北海道の遅い春といえば「行者にんにく」。山菜の王様ともいわれ、わが家も一家そろって行者にんにくが大好き♪今年は「行者にんにく狩り」に出かけ、大量にGETしてきましたよ♪そこで定番の「しょうゆ漬け」と香りを生かした「行者にんにくのジンギスカン」を作ってみたいと思います。
【北海道民なら知っている】ご当地グルメのジンギスカンが…唐揚げに!?給食にも出る逸品で衝撃の旨さ
北海道のTV番組で大活躍!星澤幸子さんが作る「行者にんにくのしょうゆ漬け」
今回「行者にんにくのしょうゆ漬け」は、YouTubeチャンネル『星澤幸子の和食は偉い!!心をこめて、愛をこめて』で紹介していた作り方で挑戦してみます。星澤幸子さんは北海道生まれの料理研究家で、なんと30年間、夕方のワイド番組で料理を紹介しているんです!北海道では「星澤先生」の愛称で親しまれていて、筆者ももちろん毎日番組を見ています。しかも現在、出演テレビの料理コーナーは再編集され、SKY PerfectTVで日本全国・アジアでも放送中。料理本やエッセイなども出版されています。
星澤先生が人気の理由は、何と言っても料理の簡単さ!面白い語り口であっという間に料理を完成させていく様子は、まさに圧巻なんです。今回作ってみる「しょうゆ漬け」も、なんと5分でできちゃう簡単レシピ。あっという間に北海道の郷土料理が完成しますよ♪
あ、ここで一般の方はおそらく知らないと思われる行者にんにく (ギョウジャニンニク) について説明しておきますね。ねぎ属の多年草で、にんにくに似た香りが特徴の山菜です。多くは北海道の山野に自生し、修行僧が滋養強壮のために食べていたことから、この名が付けられたと言われているんですよ。
「行者にんにくのしょうゆ漬け」の作り方
【材料】
行者にんにく…200gほど
しょうゆ…大さじ2
酒…大さじ2
みりん…大さじ2
細切り昆布…適量
※今回、筆者は細切り昆布がなかったので、昆布を切って代用しました。
【作り方】
1. 行者にんにくはよく洗い、茎の赤い部分を取り除きます。
キッチンペーパーなどでこすると、するっとすぐに皮がむけます。
2. 茎の部分を切り落とし、3cmくらいの幅に切ります。切った後は茹でる時間に差をつけるため、葉と茎の部分を分けておきましょう。
3. お湯(分量外)を沸かし、切った行者にんにくを茹でます。最初に茎の部分を茹で、10秒くらい置いてから葉を茹でます。
茹で過ぎず、色が鮮やかになったら火を止め、ザルに取り水気を切ります。茎がつぶれるくらいの柔らかさになっているかが目安です。星澤先生は1分ほど茹でていました。
4. 茹でた行者にんにくを冷ましている間に、調味液を作ります。鍋にしょうゆ、みりん、酒、細切り昆布を入れて火にかけます。ひと煮立ちさせてアルコール分を飛ばしたらすぐに火を止め、冷まします。
5. 3の茹でた行者にんにくをフタ付き保存容器に入れ、上から4を注ぎます。
6. しっかりと味を染みこませるため、キッチンペーパーとラップをかけ冷蔵庫で冷やします。星澤先生は作りたてを食べてもOKだと言っていましたが、味が染みたしょうゆ漬けにするため、一晩置きました♪
7. お皿に盛り付けたら完成です♪
そのまま食べても、ご飯にのせても♪
茎は太い方がおいしいと星澤先生が言っていましたが、その通りです!歯ごたえがあってとってもおいしい♪行者にんにくは香りはにんにくそのものなのですが、ニラほど味にクセがないので食べやすい山菜なんです。なのでしょうゆ漬けにすると、にんにくの香りとほどよいしょうゆ加減で、白いご飯との相性もバッチリ♡もちろんお酒のおつまみにもぴったり合いますよ♪ゴマ油をちょっと垂らしてもおいしいと思います!
行者にんにくは、修行僧が強壮のために食べていたとされるのが名前の由来だそう。「アイヌネギ」や「キトビロ」など様々な呼び方があります。「キトビロ」で思い出しましたが、キトビロラーメンというのが道内にはあったりするほど北海道では有名な食べ物なんですよ。
話は戻りまして、行者にんにくの香りですが、にんにくのような強い香りが特徴で、種を植えてから収穫するまでに5年以上の歳月がかかるそうです。アク抜きが不要のため手軽に調理できるのがうれしい♪
