管理栄養士のともゆみです。備蓄米が安価で買えるようになりましたが、みなさんはもう食べましたか?わが家はようやく手に入れたところです。
【備蓄米の保存法】五ツ星お米マイスター曰く『”小泉米”は保存に細心のケアが必要』 全て実践してみた
フジテレビ系列、平日午前に生放送している生活情報番組『ノンストップ!』。その日の「タブロイド・ザ・ライフ」のコーナーでは、備蓄米や輸入米に関する特集をしていました。備蓄米が購入できるようになった今、古いお米もおいしく食べられる方法を知りたいですよね。都内で米店を経営している5ツ星お米マイスターの西島豊造さんが古いお米を生まれ変わらせるスーパーテクを教えてくれました。
今回購入した備蓄米はこちら↓
古古米だというこの備蓄米を使って、古いお米を新米のように蘇らせるという裏ワザをやってみたいと思います。使用するのは、なんと、金網のザル。麺を茹でたときや、野菜を茹でたときに水切りをするのに普段使っていますが、こちらを使用します。
古いお米を蘇らせる裏ワザのやり方
【やり方】
1.ザルに古くなったお米(今回は備蓄米)を入れます。
2.水をかけないままの状態で網にグーの手にしてお米をこすりつけます。
3.円を描くようにしてかき混ぜるようにザラザラザラとこすりつけます。1分ほどこすりつけました。
網の下を見てみると、白い粉が落ちています。金網にこすりつけることで劣化した表面の部分が削られるそうです。
お米の状態はどうでしょうか。
金網にこすりつけることで劣化した表面の部分が削られ、米に艶が復活するそうです。ただ、使用した備蓄米は古古米ですが、精米したてだからか、元々白くてきれいめだったので、今回は金網でこすりつけたあとも大きな見た目の変化は感じられませんでした。
比較してみた!
金網にこすりつけて炊いたご飯とこすりつけずに普通に炊いたご飯を並べてみます。
画像左が備蓄米を金網にこすりつけてから炊いたご飯、右側は備蓄米をこすりつけずに普通に炊いたご飯です。どちらもお米を洗って同じ炊飯器で普通炊飯で炊いています。
左:こすりつけて炊いたお米 右:こすりつけずに炊いたお米
見た感じ、左の金網にこすりつけた方が若干白いような気はしますが、ほぼ同じですかね。では先に右側の金網にこすりつけていない方から食べてみます。
若干噛み応えがあるというか、硬さがあるのかなとは思いますが、次回からは少し水分を増やして炊けばいいのでは、という程度です。
次に左側の金網にこすりつけた方はどうでしょうか?あれ、違いがわかりませんね。こちらも普通においしいです。こちらもぬか臭はせず、もちもちして硬さも先ほどと同じですね。
番組では、古いお米を金網にこすりつけると劣化した部分が削られお米に甘味が増すとのことでしたが、元々の金網にこすりつけていない備蓄米の状態が良かったからか、正直なところ味の違いはわかりませんでした。変化が見られたのは、今回は炊きあがったご飯の見た目がやや白くなった感じというところのみですね。
米の成分
米に含まれるでんぷんは、炊飯によって消化吸収がよくなり、効率良くエネルギー源となるため、体力回復が期待できます。また、脳にとっても最も効率的なエネルギー源となります。代謝のさいにビタミンB1を必要とするため、ビタミンB1を多く含む食材を一緒に摂るようにしましょう。ビタミンB1を多く含む食材は、豚肉、魚介類、玄米など精製していない食品に多く含まれます。
今回使用した備蓄米は、精米したてだったからなのか、意外とおいしく、金網にこすりつけたものとこすりつけなかったもので違いはよくわかりませんでしたが、もしかすると、古古古米や、精米してから時間が経ったものなどでは効果を感じるかもしれませんね。
もし今食べているお米がおいしくないなと思ったら、試してみてはいかがでしょうか。
参考文献:
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社
備蓄米といえば、古古米や古古古米。フジテレビ系列の生活情報番組『ノンストップ!』では、「タブロイド・ザ・ライフ」のコーナーで5ツ星お米マイスターによる”古いお米を新米のように蘇らせる裏ワザ”を紹介していました。手に入った備蓄米でさっそくやってみようと思います。
【備蓄米の保存法】五ツ星お米マイスター曰く『”小泉米”は保存に細心のケアが必要』 全て実践してみた
フジテレビ系列、平日午前に生放送している生活情報番組『ノンストップ!』。その日の「タブロイド・ザ・ライフ」のコーナーでは、備蓄米や輸入米に関する特集をしていました。備蓄米が購入できるようになった今、古いお米もおいしく食べられる方法を知りたいですよね。都内で米店を経営している5ツ星お米マイスターの西島豊造さんが古いお米を生まれ変わらせるスーパーテクを教えてくれました。
今回購入した備蓄米はこちら↓

