茹でて硬めに仕上げるとのことなので、わたしも。
6. 丼に湯切りした麺とザルで濾したスープを入れ、2と小口切りにした青ねぎ、ラード(各分量外)をトッピングして出来上がり。
ラードでさらにコクを出すそうです。
調理時間は15分。10分以上かかりましたが、スープから作って15分は、かなり優秀。難しい工程もなく簡単でした。調味料はいろんな種類を使いますが、ただ混ぜるだけなので、さほど負担に感じません。
とんこつラーメンっぽい香り。でも、イヤな豚臭さはありません。
一蘭の香りかと言うと…どうだろう?一蘭は何度か食べたことがありますが、しょっちゅう食べるわけではないので、どんな香りだったか忘れてしまった(笑)。すみません。
では、いただきます!
おいしっ。
一蘭うんぬんはおいといて、ラーメンとしてのクオリティが、めちゃめちゃ高い。お店レベルのおいしさです。
スープの旨味と奥深さが、即席で作ったとは思えないレベル。豚骨を長時間煮込んだような白濁感と、ほんのりとろみもあって本格的。粉ゼラチンのおかげ?
確か一蘭のラーメンは、豚骨の旨味はありつつ、豚骨の臭みのないスープだった記憶がありますが…。これも豚の旨味はありつつ、豚臭さは感じません。味が似ているかはわからないけど(笑)。
そして、秘伝の赤いたれ。このたれをスープに溶かすことで、味がグッと引き締まります。本当によく出来ているラーメンです。
ラーメンは好きだけどとんこつラーメン嫌いの夫も、大満足で完食。スープまで一滴残らず飲み干していました(笑)。
…ということで今回は、リュウジさんの再現レシピシリーズ「ジェネリック一蘭」を作りました。一蘭と似ているかについては、わたしの味の記憶が曖昧でなんとも言えません。ただ、おいしいラーメンであることは確かです(笑)。
また、「ジェネリック一蘭」のレシピを公開後、リュウジさんは「『こんなにめんどうなら、一蘭行くわ』ってコメントがめちゃ多かった」と嘆いていました。でも、家族4人が一蘭で食べる場合の費用を考えると、自宅で作る方がお得だなとわたしは思います。まぁ、考え方は人それぞれですよね(笑)。興味のある方は、作ってみてはいかがでしょう。
材料を見ると特別珍しいものを使っているわけではなく、すべてスーパーで手に入る身近なもの。それなのにお店レベルの味に仕上げるなんて、あなたは神か…(笑)。
【サッポロ一番を1000食以上食った料理家】の最高傑作!ねぎ油と昆布の出汁にナンプラーちょい足し♡
5.8万いいね!リュウジさんの再現レシピシリーズ♪
”かなり一蘭”な、「ジェネリック一蘭」を紹介しているポストはこちら。
これガチでお店に怒られるから止めろ。と言われるほど旨い、10分で作れる
【かなり一蘭ラーメン】
本来は何十時間も煮込まなければいけないとんこつスープを10分で作る方法を編み出しました
多分この方法ほぼ知られてないと思います。骨がダメならあれを溶かす。必見す pic.twitter.com/s0u15xpK45— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) January 8, 2025
ポストでは「ほんと天才」「すごいの一言」「これの再現はすごい」「おいしかった!」「めちゃくちゃおいしかったですよっ!てか今日もこれにするんだっ!」などなど絶賛の嵐。
ですが、こんなコメントも。
「材料全部揃えるのって、結構カネかかりません…?」「確かにすごく一蘭っぽくて、おいしかったです!ただ、材料のほとんどがわが家のキッチンになかったため、材料費が3食で3800円ほどでした」「ミキサーがない」「ミキサー買うところから始めないとな…」。
実は、この「ジェネリック一蘭」、スーパーで揃えられる材料ばかりですが、「どこの家庭でも常備している」という調味料ではないものも。確かに一から揃えるとなると、コメントにあるように、結構材料費がかかるかも。また、ハンドブレンダーorミキサーが必須なので、その点でもハードルが高いと感じる人も多いようです。
中には、「作ってみたすぎてハンドブレンダー買いました!」と、すごい熱量の方もいらっしゃいましたけど(笑)。
なぜ、ハンドブレンダーを使うかと言うと、豚肉をスープと一緒に撹拌することで、お店で何時間もかけて煮込む豚骨スープの白濁感と豚肉の旨味を再現するんですって。
このアイデア、すごすぎる…(笑)。
ちなみに、「ジェネリック一蘭」の材料は、リュウジさんのレシピによく登場するものばかり。なので、「ジェネリック一蘭」以外にもリュウジさんのレシピを作ってみようという方なら、新たに買っても消費出来るかなと思います。
わが家はリュウジさんのレシピをよく作るので、材料は全部揃っていて、買い足すものはほぼありませんでした(笑)。
では、作ってみましょう。
リュウジさんの再現レシピ「ジェネリック一蘭」の材料と作り方