行者にんにく独特のにおい成分である硫化アリルは、強い殺菌力をもち、疲労回復効果に役立つビタミンB1の吸収を助けると言われています。また、血栓の予防効果が期待されているそうですよ。北海道ではしょうゆ漬けの他に、炒めたり、天ぷらにしたりといろんな調理方法で楽しまれています。
そのため今回は、「行者にんにくのジンギスカン」もあわせて作ってみようと思います♪
和食店主が紹介する「行者にんにくのジンギスカン」を作ってみました♪
「行者にんにくのジンギスカン」を紹介していたのは、YouTubeチャンネル『四季の味 悠膳~料理人LIFE』さん。北海道苫小牧市で和食料理店を営む料理長さんが運営しています。
「行者にんにくのジンギスカン」の作り方
【材料】(3~4人分)
行者にんにく…200~300g
薄切りラム肉…500g
もやし…1袋
ジンギスカンのタレ…お好みで
【作り方】
1. 行者にんにくの下処理については「しょうゆ漬け」と同じです。行者にんにくを食べやすい大きさに切っておきます。
2. フライパンに油(分量外)を引き、中火で熱し、行者にんにくともやしをのせます。動画ではジンギスカン鍋を使用していましたが、フライパンでもOKです。筆者はフライパンで作りました。
3. 2の上にラム肉を広げて並べます。肉でフタをして蒸らしていくイメージです。
4. 肉のふちが白くなってきたら、全体を混ぜ合わせて、完成です♪お好みのタレにくぐらせて食べましょう。
にんにくの風味がたまらない♪
ラム肉の独特な風味と旨味に、行者にんにくの香りと食感が加わってとってもおいしく出来ました♪北海道では「味付きジンギスカン」を使って野菜と炒めて食べる家庭も多いのですが、今回は薄切りのラム肉を使用しましたよ。
もともとラム肉は脂肪が少なくヘルシーに食べられますが、薄切りだとさらに食べやすさが増しているように感じます。もやしのシャキっと感と行者にんにくの茎の歯ごたえも最高です♪部屋中ににんにくとラムのいい香りが充満して、食べる前からお腹が鳴るほどでした(笑)
キャベツや玉ねぎを入れて焼くのもおいしいですが、行者にんにくを使うとより一層「ジンギスカンを食べた」感が増しますね♡
北海道を代表する「ジンギスカン」と「行者にんにく」のコラボ、機会があればぜひ食べてみてほしいです♪
参考web:
JAグループ
https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=123
作り方を参考にしたYouTubeチャンネルは、どちらも地元・北海道で活躍されている料理のスペシャリストたち♪本格的な北海道の郷土料理を楽しんでいただけると思います♡ではさっそく紹介していきますね。
【北海道民なら知っている】ご当地グルメのジンギスカンが…唐揚げに!?給食にも出る逸品で衝撃の旨さ
北海道のTV番組で大活躍!星澤幸子さんが作る「行者にんにくのしょうゆ漬け」
今回「行者にんにくのしょうゆ漬け」は、YouTubeチャンネル『星澤幸子の和食は偉い!!心をこめて、愛をこめて』で紹介していた作り方で挑戦してみます。星澤幸子さんは北海道生まれの料理研究家で、なんと30年間、夕方のワイド番組で料理を紹介しているんです!北海道では「星澤先生」の愛称で親しまれていて、筆者ももちろん毎日番組を見ています。しかも現在、出演テレビの料理コーナーは再編集され、SKY PerfectTVで日本全国・アジアでも放送中。料理本やエッセイなども出版されています。
星澤先生が人気の理由は、何と言っても料理の簡単さ!面白い語り口であっという間に料理を完成させていく様子は、まさに圧巻なんです。今回作ってみる「しょうゆ漬け」も、なんと5分でできちゃう簡単レシピ。あっという間に北海道の郷土料理が完成しますよ♪
あ、ここで一般の方はおそらく知らないと思われる行者にんにく (ギョウジャニンニク) について説明しておきますね。ねぎ属の多年草で、にんにくに似た香りが特徴の山菜です。多くは北海道の山野に自生し、修行僧が滋養強壮のために食べていたことから、この名が付けられたと言われているんですよ。
「行者にんにくのしょうゆ漬け」の作り方

