寒い日にぴったりなグラタン。焼きたてを食卓に出せば、熱々で至福~♪グラタンレシピは多々ありますが、今回は市販のルウなどを使わず、クリーミーに仕上げる「クリーミィポテトチキングラタン」に挑戦!YouTubeの料理系チャンネル『くまの限界食堂』で紹介されており、炒めた具に薄力粉と牛乳を加えることで、ソースがなめらかになるそう。
薄切りじゃがいもを加えることで、さらにとろみが付くんですって。でんぷん効果の裏ワザね♪

潰したアボカドに味噌マヨ合わせると…濃厚クリーミィ♡具は安価なカニカマでも『ご馳走グラタンだわ♡』

YouTube『くまの限界食堂』のX(旧Twitter)がこちら!

寒い日はくりーみぃ。こちらどうぞ
ポテトとチキンにソースが絡みついて・・・・
ぐ~らたん!https://t.co/3BvXs3RnVj pic.twitter.com/VmFWjrOX4L— くまの限界食堂 (@genkaiguma) February 3, 2025

チャンネル登録者数141万人を有するYouTubeの料理系チャンネル『くまの限界食堂』。公式X(旧Twitter)では、寒い日におすすめだという「クリーミィポテトチキングラタン」の画像をポストしていますよ。

表面のチーズがこんがりと焼けていて、クリーミーなソースとよく合いそう!

「クリーミィポテトチキングラタン」の考案者は、男性の料理家・KUMAさん。食べることも料理することも好きだと、概要欄に記載がありました。

筆者はこれまで、『くまの限界食堂』で見つけたレシピを、たくさん作りましたが、どれも簡単でおいしい仕上がりに。毎日の献立に役立っていますよ♪

今回作る「クリーミィポテトチキングラタン」は、じゃがいも、鶏肉、マッシュルームが入ったグラタン。じゃがいもを薄切りにするのが、ポイントですって。市販のルウは使わず、牛乳と薄力粉でソースを作るので、やさしい味わいになりそうです♪

牛乳で作れる♪「クリーミィポテトチキングラタン」を作ってみた!

【寒い日はクリーミィ】鶏肉と薄切りポテトにソースが絡んで…もう♡裏ワザで“とろみ出す”グラタン焼こう


【材料】(2~3人分)
鶏もも肉…2枚(約600g)
じゃがいも…3個 ※今回は330g使用
玉ねぎ…1/2個
マッシュルーム…5~6個 ※お好みのきのこでも可
薄力粉…大さじ4
塩・こしょう…各適量
牛乳…600ml
コンソメ(顆粒)…小さじ1
ピザ用チーズ…たっぷり ※今回は70g使用
有塩バター…20g ※半分に分けておく
サラダ油…少々

【作り方】
1. 玉ねぎを薄切りに、マッシュルームを5mm幅程度に、じゃがいもをスライサーで薄切りにします。

【寒い日はクリーミィ】鶏肉と薄切りポテトにソースが絡んで…もう♡裏ワザで“とろみ出す”グラタン焼こう


じゃがいもをスライサーで薄切りにするのが、ポイントです。包丁で切る場合は、出来るだけ薄く切ってくださいね。


2. 鶏肉の水分を、キッチンペーパーで拭き取ります。余分な皮を切り落とし、小さめのひと口サイズに切ります。

【寒い日はクリーミィ】鶏肉と薄切りポテトにソースが絡んで…もう♡裏ワザで“とろみ出す”グラタン焼こう


鶏肉は小さめに切ると、グラタンの中にコロコロとたっぷり入っている印象になりますよ。

3. フライパンに油を引き、中火で熱します。玉ねぎと鶏肉を入れ、塩とこしょうを振り、鶏肉の片面がこんがりとするまで焼きます。

【寒い日はクリーミィ】鶏肉と薄切りポテトにソースが絡んで…もう♡裏ワザで“とろみ出す”グラタン焼こう


鶏肉にこんがりとした焼き色が付くように、出来るだけ皮目を下にして並べるのがおすすめです。玉ねぎを混ぜながら7分ほど焼くと、鶏肉に焼き色が付きました。

4. マッシュルームを加えて、炒め合わせます。薄力粉も入れて、粉っぽさがなくなるまで炒めます。

【寒い日はクリーミィ】鶏肉と薄切りポテトにソースが絡んで…もう♡裏ワザで“とろみ出す”グラタン焼こう


マッシュルームを加え、鶏肉から出た脂を絡ませてから薄力粉を加え、1分ほど炒め合わせました。具材に薄力粉を加えて炒めることで、牛乳を加えてもダマになりにくく、なめらかなソースになりますよ。

5. 分量の半分のバター(10g)を溶かして、全体に絡めます。
じゃがいもを加えてサッと炒めたら、牛乳を3回に分けて加えます。2回目の時にはコンソメも加え、都度よく混ぜながら、とろみが付くまで軽く煮込みましょう。

