春先になるとどこからともなく現れる新玉ねぎ、しかも短い期間でいなくなってしまう季節野菜の代表格ですが、なんといってもその魅力は甘さ。そのまま生で食べても甘くておいしいなんて、普通の玉ねぎでは考えられませんよね。
リュウジ『新玉葱は”水だけ”で煮込め』 放り込んで火点けるだけの【玉鍋】作ろう!調味は食べるときで!
川越達也さんはかつて予約の取れないイタリアンレストラン「TATSUYA KAWAGOE」のオーナーシェフを務めていましたが、現在はフードコーディネーター、料理講師として活躍する傍ら、YouTube「川越シェフだよ。」で発信を続けています。基本的な料理のコツをとても分かりやすく紹介していて、とても参考になります。
川越シェフの「新玉ねぎのポタージュ」の材料と作り方
【材料】※2~3人分
新玉ねぎ…300g
じゃがいも…40g
マッシュルーム…40g
ベーコン…10g
カニ風味かまぼこ…60g
グリンピース(下茹で済みのもの)…10粒程度
牛乳…50ml
バター(無塩)…10g
オリーブオイル…大さじ1/2
塩…少々
白こしょう…少々
ベーコンはブロックタイプをカットして使っています。
新玉ねぎ、じゃがいも、マッシュルームは薄切りにしておきます。
【作り方】※調理時間:15分
1. 鍋にオリーブオイルを引いて新玉ねぎを入れ、塩をふたつまみ振って弱火でフタをして炒めます。
2. 新玉ねぎがしんなりしたら、マッシュルーム、じゃがいも、ベーコンを加えてフタをして炒めます。
3. 水分がなくなったら水をひたひたに加えてフタをして、じゃがいもに火が通るまで煮ます。
4. ベーコンを取り出し、それ以外をミキサーにかけてピューレ状にします。
5. 鍋に移し替えて牛乳を加えます。
6. 塩、こしょうで味を整えます。ポタージュの完成です。
7. フライパンにバターとカニ風味かまぼこを入れ、中火で炒めます。
8. グリーンピースを加えて炒めます。
9. 6のポタージュを温めて器に盛り、8のカニ風味かまぼことグリーンピースを乗せ、オリーブオイル(分量外)を回しかけて出来上がりです。
ピューレ状になった口当たりのいいポタージュを口へ運ぶと、予想を超えた新玉ねぎの甘い味が広がりました。具の2/3が新玉ねぎだということを考えれば確かに甘いと予想はつきますが、その予想を超えるとんでもない甘さです。飲み込みやすいピューレ状ですので、これなら小さいお子さんでもおいしく食べられそうです。なぜポタージュにソテーしたカニ風味かまぼこを乗せるのかと疑問でしたが、確かに大人にはこのトッピングは必要かもしれないと思うほどのよいコンビネーションでした。
若い頃単身でフランスへ旅行に行った際、宿の近くにあったビストロに入って、最初に注文したのがポタージュでした。その日のポタージュはにんじんでしたが、あまりのおいしさにニコニコしながら飲み干すと、空いた皿におまけでポタージュを注ぎ足してくれました。それも飲み干してしまうとまた注いでくれそうになりましたので、さすがにそれはお断りしましたが。
これまでポタージュを作るときは、じゃがいもやにんじん、かぼちゃなどとにかくメインの具材を多く使えばいいと思っていましたが、川越シェフが説明していたように、とにかくポタージュのベースは玉ねぎで、そこにメインの具材を足すというのは驚きでした。ポタージュだからといって甘く見ていた自分に反省です。それにしても玉ねぎの働きはすごいです。ちなみに取り出したベーコンはその後出てこないので、使わないんだなと判断して食べてみましたが、塩気も完全に抜けきったベーコンでした。一緒にピューレにすると色が悪くなるので、入れないのかもしれませんね。
とにかく甘くておいしいポタージュができますので、新玉ねぎが手に入るうちにぜひ作ってみてください!
そんな新玉ねぎを川越シェフは、なんとポタージュにしていました。YouTube『川越シェフだよ。』で披露していたのですが、とってもおいしそうでしたので、さっそく作ってみることに。
リュウジ『新玉葱は”水だけ”で煮込め』 放り込んで火点けるだけの【玉鍋】作ろう!調味は食べるときで!
川越達也さんはかつて予約の取れないイタリアンレストラン「TATSUYA KAWAGOE」のオーナーシェフを務めていましたが、現在はフードコーディネーター、料理講師として活躍する傍ら、YouTube「川越シェフだよ。」で発信を続けています。基本的な料理のコツをとても分かりやすく紹介していて、とても参考になります。
川越シェフの「新玉ねぎのポタージュ」の材料と作り方
【材料】※2~3人分
新玉ねぎ…300g
じゃがいも…40g
マッシュルーム…40g
ベーコン…10g
カニ風味かまぼこ…60g
グリンピース(下茹で済みのもの)…10粒程度
牛乳…50ml
バター(無塩)…10g
オリーブオイル…大さじ1/2
塩…少々
白こしょう…少々
ベーコンはブロックタイプをカットして使っています。