【材料】
行者にんにく…200gほど
しょうゆ…大さじ2
酒…大さじ2
みりん…大さじ2
細切り昆布…適量
※今回、筆者は細切り昆布がなかったので、昆布を切って代用しました。
【作り方】
1. 行者にんにくはよく洗い、茎の赤い部分を取り除きます。
星澤先生は「黒くなっていなければ取り除かなくても大丈夫」だと言っていましたが、わたしは口に残るのを避けるため取り除きました。

キッチンペーパーなどでこすると、するっとすぐに皮がむけます。

2. 茎の部分を切り落とし、3cmくらいの幅に切ります。切った後は茹でる時間に差をつけるため、葉と茎の部分を分けておきましょう。

3. お湯(分量外)を沸かし、切った行者にんにくを茹でます。最初に茎の部分を茹で、10秒くらい置いてから葉を茹でます。

茹で過ぎず、色が鮮やかになったら火を止め、ザルに取り水気を切ります。茎がつぶれるくらいの柔らかさになっているかが目安です。星澤先生は1分ほど茹でていました。

4. 茹でた行者にんにくを冷ましている間に、調味液を作ります。鍋にしょうゆ、みりん、酒、細切り昆布を入れて火にかけます。ひと煮立ちさせてアルコール分を飛ばしたらすぐに火を止め、冷まします。

5. 3の茹でた行者にんにくをフタ付き保存容器に入れ、上から4を注ぎます。

6. しっかりと味を染みこませるため、キッチンペーパーとラップをかけ冷蔵庫で冷やします。星澤先生は作りたてを食べてもOKだと言っていましたが、味が染みたしょうゆ漬けにするため、一晩置きました♪

7. お皿に盛り付けたら完成です♪

そのまま食べても、ご飯にのせても♪
茎は太い方がおいしいと星澤先生が言っていましたが、その通りです!歯ごたえがあってとってもおいしい♪行者にんにくは香りはにんにくそのものなのですが、ニラほど味にクセがないので食べやすい山菜なんです。なのでしょうゆ漬けにすると、にんにくの香りとほどよいしょうゆ加減で、白いご飯との相性もバッチリ♡もちろんお酒のおつまみにもぴったり合いますよ♪ゴマ油をちょっと垂らしてもおいしいと思います!
行者にんにくは、修行僧が強壮のために食べていたとされるのが名前の由来だそう。「アイヌネギ」や「キトビロ」など様々な呼び方があります。「キトビロ」で思い出しましたが、キトビロラーメンというのが道内にはあったりするほど北海道では有名な食べ物なんですよ。
話は戻りまして、行者にんにくの香りですが、にんにくのような強い香りが特徴で、種を植えてから収穫するまでに5年以上の歳月がかかるそうです。アク抜きが不要のため手軽に調理できるのがうれしい♪
行者にんにく独特のにおい成分である硫化アリルは、強い殺菌力をもち、疲労回復効果に役立つビタミンB1の吸収を助けると言われています。また、血栓の予防効果が期待されているそうですよ。北海道ではしょうゆ漬けの他に、炒めたり、天ぷらにしたりといろんな調理方法で楽しまれています。
そのため今回は、「行者にんにくのジンギスカン」もあわせて作ってみようと思います♪
和食店主が紹介する「行者にんにくのジンギスカン」を作ってみました♪
「行者にんにくのジンギスカン」を紹介していたのは、YouTubeチャンネル『四季の味 悠膳~料理人LIFE』さん。北海道苫小牧市で和食料理店を営む料理長さんが運営しています。
北海道の郷土料理である「ジンギスカン」と「行者にんにく」の組み合わせ。とっても気になりませんか?さっそく作ってみますね!
「行者にんにくのジンギスカン」の作り方

【材料】(3~4人分)
行者にんにく…200~300g
薄切りラム肉…500g
もやし…1袋
ジンギスカンのタレ…お好みで
【作り方】
1. 行者にんにくの下処理については「しょうゆ漬け」と同じです。行者にんにくを食べやすい大きさに切っておきます。

2. フライパンに油(分量外)を引き、中火で熱し、行者にんにくともやしをのせます。動画ではジンギスカン鍋を使用していましたが、フライパンでもOKです。筆者はフライパンで作りました。

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3. 2の上にラム肉を広げて並べます。肉でフタをして蒸らしていくイメージです。

4. 肉のふちが白くなってきたら、全体を混ぜ合わせて、完成です♪お好みのタレにくぐらせて食べましょう。

にんにくの風味がたまらない♪
ラム肉の独特な風味と旨味に、行者にんにくの香りと食感が加わってとってもおいしく出来ました♪北海道では「味付きジンギスカン」を使って野菜と炒めて食べる家庭も多いのですが、今回は薄切りのラム肉を使用しましたよ。
もともとラム肉は脂肪が少なくヘルシーに食べられますが、薄切りだとさらに食べやすさが増しているように感じます。もやしのシャキっと感と行者にんにくの茎の歯ごたえも最高です♪部屋中ににんにくとラムのいい香りが充満して、食べる前からお腹が鳴るほどでした(笑)
キャベツや玉ねぎを入れて焼くのもおいしいですが、行者にんにくを使うとより一層「ジンギスカンを食べた」感が増しますね♡
北海道を代表する「ジンギスカン」と「行者にんにく」のコラボ、機会があればぜひ食べてみてほしいです♪
参考web:
JAグループ
https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=123
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