【寒い日はクリーミィ】鶏肉と薄切りポテトにソースが絡んで…もう♡裏ワザで“とろみ出す”グラタン焼こう


本来ならじゃがいも、牛乳の順に加えるのですが、うっかり間違えて、先に牛乳を2回加えてしまいました…。少しとろみの付いた状態でコンソメを溶かします。

【寒い日はクリーミィ】鶏肉と薄切りポテトにソースが絡んで…もう♡裏ワザで“とろみ出す”グラタン焼こう


コンソメが溶けたところで、入れ忘れていたじゃがいもを投入。具材がたっぷりでフライパンから溢れそう。じゃがいもをソースに沈めて軽く混ぜると、じゃがいものでんぷんでとろみが付きはじめました。

3回目の牛乳を加えましたが、全量を加えると溢れそうだったので、今回はトータルで450mlの牛乳を加えて、とろっとするまで3分ほど煮込みました。

6. 残しておいたバター半分(10g)を加えて溶かし、味見して塩で味を調えます。

【寒い日はクリーミィ】鶏肉と薄切りポテトにソースが絡んで…もう♡裏ワザで“とろみ出す”グラタン焼こう


シチューのようなとろみが付いたところで、残りのバターを溶かしました。味見すると、牛乳のまろやかでやさしい甘さ。鶏肉に少し塩とこしょうを振っただけなので、しっかりと塩味が付くように、塩を加えました。


7. グラタン皿に移してチーズを乗せ、トースターで焼き色が付くまで焼きます。

【寒い日はクリーミィ】鶏肉と薄切りポテトにソースが絡んで…もう♡裏ワザで“とろみ出す”グラタン焼こう


縦23cm、横14cm、深さ4cmのグラタン皿に入れてみると、1/4くらいの量が入らず。残りはクリームシチューとしていただくことにします。

【寒い日はクリーミィ】鶏肉と薄切りポテトにソースが絡んで…もう♡裏ワザで“とろみ出す”グラタン焼こう


あとはオーブントースターで、チーズに焼き色が付くまで焼くだけ。今回は250℃で10分ほど焼きました。

薄切りじゃがいもがミルフィーユ状♪ソースがとろっとやさしい味わい

【寒い日はクリーミィ】鶏肉と薄切りポテトにソースが絡んで…もう♡裏ワザで“とろみ出す”グラタン焼こう


YouTubeの料理系チャンネル『くまの限界食堂』で作っていた「クリーミィポテトチキングラタン」が、焼き上がりました!

牛乳で作ったホワイトソースがたっぷり!中に入っているじゃがいも、鶏肉、マッシュルームも白っぽいので、全体的に白いグラタンに。でも、白いからこそ香ばしく焼けたチーズが目立って、食欲をそそります♪

【寒い日はクリーミィ】鶏肉と薄切りポテトにソースが絡んで…もう♡裏ワザで“とろみ出す”グラタン焼こう


取り分けると、ホワイトソースがとろり♡薄切りのじゃがいも、鶏肉、マッシュルームがたっぷりと入っています。

【寒い日はクリーミィ】鶏肉と薄切りポテトにソースが絡んで…もう♡裏ワザで“とろみ出す”グラタン焼こう


じゃがいもから食べてみると、数枚が重なっていてミルフィーユのよう♪ソースがとろっとしているので、じゃがいももとろけるようなおいしさです。鶏肉はプリッとしていて、マッシュルームも程よい噛み応え。

牛乳をたっぷりと使ったソースは、ミルキーでやさしい味わい。薄力粉を具材に絡めて炒めたのでダマもなく、とってもなめらかです。

ルウから手作りしたクリームシチューにチーズをかけて焼いたような、ほっとする味わいのグラタンでした。


家庭的な味わいでもじゃがいもをスライスすれば洗練さがアップ!

【寒い日はクリーミィ】鶏肉と薄切りポテトにソースが絡んで…もう♡裏ワザで“とろみ出す”グラタン焼こう


YouTubeの料理系チャンネル『くまの限界食堂』で見つけた「クリーミィポテトチキングラタン」は、手作りソースのやさしい味わいを楽しめるグラタンでした。

ポテトグラタンのレシピはよく見かけますが、じゃがいもを薄切りにするだけで、食感ががらりと変わるので、作ってみる価値ありですよ!

具材に薄力粉をまぶしてから牛乳を加えるとダマになりにくく、テクニックがなくてもとろっとなめらかなソースに仕上がります。なので、手作りルウに初挑戦でも、作りやすいはず。

やさしい味わいのグラタンは、寒い日にぴったり♪上記分量で作るとグラタン皿1枚に収まりきらないくらいの量に。半量にして作っても、2人で楽しめるくらいの量を作れそうですよ。
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