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古古米だというこの備蓄米を使って、古いお米を新米のように蘇らせるという裏ワザをやってみたいと思います。使用するのは、なんと、金網のザル。麺を茹でたときや、野菜を茹でたときに水切りをするのに普段使っていますが、こちらを使用します。

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古いお米を蘇らせる裏ワザのやり方
【やり方】
1.ザルに古くなったお米(今回は備蓄米)を入れます。

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2.水をかけないままの状態で網にグーの手にしてお米をこすりつけます。

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3.円を描くようにしてかき混ぜるようにザラザラザラとこすりつけます。1分ほどこすりつけました。

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網の下を見てみると、白い粉が落ちています。金網にこすりつけることで劣化した表面の部分が削られるそうです。

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お米の状態はどうでしょうか。

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金網にこすりつけることで劣化した表面の部分が削られ、米に艶が復活するそうです。ただ、使用した備蓄米は古古米ですが、精米したてだからか、元々白くてきれいめだったので、今回は金網でこすりつけたあとも大きな見た目の変化は感じられませんでした。
比較してみた!
金網にこすりつけて炊いたご飯とこすりつけずに普通に炊いたご飯を並べてみます。
画像左が備蓄米を金網にこすりつけてから炊いたご飯、右側は備蓄米をこすりつけずに普通に炊いたご飯です。どちらもお米を洗って同じ炊飯器で普通炊飯で炊いています。

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左:こすりつけて炊いたお米 右:こすりつけずに炊いたお米
見た感じ、左の金網にこすりつけた方が若干白いような気はしますが、ほぼ同じですかね。では先に右側の金網にこすりつけていない方から食べてみます。
あ、普通においしいです♡もちもち感があってぬか臭などもなくおいしく食べられます。備蓄米って意外においしいですね。
若干噛み応えがあるというか、硬さがあるのかなとは思いますが、次回からは少し水分を増やして炊けばいいのでは、という程度です。
次に左側の金網にこすりつけた方はどうでしょうか?あれ、違いがわかりませんね。こちらも普通においしいです。こちらもぬか臭はせず、もちもちして硬さも先ほどと同じですね。
番組では、古いお米を金網にこすりつけると劣化した部分が削られお米に甘味が増すとのことでしたが、元々の金網にこすりつけていない備蓄米の状態が良かったからか、正直なところ味の違いはわかりませんでした。変化が見られたのは、今回は炊きあがったご飯の見た目がやや白くなった感じというところのみですね。
米の成分
米に含まれるでんぷんは、炊飯によって消化吸収がよくなり、効率良くエネルギー源となるため、体力回復が期待できます。また、脳にとっても最も効率的なエネルギー源となります。代謝のさいにビタミンB1を必要とするため、ビタミンB1を多く含む食材を一緒に摂るようにしましょう。ビタミンB1を多く含む食材は、豚肉、魚介類、玄米など精製していない食品に多く含まれます。
今回使用した備蓄米は、精米したてだったからなのか、意外とおいしく、金網にこすりつけたものとこすりつけなかったもので違いはよくわかりませんでしたが、もしかすると、古古古米や、精米してから時間が経ったものなどでは効果を感じるかもしれませんね。
もし今食べているお米がおいしくないなと思ったら、試してみてはいかがでしょうか。
参考文献:
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社
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