材料
【材料】1人分
「マルタイ棒ラーメン」…1束
豚バラ薄切り肉…30g ※細切りにする
水…300ml
ラード…大さじ1
味の素「中華あじ®️」…小さじ1
味の素「ハイミー®️」…7振り
酒…小さじ2
ガーリックパウダー…5振り
こしょう…4振り
粉ゼラチン…小さじ1と1/2
しょうゆ…大さじ1と1/2
砂糖…小さじ1/4
塩…ひとつまみ
無調整豆乳…小さじ2
◆赤い秘伝のたれ
コチュジャン…小さじ1
一味唐辛子…小さじ1/2
うま味調味料…1振り
こしょう…2振り
ゴマ油…小さじ1/2
水…小さじ1/3
「マルタイ棒ラーメン」が、一蘭の麺に近いそうです。ちなみに、マルタイ付属のスープは今回は使いません。
そして、ラーメンの材料としてひときわ異彩を放っている、粉ゼラチン。豚骨を煮込むと溶け出すゼラチン質を粉ゼラチンで再現するみたいです。…すごい発想。
また、豚バラ肉、ラード、ポークエキスを含む「中華あじ®️」で、豚骨スープに近い豚の旨味を出すそうですよ。
【作り方】
1. 鍋に水、ラード、「中華あじ®︎」、酒、ガーリックパウダー、こしょう、粉ゼラチン、細切りにした豚バラ肉を入れます。

スープ
沸騰したらフタをして10分煮込みます。火加減は言っていなかったので、弱めの中火にしました。
んっ?10分煮込むって…。10分で作れると言ってたけど、すでにこれで10分。
まっ、いいか(笑)。
2. 一蘭ラーメンの特徴でもある「赤い秘伝のたれ」を作ります。
器にコチュジャン、一味唐辛子、うま味調味料、こしょう、ゴマ油、水を入れて混ぜます。

たれ
これでタレは完成。
3. 1をハンドブレンダーで撹拌し、肉を粉砕します。
リュウジさんは鍋を火にかけたままハンドブレンダーを使っていましたが、鍋が傷つきそう…。
なので今回は、ハンドブレンダー専用の容器で撹拌することに。

スープ

スープ
4. 3にしょうゆ、砂糖、塩、「ハイミー®️」、豆乳を加え、もう一度ハンドブレンダーで撹拌すればスープの出来上がり。
スープは熱々がいいので、鍋に移して、加熱しました。
5. 別の鍋にたっぷりお湯(分量外)を沸かし、棒ラーメンを入れて、茹でます。茹で時間はお好みでとのこと。リュウジさんは3分茹でて硬めに仕上げるとのことなので、わたしも。

麺
6. 丼に湯切りした麺とザルで濾したスープを入れ、2と小口切りにした青ねぎ、ラード(各分量外)をトッピングして出来上がり。
ラードでさらにコクを出すそうです。

ラーメン
調理時間は15分。10分以上かかりましたが、スープから作って15分は、かなり優秀。難しい工程もなく簡単でした。調味料はいろんな種類を使いますが、ただ混ぜるだけなので、さほど負担に感じません。

ラーメン
とんこつラーメンっぽい香り。でも、イヤな豚臭さはありません。
一蘭の香りかと言うと…どうだろう?一蘭は何度か食べたことがありますが、しょっちゅう食べるわけではないので、どんな香りだったか忘れてしまった(笑)。すみません。
では、いただきます!

ラーメン
おいしっ。
一蘭うんぬんはおいといて、ラーメンとしてのクオリティが、めちゃめちゃ高い。お店レベルのおいしさです。
スープの旨味と奥深さが、即席で作ったとは思えないレベル。豚骨を長時間煮込んだような白濁感と、ほんのりとろみもあって本格的。粉ゼラチンのおかげ?

ラーメン
確か一蘭のラーメンは、豚骨の旨味はありつつ、豚骨の臭みのないスープだった記憶がありますが…。これも豚の旨味はありつつ、豚臭さは感じません。味が似ているかはわからないけど(笑)。
そして、秘伝の赤いたれ。このたれをスープに溶かすことで、味がグッと引き締まります。本当によく出来ているラーメンです。
ラーメンは好きだけどとんこつラーメン嫌いの夫も、大満足で完食。スープまで一滴残らず飲み干していました(笑)。
…ということで今回は、リュウジさんの再現レシピシリーズ「ジェネリック一蘭」を作りました。一蘭と似ているかについては、わたしの味の記憶が曖昧でなんとも言えません。ただ、おいしいラーメンであることは確かです(笑)。
また、「ジェネリック一蘭」のレシピを公開後、リュウジさんは「『こんなにめんどうなら、一蘭行くわ』ってコメントがめちゃ多かった」と嘆いていました。でも、家族4人が一蘭で食べる場合の費用を考えると、自宅で作る方がお得だなとわたしは思います。まぁ、考え方は人それぞれですよね(笑)。興味のある方は、作ってみてはいかがでしょう。

ラーメン
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