こんにちは、スーパー青果部歴10年の青髪のテツです。今の季節、おいしい野菜といえば「大根」。
【青髪のテツ】が語るキノコの掟!「舞茸の”お尻”は捨てるべからず!」おいしいヒケツはコントラストだって?
本格的に寒くなってきて、お鍋やおでんがおいしい季節になりました。
鍋やおでんの具材として大活躍する野菜といえば、「大根」です!
加熱してもおいしいですが、お漬物にしても良いし、大根おろしやスティック野菜など生食もGOOD!
まさに万能野菜の大根ですが、1本丸ごと買うと量が多いので、半分や1/3などにカットされたものを買う場合が多いですよね。
ただ、茎が生えている「頭の方」と、ひげ根が生えている「根っこの方」だと、同じ値段なのに大きさが全然違うということがよくあります。
これは、「頭の方」が辛味が少なく、甘味も強くて人気があるので、量を少なめに調整しているんです。
逆に辛味が強めの「根っこの方」は、大きめに切ってお得感を出すことが多いです。
お店的にも、片方の部分ばかりが売れ残ると困りますからね…。
とはいえ、お得に見えるからといって、考えなしに辛味の強い方を購入すると失敗することも。
「すりおろしてみたら、ものすごく辛かった…」なんて経験のある人もいるのではないでしょうか。
ただ、そんな辛味が強い根っこの方も、簡単な裏ワザで辛味を抑えて食べやすくすることができるんです!
30秒で辛味を抑える裏ワザ!
1. 大根の皮を剥き、すりおろす。
今回は丸一本の大根で試してみました。あえて、根っこの方をカットして使います。
皮を剥いて、すりおろしました!
2. ラップはせずに500Wの電子レンジで30秒加熱する。
3. 粗熱が取れるまで常温で冷ます。
なんと、これだけで辛味を抑えることができるんです!
今回は、加熱あり・無しで味わいを比較してみました。
上の画像の、左が加熱あり、右が加熱無しです。わかりづらいですが、左の方が水分が少ない気がしますね。
そのまま食べてみたところ…「加熱無し」の方は、正直辛~い!!
辛味大根かな?というレベルです(汗)。そばつゆに入れるなどすれば何とか活用できそうですが、焼き魚にのせるにはちょっと辛すぎるかな。
そして、「加熱あり」の方を食べてみたところ、辛味がほぼなくなっています!
大根おろしの風味はちゃんと残っていましたよ。これなら、焼き魚にのせたり、ちりめんじゃこと一緒に食べてもおいしそう!
なぜ、レンチンすると辛味が抑えられるのかというと、大根の辛味成分である「イソチオシアネート」が揮発性であり、加熱することで大部分が揮発するからです。
かなり効果的なので、「辛くて食べられない!」という場合はぜひ試してみてくださいね。
大根スティックでも試してみた!
大根おろしでは明らかに効果がありましたが、「大根スティック」ではどうでしょうか。
ということで、試してみました!
大根の根っこの方の皮を剥いてスティックサイズに切った後、大根おろしと同様に500Wのレンジで30秒加熱しました。
試食してみたところ…「加熱無し」の方はちょっと辛味を感じるかな、という程度。
大根おろしとは違って、根っこの方でもそれほど辛味が発生しない様子。
ただ、「加熱あり」の方は、辛味はまったくなく、むしろ甘さすら感じましたよ。
スティック野菜にしても、食べやすくなる効果あり!だと思います。
常温にしばらく置くだけでも辛味は収まる!
とはいえ、レンジで加熱すると、多少なりとも風味や食感が変わります。
それを避けたい場合は、切って30分程度常温に置いておくだけでも、自然に成分が揮発して辛味を抑えることができますよ。
以上、今回は「大根の辛味を抑える裏ワザ」をご紹介しました。
野菜を販売しているとわかるんですが、大根って本当に「頭の方」ばかりが売れていくんです…。
根元の方はなかなか売れてくれないので、安くしたり、極端に大きく切ってみたり、いろいろ工夫したものです。
それでも、頭の方ばかり売れていくのが現実…(汗)。
今回の裏ワザを活用して、大根の根っこの方も恐れずに購入してもらえるとうれしいです。
そして、今の季節が一番おいしい大根をた~くさん食べてくださいね!
鍋やおでんなど熱々の料理にピッタリですが、大根おろしやスティック野菜など生食でも活躍しますよね。ただし、この野菜、部位によって「辛味」が違います。大根おろしを作るのに、辛味が強い部位を買ってしまった場合、「辛くて食べられない!」なんてことも…。今回は、そんなときに試してほしい裏ワザをご紹介します♪
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本格的に寒くなってきて、お鍋やおでんがおいしい季節になりました。
鍋やおでんの具材として大活躍する野菜といえば、「大根」です!

