しょうが焼きと聞くと、”豚の”しょうが焼きを思い浮かべる人が多いはず。ですが、川越シェフのYouTubeチャンネル『川越シェフだよ。
』で紹介していたのは、鶏肉のしょうが焼き。しかも、ご飯の上に鶏のしょうが焼きと目玉焼きをのせて、丼に仕立てる「鶏の生姜焼き丼」ですって。ボリューム満点なうえに、ワンコイン500円で作れる節約丼なんだとか。ちょうど鶏もも肉が残っているので、さっそく作ってみよっと♪

【昔お好み焼き屋さんでアルバイトしてた川越シェフだよ。】当時習った焼き方・レシピで「豚玉」焼いてみた

YouTubeチャンネル『川越シェフだよ。』のワンコイン丼♪

15.1万人が登録するYouTubeチャンネル『川越シェフだよ。』は、川越達也シェフが昨年7月に開設したチャンネル。イタリアンに限らず、家庭で簡単に出来るおいしい料理を紹介しています。

本日はその中から、500円で作れるワンコイン丼「鶏の生姜焼き丼」を作ります。しょうが焼きというと豚肉が定番ですが、鶏もも肉を使うそうです。さらに半熟目玉焼きをのせるので、親子丼とも言えますね。

では、作ってみましょう。


川越シェフ直伝「鶏の生姜焼き丼」の作り方

【川越食堂のワンコイン丼】500円で腹パン♪豚でなく「鶏の生姜焼き丼」作ろう!あ、親子丼でもあるね♡
材料


【材料】1~2人分
鶏もも肉…250g~300g
卵…1~2個
すりおろしたしょうが…5g
すりおろしたにんにく…5g
砂糖…小さじ1/2強
合わせ調味料…しょうゆ、みりん、酒各大さじ2を混ぜたもの

今回、しょうがとにんにくは、生のものを使用。

【作り方】
1. 鶏肉は食べやすい大きさにカットし、キッチンペーパーで水分をふき取ります。

2. フライパンにサラダ油小さじ1(分量外)を引き、皮目を下にして鶏肉を入れます。

中火にかけ、皮目から出る脂を利用して焼きます。

【川越食堂のワンコイン丼】500円で腹パン♪豚でなく「鶏の生姜焼き丼」作ろう!あ、親子丼でもあるね♡
鶏肉


皮目がこんがり焼けたらひっくり返し、鶏肉に火が通るまで焼きます。

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鶏肉


鶏肉から出た脂”鶏油(チーユ)” を、取り出します。

大さじ1杯分ほどの鶏油が取れました。

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鶏肉


3. 合わせ調味料に砂糖、にんにく、しょうがを加えます。ここで味見をして、好みの甘さに調整します。

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調味料


今回は、分量通り作ります。

4. フライパンに3を大さじ2杯分くらい加え、鶏肉と煮絡め、火を止めます。火加減は中火。


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鶏肉


しょうがとにんにくのいい香り。唐揚げの下味と同じ香りです。

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鶏肉


5. 別のフライパンに、先ほど取り出した鶏油を入れ、卵を割り入れます。

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旨味たっぷりの鶏油で卵を焼くとは、さすが。考えもつきませんでした。

白身が白くなったら、3を大さじ1加え、火を止め、フタをして、余熱でお好みの硬さまで火を通します。

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余熱だけでは、かなりの半熟だったので、少し加熱しました。ここらへんはお好みで。

6. お皿によそったご飯(分量外)に4と5を盛り付け、ゴマ油と白いりゴマ(各分量外)をお好みでかけて、出来上がり。彩りにパセリ(分量外)を添えました。

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調理時間は15分。難しい工程もなく、簡単でした。
タレは半分ほど余るので、ラップをして加熱し、追いタレにしてもいいとのことです。

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では、卵を崩して、いただきます!

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おっ。おいしいけど、ちょっと甘味が少なかったかな。

タレと卵の黄身が混ざって濃厚&まろやかになりますが、わたしの好みとしては、もう少し砂糖を入れて、甘じょっぱな味にしたかった…。その方が、ご飯も進みそう。

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ご飯


鶏肉は加熱しすぎ(涙)。大きく切りすぎたのか、タレがいまひとつなじんでいない気もします。

甘味が足りない分、まずくはないけど、特別おいしくもないかな(笑)。やはり、川越シェフがタレを作る工程で「味見をして好みの甘さに調整してくださいね」と言ったのを、守るべきでした。

材料が少ないゆえ、作る人の料理の腕で味が変わるのでしょうね。動画と見比べると、川越シェフの鶏肉はふっくら仕上がっているのに対し、わたしの作ったものは焼きすぎで、ふっくら感ゼロ。鶏肉って、火が通っていないのが怖いので、ほんと、いつも焼きすぎちゃうんですよね。


実際、川越シェフの動画制作スタッフの方たちは、試食するや「こ~れはおいしい」「鶏肉に調味料がよく絡んでいておいしいです」と大絶賛。わたしの出来上がりとは随分、違うみたいです。

ちなみに、辛口批評家の夫にはもちろん、不評。「箸が進まな~い」「鶏肉と卵を使うなら、普通の親子丼がよかった」と言われてしまいました(笑)。まぁ、しょうがないよね。

残ったタレは、冷蔵庫に余っていた鶏むね肉の下味として活用。薄めに切った鶏むね肉をタレで1時間ほど漬け込み、片栗粉をまぶして油で揚げたら、とってもおいしかったです。

YouTubeチャンネル『川越シェフだよ。』の「鶏の生姜焼き丼」は、ボリューム満点の丼レシピでした。味付けと鶏肉の焼き加減がおいしさを左右すると思います。タレの味見は、お忘れなく。お好みで、七味唐辛子やマヨネーズで味変をしてもいいそうですよ。


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