こんにちは、スーパー青果部歴10年の青髪のテツです。突然ですが、「大根」を煮たりみそ汁の具に入れたりするとき、「下茹で」ってしていますか?「どうせ煮込むんだし」と、この調理工程を飛ばす人は多いんですが、実は下茹でにはさまざまなメリットがあるんですよ。
【青髪のテツ】「大根おろしが辛~い(泣)」そんなときは30秒○○○○するべし! 【大根調理の裏ワザ】
サラダや炒め物、煮物、お鍋…とどんな料理にも使える、万能野菜「大根」。
肌寒い時期は煮物にするとおいしいですよね!
そんな大根ですが、みなさんは煮物やスープ、みそ汁の具にするとき「下茹で」はしていますか?
下茹でとは、他の材料と一緒に煮込む前に、あらかじめ水で茹でて火を通しておく調理工程のことです。
もちろん、切ってそのまま調理してもいいんですが、下茹ですることで下記のようなメリットがあるんですよ!
●アクや苦味がとれ、大根本来の風味や甘みが引き立つ。
●味が染み込みやすくなる。
●大根の透明度が増して、見た目が美しく仕上がる。
なので、時間があるときや、味や出来栄えにこだわりたいときは、ぜひ下茹ですることをオススメします。
肝心の下茹でする方法ですが、普通に水で茹でるよりも効果がより顕著になる裏ワザがあるんです。
さっそくご紹介します!
大根の下茹では「米のとぎ汁」で!
1. 大根をよく洗い、調理時に使う大きさに切って、皮を剥いておく。
大根の皮は食べることができるので、剥かなくてもOKですよ。
2. 大根を鍋に入れ、大根全体が被るくらいのお米のとぎ汁を入れて火にかける。
3. 沸騰したら弱火にして15分程度茹で、竹串がスッと刺さるくらいの柔らかさになったら、火を止める。
4. 3を煮込み料理に加えて、味が染みたら完成。
米のとぎ汁で下茹でしただけでは、真っ白でわかりにくかったので、今回はおでんつゆに入れて味を染み込ませましたよ。
大根に透明感があり、つゆがまんべんなく染み込んでいるのがわかるでしょうか!?
比較のため、下茹でせずにおでんつゆで煮込んだ大根(右)と並べてみました。
竹串を刺してみると、どちらも同じくらい柔らかいのですが、下茹でしていない方はつゆの染み込み方に偏りがあります(画像ではわかりにくいかもしれませんが…)。
これ、食べてみると違いがよくわかります。
下茹でした方は、中心までしっかり味が染みていて、ほろほろと柔らかい食感でとってもおいしい♪
一方、下茹でしていない方は、中心の部位がうまくほぐれず、食感があまりよくありません。つゆの味わいも不均一です…。
下茹でを省いても食べられるのですが、大根をよりおいしく味わいたいのなら、ぜひ「米のとぎ汁で下茹で」を試してみてくださいね。
ちなみに、お米の研ぎ汁が用意できない場合は、水に「小麦粉」や「片栗粉」を小さじ1混ぜたもので代用可能です。
以上、今回は大根を「下茹で」する方法について紹介しました。
瑞々しさが特徴の春大根(画像出典:写真AC)
大根は冬のイメージが強いと思いますが、春も「春大根」というものが出回っています。
春大根は、品種にもよりますが、水分量が多く瑞々しいという特徴があり、とてもおいしいですよ。
ぜひ今回のワザで下茹でをして、旬の春大根をおいしくたくさん食べてくださいね!
今回紹介するのは、「米のとぎ汁」で下茹でする裏ワザ。「こんなに味が変わるの!?」と驚愕するほど、大根がおいしくなりますよ。ぜひお試しあれ♪
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そんな大根ですが、みなさんは煮物やスープ、みそ汁の具にするとき「下茹で」はしていますか?
下茹でとは、他の材料と一緒に煮込む前に、あらかじめ水で茹でて火を通しておく調理工程のことです。
もちろん、切ってそのまま調理してもいいんですが、下茹ですることで下記のようなメリットがあるんですよ!
●アクや苦味がとれ、大根本来の風味や甘みが引き立つ。
●味が染み込みやすくなる。
●大根の透明度が増して、見た目が美しく仕上がる。
なので、時間があるときや、味や出来栄えにこだわりたいときは、ぜひ下茹ですることをオススメします。
肝心の下茹でする方法ですが、普通に水で茹でるよりも効果がより顕著になる裏ワザがあるんです。
さっそくご紹介します!
大根の下茹では「米のとぎ汁」で!

1. 大根をよく洗い、調理時に使う大きさに切って、皮を剥いておく。

大根の皮は食べることができるので、剥かなくてもOKですよ。
2. 大根を鍋に入れ、大根全体が被るくらいのお米のとぎ汁を入れて火にかける。

3. 沸騰したら弱火にして15分程度茹で、竹串がスッと刺さるくらいの柔らかさになったら、火を止める。

4. 3を煮込み料理に加えて、味が染みたら完成。

米のとぎ汁で下茹でしただけでは、真っ白でわかりにくかったので、今回はおでんつゆに入れて味を染み込ませましたよ。
大根に透明感があり、つゆがまんべんなく染み込んでいるのがわかるでしょうか!?

比較のため、下茹でせずにおでんつゆで煮込んだ大根(右)と並べてみました。
竹串を刺してみると、どちらも同じくらい柔らかいのですが、下茹でしていない方はつゆの染み込み方に偏りがあります(画像ではわかりにくいかもしれませんが…)。
これ、食べてみると違いがよくわかります。
下茹でした方は、中心までしっかり味が染みていて、ほろほろと柔らかい食感でとってもおいしい♪
一方、下茹でしていない方は、中心の部位がうまくほぐれず、食感があまりよくありません。つゆの味わいも不均一です…。
下茹でを省いても食べられるのですが、大根をよりおいしく味わいたいのなら、ぜひ「米のとぎ汁で下茹で」を試してみてくださいね。
ちなみに、お米の研ぎ汁が用意できない場合は、水に「小麦粉」や「片栗粉」を小さじ1混ぜたもので代用可能です。
以上、今回は大根を「下茹で」する方法について紹介しました。

瑞々しさが特徴の春大根(画像出典:写真AC)
大根は冬のイメージが強いと思いますが、春も「春大根」というものが出回っています。
春大根は、品種にもよりますが、水分量が多く瑞々しいという特徴があり、とてもおいしいですよ。
ぜひ今回のワザで下茹でをして、旬の春大根をおいしくたくさん食べてくださいね!
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