スーパーで特売の大袋入りきゅうりを買ったものの、使い道に困っていて…。なんてときに重宝する漬物レシピを愛媛県の農家から教わりました。
それが「きゅうりのポリポリ漬け」です。その名のとおりポリポリした食感が楽しくて、無限にイケちゃう系みたい 。しかも、きゅうり10本を一気に使えるんですって! ポリポリ食感を生む調理の裏ワザもあるらしいので、さっそく作って確認せねば ♪

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「きゅうりのポリポリ漬け」の材料と作り方

きゅうり10本瞬殺の「ポリポリ漬け」作ろう!このご飯泥棒めっ♡ え、アレンジレシピも無限大かよ!?【農家直伝】


材料
きゅうり…1kg(約10本)

[A]
しょうゆ…1カップ弱
砂糖…1カップ
酢…1/2カップ
みりん…1/2カップ

作り方
1. きゅうりはよく洗い、1.5cm~2cm幅の輪切りにし、大きめのボウルなどに入れる。

きゅうり10本瞬殺の「ポリポリ漬け」作ろう!このご飯泥棒めっ♡ え、アレンジレシピも無限大かよ!?【農家直伝】


2. [A]の材料をすべて鍋に入れ、火にかけて沸騰させる。

わが家では子どもが食べることを考え、鍋にみりんを入れて中火弱で熱し、煮立ってから1分ほど加熱してアルコール分を飛ばしました。その後、他の調味料も加えてさらに沸騰させました。

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3. 2の調味液が熱いうちに1のきゅうりにかけ、全体をよく混ぜ合わせる。

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4. 粗熱が取れたら保存容器に移し、冷蔵庫に入れて一晩おく。

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生のきゅうりに熱々の調味液を加えることで絶妙な加減で火が入り、独特のポリポリ食感を生み出しているようです。

甘辛味のバランス最強 ♪ つまみ食いで…なくなりそう♡

こちらが冷蔵庫に一晩おいたポリポリ漬けです。

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いい感じで漬かっていますね。
さっそくつまみ食いしちゃいましょ♪

う~ん、このポリポリ食感、たまりません!
調味液の甘味と塩味のバランスも絶妙。
そこに酸味も加わって、さっぱり食べられます。
これ、間違いなく止まらないやつです。
おっと、いけない。つまみ食いでなくなっちゃいそう(笑)。

夕食の食卓に出すと、「わぁ、きゅうり!」と歓声が。
じつはわが家の子どもたち、きゅうりが大好物なんです。
一口食べると「ポリポリしてておいし~い! これ、きゅうりの中で一番好き!」「ご飯にも合う~」と、目を輝かせていました。

一方、子どもたちとは対照的に、夫は漬物がちょっと苦手。
食べてくれるか心配でしたが、恐る恐る一口食べて「あ、おいしい。なんでだろ、これはイケる。さっぱりしてるからかな」と、ご飯にのせてモリモリ食べていました。

ポリポリ漬け…からのアレンジレシピに挑戦!

約1kg作った「きゅうりのポリポリ漬け」。
たっぷりあるので、料理にもアレンジ活用してみました。まずは、こちら!

アレンジレシピ1:「ポリポリ漬けと長いもの中華風サラダ」

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ポリポリ漬け8個は1/4に切り、長芋200gは皮を剥いて1.5cm角に切り、ボウルに入れます。そこに、ゴマ油・しょうゆ各少々を加えて混ぜ合わせます。器に盛って、白すりゴマ適量をふれば、完成!

家族に食べてもらったところ、子どもにも夫にも大好評でした。
「シャリっとしてて、ポリポリもしてて大好き」「もっとちょうだい」と、子どもたち。
夫も「夏バテ気味のときに食べると元気が出そう。そうめんにのせてもおいしそうだね」と、箸が止まらない様子でした。続いては…

アレンジレシピ2:「ポリポリ漬けとカニかまの炒飯」

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きゅうりのポリポリ漬け適量を刻んで、いつもの炒飯に加えてみました。
今回の具は、ポリポリ漬け、カニ風味かまぼこ、卵のみ。
ポリポリ漬けとカニかまに塩分があるので、調味料(しょうゆのみ使用)は少なめに入れました。お好みで他の野菜も加えると、栄養バランスが取れそうです。

昼食に子どもと一緒に食べてみました。


ポリポリ漬けの食感がアクセントになっていて、いい感じ ♪ いつもの炒飯よりコクがあります。
子どもは「このチャーハン、好き~!きゅうりがカリカリしてて、チャーハンと合ってる」と、ご機嫌でした。

子どもが好きなカニかまを加えたことも、正解だったようです。

炒飯にきゅうりを入れるのは初めてですが、大成功。
ポリポリ漬けにすることで、きゅうりの使い道の幅が広がるな~、と思いました。

そのまま食べるのはもちろん、ほかの料理にアレンジしてもおいしく食べられる「きゅうりのポリポリ漬け」。
みなさんも作ってみてくださいね。

★今回のレシピは、愛媛県JA愛媛たいきからの提供でした。こちらもご覧ください。
https://x.gd/5r1U9
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