カレーライスにオムライス、ハヤシライスときたら洋食の王道ですが、実はどれも日本生まれの食べ物なんです。インド生まれのカレーがイギリスを経由して日本に入ってきて、洋食屋から大衆食堂のメニューに変化していったのが今のカレーライスの始まり。
【枡谷が沖縄料理!?】反則級に旨い「そうめんチャンプルーの作り方」だと!?秘密は素麺に下味をつける!?
桝谷周一郎さんは16歳から料理の道に入り、国内外で修業後、25歳で代官山に「オステリア ルッカ」を開業。芸人コンビ北陽の虻川美穂子さんと結婚し、今は一児の父です。「賛否両論」の笠原シェフとは25年来の友人で、笠原シェフのYouTubeに触発されたかは定かではありませんが『桝谷周一郎のSimple is best』を開設。料理を作りながら持ち前のユーモアあふれるトークも全力で展開しています。
枡谷シェフの「チキンライス」の材料と作り方
【材料】※2人分
ご飯…ご飯茶碗2杯分
鶏もも肉…150g
えのきたけ…1/3株
卵…1個
玉ねぎ…1/2個
ケチャップ…大さじ2
無塩バター…5g
中華だしの素(顆粒)…小さじ1/2
オリーブオイル…大さじ1+小さじ1
パセリ(生)…少々
塩…少々
鶏もも肉はひと口大に切っておきます。
玉ねぎはみじん切りにしておきます。
えのきは3~5cm程度に切っておきます。
卵はよく溶いておきます。
パセリは刻んでおきます。
【作り方】※調理時間:20分
1. ボウルに鶏肉を入れ、塩を振ってなじませます。
2. 鶏肉をフライパンに入れ、オリーブオイル小さじ1を加えて炒めます。
3. 玉ねぎを加えて弱火で炒めます。
4. えのきを加えて中火で炒めます。
5. 具を脇に寄せ、空いたところにバターとオリーブオイル大さじ1、溶き卵を加えて強火にします。
6. 卵に火が通ったら、ご飯を加えて混ぜながら炒めます。
7. 全体が混ざったら火を止めて、中華だしの素とケチャップを加えます。
8. 火をつけて、混ぜながら炒めます。
9. 全て混ざったら器に盛りつけて、パセリをかけて出来上がりです。
鶏もも肉を焼いただけでいい匂いがするのに、バターとケチャップが焼けた匂いまで加わると、もはやおいしくないわけがないと確信さえ持てるほどです。具と調味料がよく混ざった状態のチキンライスを口へ運ぶと、そこには昔懐かしい記憶の中の洋食が待っていました。いつ食べたかなんて思い出せないのに、子供の頃に食べて「洋食っておいしい!」と脳に刻まれたあの日の記憶が再認識された瞬間です。
洋食で使うきのこは?と質問されたら、わたしはマッシュルームと即答するほど、マッシュルームが好きです。おそらくマッシュルームとの最初の出会いは、ナポリタンに入っていたスライスのマッシュルームだったように思うのですが、水煮缶ではない白いマッシュルームが生でも食べられると知ったのは、20歳を過ぎてからのことでした。当時よく通っていたバーでサラダを注文するとマッシュルーム、ヤングコーン、ビーツ、パルミット(ヤシの芽の芯)、アーティチョークと、わたしが好きなものばかりが入っていて、とてもうれしかったものです。それ以来、真っ白なマッシュルームを買うと、ほとんどサラダにして食べていたことを思い出します。もちろん、焼いたマッシュルームも好きですが。
大人になっていろいろな洋食と出会ってからというもの、チキンライスを食べる機会が減ったような気がします。卵でくるんでオムライスにしてしまうからというのが一番の理由のような気がしますが…。さらに昔のように調味料がケチャップしかないわけでなく、ホワイトソースやらデミグラスソースまでもが簡単に家で食べられることで、選択肢が広がったことも大きな理由だと思います。とは言いながらも、チキンライスを食べる機会が減っている分、懐かしさを倍増してくれるのでどっちもどっちだなとも思います。
とても懐かしいチキンライスに再会できますので、ぜひ作ってみてください!
チキンライスは鶏肉や玉ねぎをご飯と一緒にケチャップで炒めるだけなので手軽でおいしいことから広まったものです。ハヤシライスは…何だっけ!?それはさておき、今回はイタリアンの枡谷シェフがYouTubeで披露していた「チキンライス」にトライします。イタリアンシェフの洋食とはいかなるものか、さっそく作ってみましょう。
【枡谷が沖縄料理!?】反則級に旨い「そうめんチャンプルーの作り方」だと!?秘密は素麺に下味をつける!?
桝谷周一郎さんは16歳から料理の道に入り、国内外で修業後、25歳で代官山に「オステリア ルッカ」を開業。芸人コンビ北陽の虻川美穂子さんと結婚し、今は一児の父です。「賛否両論」の笠原シェフとは25年来の友人で、笠原シェフのYouTubeに触発されたかは定かではありませんが『桝谷周一郎のSimple is best』を開設。料理を作りながら持ち前のユーモアあふれるトークも全力で展開しています。
枡谷シェフの「チキンライス」の材料と作り方
【材料】※2人分
ご飯…ご飯茶碗2杯分
鶏もも肉…150g
えのきたけ…1/3株
卵…1個
玉ねぎ…1/2個
ケチャップ…大さじ2
無塩バター…5g
中華だしの素(顆粒)…小さじ1/2
オリーブオイル…大さじ1+小さじ1
パセリ(生)…少々
塩…少々

