初めてマッシュルームを生で食べたのはもう40年ほど前のことですが、とてもおいしくて今でも好きな食べ方のひとつです。きのこ類はシンプルに焼くのもおいしいところが好きなのですが、今回、伝説の家政婦志麻さんがYouTubeで付け合わせとしてソテーを紹介していました。
さっそく作ってみました!

【志麻さんの真骨頂】水っぽくなく瑞々しい♪そして濃ゆ~い味わい♡「キャロットラぺの作り方」にトライ!

志麻さんの「マッシュルームのソテー」の材料と作り方

【材料】※1~2人分
マッシュルーム…1パック(小さめなら2パック。しいたけやエリンギでも可)
ベーコン(ブロック)…40~50g(スライスでも可)
サラダ油…約大さじ3
塩…適量
黒こしょう…適量

【志麻さんの真骨頂】フランス料理基本のき!付け合わせの王道「マッシュルームソテーの作り方」に挑戦!


マッシュルームは半分に切っておきます。
ベーコンは短冊に切っておきます。

【作り方】※調理時間:10分
1. フライパンに大さじ1強のサラダ油を引いて強火にかけ、断面を下にしてマッシュルームを並べます。

【志麻さんの真骨頂】フランス料理基本のき!付け合わせの王道「マッシュルームソテーの作り方」に挑戦!

※マッシュルームがサラダ油を吸いますので、少ないようなら足しましょう。

2. 焼き色がついたら裏返します。

【志麻さんの真骨頂】フランス料理基本のき!付け合わせの王道「マッシュルームソテーの作り方」に挑戦!


3. ベーコンを加えて、焼き色がついたら裏返して焼きます。

【志麻さんの真骨頂】フランス料理基本のき!付け合わせの王道「マッシュルームソテーの作り方」に挑戦!


4. ベーコンに火が入ったら、全体を混ぜて塩と黒こしょうを振ります。

【志麻さんの真骨頂】フランス料理基本のき!付け合わせの王道「マッシュルームソテーの作り方」に挑戦!


5. 油を切って皿に盛りつけて、出来上がりです。

【志麻さんの真骨頂】フランス料理基本のき!付け合わせの王道「マッシュルームソテーの作り方」に挑戦!


白くておいしそうなマッシュルームなのに、焼き色がつくとまた違った「おいしそう」が見えてくるのがとても不思議です。アツアツの焼き立てを食べてみると、マッシュルームの持つ旨味が焼いたことで凝縮されて、中に残った水分と一緒に口の中にあふれてきました。このおいしい旨味の詰まった水分を無駄にしないためにも、焼き過ぎには注意です。
味付けは塩と黒こしょうだけでシンプルですが、そこにベーコン独特の香りと旨味がプラスされ、一緒に食べるとそれだけで付け合わせではないレベルの一品です。焼くだけなのに、このおいしさはすごいです。

マッシュルームはスーパーでもよく見かけますが、なんとなく白いものが多く売られているような気がします。茶色の方が味も香りも濃いので、わたしの中では白はサラダやソテー、茶色は煮込みとなんとなく使い分けています。ですが、白はとにかく痛みが早いので、色がよくておいしいうちに食べきるようにしています。新鮮な白は、少し厚切りにしてサラダに入れると食感も味わえますし、マッシュルームだけを器に盛って、塩とレモンだけでもおいしく頂けます。

きのこ類はどれもおいしいだしが取れますし、煮ても焼いてもOKと、使い勝手がいいのが特徴です。それぞれに香りがいいとか味がいいとかの違いはあっても、使えば確実においしくなりますし、独特の食感も味わえるというのはなかなかに優れものの食材です。以前、炉端焼きで大きなしいたけの丸焼きを食べたときに、傘の部分に溜まった旨味たっぷりのジュースに感激した経験がありますが、マッシュルームも嚙んだ途端にジュースがあふれ出てきて、おいしさをたっぷりと味わえます。菌でできているのにきのこはすごいなぁと、つくづく思います。

付け合わせだけはもったいないレベルのソテーができますので、ぜひ作ってみてください!
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