加熱してもおいしいですが、お漬物にしても良いし、大根おろしやスティック野菜など生食もGOOD!
まさに万能野菜の大根ですが、1本丸ごと買うと量が多いので、半分や1/3などにカットされたものを買う場合が多いですよね。
ただ、茎が生えている「頭の方」と、ひげ根が生えている「根っこの方」だと、同じ値段なのに大きさが全然違うということがよくあります。
これは、「頭の方」が辛味が少なく、甘味も強くて人気があるので、量を少なめに調整しているんです。

逆に辛味が強めの「根っこの方」は、大きめに切ってお得感を出すことが多いです。
お店的にも、片方の部分ばかりが売れ残ると困りますからね…。

とはいえ、お得に見えるからといって、考えなしに辛味の強い方を購入すると失敗することも。
「すりおろしてみたら、ものすごく辛かった…」なんて経験のある人もいるのではないでしょうか。
ただ、そんな辛味が強い根っこの方も、簡単な裏ワザで辛味を抑えて食べやすくすることができるんです!
30秒で辛味を抑える裏ワザ!
1. 大根の皮を剥き、すりおろす。

今回は丸一本の大根で試してみました。あえて、根っこの方をカットして使います。

皮を剥いて、すりおろしました!
2. ラップはせずに500Wの電子レンジで30秒加熱する。

3. 粗熱が取れるまで常温で冷ます。

なんと、これだけで辛味を抑えることができるんです!
今回は、加熱あり・無しで味わいを比較してみました。
上の画像の、左が加熱あり、右が加熱無しです。わかりづらいですが、左の方が水分が少ない気がしますね。
そのまま食べてみたところ…「加熱無し」の方は、正直辛~い!!
辛味大根かな?というレベルです(汗)。そばつゆに入れるなどすれば何とか活用できそうですが、焼き魚にのせるにはちょっと辛すぎるかな。
そして、「加熱あり」の方を食べてみたところ、辛味がほぼなくなっています!
大根おろしの風味はちゃんと残っていましたよ。これなら、焼き魚にのせたり、ちりめんじゃこと一緒に食べてもおいしそう!
なぜ、レンチンすると辛味が抑えられるのかというと、大根の辛味成分である「イソチオシアネート」が揮発性であり、加熱することで大部分が揮発するからです。
かなり効果的なので、「辛くて食べられない!」という場合はぜひ試してみてくださいね。
大根スティックでも試してみた!

大根おろしでは明らかに効果がありましたが、「大根スティック」ではどうでしょうか。
ということで、試してみました!
大根の根っこの方の皮を剥いてスティックサイズに切った後、大根おろしと同様に500Wのレンジで30秒加熱しました。
試食してみたところ…「加熱無し」の方はちょっと辛味を感じるかな、という程度。
大根おろしとは違って、根っこの方でもそれほど辛味が発生しない様子。
ただ、「加熱あり」の方は、辛味はまったくなく、むしろ甘さすら感じましたよ。
スティック野菜にしても、食べやすくなる効果あり!だと思います。
常温にしばらく置くだけでも辛味は収まる!
とはいえ、レンジで加熱すると、多少なりとも風味や食感が変わります。
それを避けたい場合は、切って30分程度常温に置いておくだけでも、自然に成分が揮発して辛味を抑えることができますよ。

以上、今回は「大根の辛味を抑える裏ワザ」をご紹介しました。
野菜を販売しているとわかるんですが、大根って本当に「頭の方」ばかりが売れていくんです…。
根元の方はなかなか売れてくれないので、安くしたり、極端に大きく切ってみたり、いろいろ工夫したものです。
それでも、頭の方ばかり売れていくのが現実…(汗)。
今回の裏ワザを活用して、大根の根っこの方も恐れずに購入してもらえるとうれしいです。
そして、今の季節が一番おいしい大根をた~くさん食べてくださいね!
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