冬はおいしい牡蠣がお安く出回る季節。牡蠣好きな筆者は、待ってました!と、この時期に牡蠣をたっぷり堪能します♪ですが、牡蠣は加熱すると身がキュッと縮まって、仕上がった時には存在感がかなり控えめに…。
そんな残念な結果を払拭してくれそうな下処理方法を、YouTubeの料理系チャンネル『くまの限界食堂』で発見!水洗いした牡蠣に片栗粉をまぶすだけで、煮ても焼いてもプリッと仕上がるとのこと。これは朗報!さっそく試してみよう。

【川越シェフだよ。】パン粉まみれのビジュが斬新!「シン・牡蠣のムニエル」作ろう♪ぷっくり旨味満点なの

YouTube『くまの限界食堂』のX(旧Twitter)がこちら!

鍋も焼きも旨い牡蠣ですが、、、知っているだけで旨くなるコチラ。是非実験もお楽しみくださいhttps://t.co/8bmb76VWyZ pic.twitter.com/bfiLwGL1BD— くまの限界食堂 (@genkaiguma) December 27, 2024
牡蠣の処理をやらないと損すると紹介していたのは、チャンネル登録者数139万人のYouTubeの料理系チャンネル『くまの限界食堂』。処理ありと処理なしの牡蠣の画像をポストしていますよ。

『くまの限界食堂』のチャンネルで詳しく見てみると、処理に使っていたのは片栗粉。きれいに水洗いした牡蠣に片栗粉をまぶすだけという処理方法でした。

これだけで効果があるの⁉とビックリ。

牡蠣の汚れを落とすのに片栗粉を使うので、ついでにパパッと処理出来そう。処理の有無で違いが出るのか、比較してみます♪

片栗粉がポイント!「加熱しても縮まない牡蠣の下処理」を試してみた!

まずは加熱用の牡蠣をきれいに洗います。その後、半分に分けて下処理をしたもの、しないものを茹でて比較してみます。


 【基本の下処理】

用意したのは加熱用の牡蠣1パックと片栗粉です。最初に牡蠣をきれいに洗います。

パックの水気を軽く切った牡蠣をボウルに入れ、片栗粉を大さじ1杯振りかけて軽く揉みます。ひだに汚れが溜まっているので入念に揉みました。

水を張ったボウルで3回ほどやさしく洗って汚れを洗い流します。

キッチンペーパーで水分をやさしく拭き取ったら基本の下処理は完了。7粒入りだったので4個を「加熱しても縮まない牡蠣の下処理」を施し、残りの3個は水気を切ったままで使うことにします。

「加熱しても縮まない牡蠣の下処理」を実践!処理ありとなしの牡蠣茹でてみた

ここからはYouTube『くまの限界食堂』で紹介していた「加熱しても縮まない牡蠣の下処理」を実践!使うのは片栗粉だけです。片栗粉が牡蠣の縮みを防ぎ、水分も保ってくれるそうですよ。

水気をしっかりと切った牡蠣4個に薄く片栗粉をまぶしました。たったこれだけで、加熱した牡蠣の仕上がりが変わるのならうれしい♪ちょっとしたひと手間なのですぐに終わりました。

沸騰したお湯で、片栗粉をまぶした牡蠣とまぶしていない牡蠣を同時に3分茹でてみます。


片栗粉をまぶした下処理ありの牡蠣。2分ほど茹でた状態ですがぷっくりとツヤツヤとしています♪

3分茹でて3個を引き上げ、残りの1個は6分茹でてみました。

こちらは片栗粉をまぶさず、水気を切っただけの牡蠣。上記と同じく2分ほど茹でた状態ですが、少し小さくなったよう。特に牡蠣のひだが開いて、縁にしっかりと火が通っているように感じます。

こちらも3分茹でて2個を引き上げ、残りの1個は6分茹でてみました。

「加熱しても縮まない牡蠣の下処理」の効果はいかに?「茹で牡蠣」を実食!

【片栗粉をまぶした牡蠣・3分茹で】

片栗粉をまぶして3分茹でた牡蠣がこちら。表面がツヤッとしていて、生の牡蠣のようなぷっくりとした茹で牡蠣になりました。

お箸で掴んでみると表面に片栗粉の透明な膜があるようで、お箸からつるんと滑って掴みづらい。

食べてみると、プルンとしていて瑞々しく、旨味が濃厚!牡蠣のおいしさがお湯に溶け出していないのが分かります♪牡蠣好きな筆者は、お箸が止まらずあっという間に3個を完食。

【基本の下処理のみ・3分茹で】

水洗いして水分を吸い取って3分茹でた牡蠣がこちら。縮んだという印象はそれほど受けませんが、表面に輝きが無く、ひだが開き気味になっているので、火が通っているというのが見た目から伝わってきます。


水洗いしただけの茹で牡蠣はお箸で掴んでも滑らず、しっかりとホールド出来ます。

食べてみると、普段食べている牡蠣と変わらない味わいです。でも、片栗粉をまぶした「加熱しても縮まない牡蠣の下処理」の茹で牡蠣に比べると、味が薄い。

普段、食べていた牡蠣は旨味を逃していたのか!という発見がありました。

【加熱しても縮まない牡蠣の下処理の有無で比較・6分茹で】

画像左:片栗粉をまぶした牡蠣、画像右:水洗いしただけの牡蠣

「加熱しても縮まない牡蠣の下処理」の茹で牡蠣と、水洗いしただけの茹で牡蠣を並べて比較。

画像左の片栗粉をまぶして茹でた牡蠣は6分茹でても瑞々しく、ツヤッと輝いています。一方、画像右の水洗いして茹でた牡蠣は、特にひだがピンと立っていて、身が締まったような仕上がりに。

大きさにそれほど違いはありませんが、食べてみると、6分茹でたものも「加熱しても縮まない牡蠣の下処理」の茹で牡蠣の方が味が濃い♪

片栗粉をまぶすだけなので手間はそれほどかからず、覚えておきたいテクニックになりました。

牡蠣に片栗粉をまぶすだけ♪大きさに大差は無くても、瑞々しさと旨味が違う!

画像下:片栗粉をまぶした茹で牡蠣、画像上:水洗いしただけの茹で牡蠣

YouTubeの料理系チャンネル『くまの限界食堂』が紹介していた「加熱しても縮まない牡蠣の下処理」は、汚れを落とした牡蠣に片栗粉をまぶすだけの簡単な下処理でした。

「加熱しても縮まない牡蠣の下処理」の有無で茹で牡蠣の大きさを比較してみました。今回は大きさにそれほど大差は見られませんでしたが、食感と味にははっきりと違いが現れました。

牡蠣には濃厚な旨味がありますが、下処理を行った牡蠣は旨味が逃げず、より濃厚な味わいを堪能出来ました♪

片栗粉をまぶすというひと手間で、牡蠣のおいしさをキープ出来ますよ!

冬は牡蠣がおいしい季節なので、調理する際の参考にしてみてくださいね。
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