鶏もも肉はひと口大に切っておきます。
玉ねぎはみじん切りにしておきます。
えのきは3~5cm程度に切っておきます。
卵はよく溶いておきます。
パセリは刻んでおきます。
【作り方】※調理時間:20分
1. ボウルに鶏肉を入れ、塩を振ってなじませます。

2. 鶏肉をフライパンに入れ、オリーブオイル小さじ1を加えて炒めます。

3. 玉ねぎを加えて弱火で炒めます。

4. えのきを加えて中火で炒めます。

5. 具を脇に寄せ、空いたところにバターとオリーブオイル大さじ1、溶き卵を加えて強火にします。

6. 卵に火が通ったら、ご飯を加えて混ぜながら炒めます。

7. 全体が混ざったら火を止めて、中華だしの素とケチャップを加えます。

8. 火をつけて、混ぜながら炒めます。

9. 全て混ざったら器に盛りつけて、パセリをかけて出来上がりです。

鶏もも肉を焼いただけでいい匂いがするのに、バターとケチャップが焼けた匂いまで加わると、もはやおいしくないわけがないと確信さえ持てるほどです。具と調味料がよく混ざった状態のチキンライスを口へ運ぶと、そこには昔懐かしい記憶の中の洋食が待っていました。いつ食べたかなんて思い出せないのに、子供の頃に食べて「洋食っておいしい!」と脳に刻まれたあの日の記憶が再認識された瞬間です。
特別なものなんて何も入っていなくて、そのほとんどが家にある材料ばかりなのに、これほどにおいしく出来上がるなんて、料理人ってやっぱりすごいと思います。
洋食で使うきのこは?と質問されたら、わたしはマッシュルームと即答するほど、マッシュルームが好きです。おそらくマッシュルームとの最初の出会いは、ナポリタンに入っていたスライスのマッシュルームだったように思うのですが、水煮缶ではない白いマッシュルームが生でも食べられると知ったのは、20歳を過ぎてからのことでした。当時よく通っていたバーでサラダを注文するとマッシュルーム、ヤングコーン、ビーツ、パルミット(ヤシの芽の芯)、アーティチョークと、わたしが好きなものばかりが入っていて、とてもうれしかったものです。それ以来、真っ白なマッシュルームを買うと、ほとんどサラダにして食べていたことを思い出します。もちろん、焼いたマッシュルームも好きですが。
大人になっていろいろな洋食と出会ってからというもの、チキンライスを食べる機会が減ったような気がします。卵でくるんでオムライスにしてしまうからというのが一番の理由のような気がしますが…。さらに昔のように調味料がケチャップしかないわけでなく、ホワイトソースやらデミグラスソースまでもが簡単に家で食べられることで、選択肢が広がったことも大きな理由だと思います。とは言いながらも、チキンライスを食べる機会が減っている分、懐かしさを倍増してくれるのでどっちもどっちだなとも思います。
とても懐かしいチキンライスに再会できますので、ぜひ作ってみてください!
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