新玉ねぎ、じゃがいも、マッシュルームは薄切りにしておきます。
【作り方】※調理時間:15分
1. 鍋にオリーブオイルを引いて新玉ねぎを入れ、塩をふたつまみ振って弱火でフタをして炒めます。

2. 新玉ねぎがしんなりしたら、マッシュルーム、じゃがいも、ベーコンを加えてフタをして炒めます。

3. 水分がなくなったら水をひたひたに加えてフタをして、じゃがいもに火が通るまで煮ます。

4. ベーコンを取り出し、それ以外をミキサーにかけてピューレ状にします。

5. 鍋に移し替えて牛乳を加えます。

6. 塩、こしょうで味を整えます。ポタージュの完成です。

7. フライパンにバターとカニ風味かまぼこを入れ、中火で炒めます。

8. グリーンピースを加えて炒めます。

9. 6のポタージュを温めて器に盛り、8のカニ風味かまぼことグリーンピースを乗せ、オリーブオイル(分量外)を回しかけて出来上がりです。

ピューレ状になった口当たりのいいポタージュを口へ運ぶと、予想を超えた新玉ねぎの甘い味が広がりました。具の2/3が新玉ねぎだということを考えれば確かに甘いと予想はつきますが、その予想を超えるとんでもない甘さです。飲み込みやすいピューレ状ですので、これなら小さいお子さんでもおいしく食べられそうです。なぜポタージュにソテーしたカニ風味かまぼこを乗せるのかと疑問でしたが、確かに大人にはこのトッピングは必要かもしれないと思うほどのよいコンビネーションでした。
若い頃単身でフランスへ旅行に行った際、宿の近くにあったビストロに入って、最初に注文したのがポタージュでした。その日のポタージュはにんじんでしたが、あまりのおいしさにニコニコしながら飲み干すと、空いた皿におまけでポタージュを注ぎ足してくれました。それも飲み干してしまうとまた注いでくれそうになりましたので、さすがにそれはお断りしましたが。
店員さんもみな終始ニコニコして対応してくれて、その日以来、わたしはビストロが大好きになりました。ポタージュのよい思い出です。
これまでポタージュを作るときは、じゃがいもやにんじん、かぼちゃなどとにかくメインの具材を多く使えばいいと思っていましたが、川越シェフが説明していたように、とにかくポタージュのベースは玉ねぎで、そこにメインの具材を足すというのは驚きでした。ポタージュだからといって甘く見ていた自分に反省です。それにしても玉ねぎの働きはすごいです。ちなみに取り出したベーコンはその後出てこないので、使わないんだなと判断して食べてみましたが、塩気も完全に抜けきったベーコンでした。一緒にピューレにすると色が悪くなるので、入れないのかもしれませんね。
とにかく甘くておいしいポタージュができますので、新玉ねぎが手に入るうちにぜひ作ってみてください!
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