イタリア料理の人気メニュー、リゾット。生のお米を使って本格的に作ると、お米の中心がほろっとほぐれるような独特の食感に。
お粥やおじやとは一線を画す、お米料理です。今回はYouTubeの『ささみキッチン』で紹介していた「トマトリゾット」に挑戦!具材はトマトだけというシンプルさ。旨味が凝縮した旬のトマトを使えば、とびきりおいしく仕上がりそう♪熱々のコンソメスープを継ぎ足しながら生米から炊く、本場方式に挑戦です!

【お茶漬けの素で爆速3分】トマトジュースで「リゾット風茶漬け」作ろう!甘酸っぱい風味にお茶香ふわり♡

YouTube『ささみキッチン』のX(旧Twitter)がこちら!追い詰められた上司を『トマトリゾット』で救うエリート社会人の動画です。https://t.co/Pn59bgD7P5 pic.twitter.com/Ct3MYLVcAc— ささみ@自宅料理人 (@sasami333777) May 13, 2025

レシピ考案者は、ささみ@自宅料理人さん。YouTubeで、チャンネル登録者99万人の人気料理系チャンネル『ささみキッチン』を運営している方です。ひとり暮らしの社会人で、日々の料理に役立つようなレシピを考案しているそう。

Xで「トマトリゾット」の画像を見ると、確かにモテレシピになりそうな仕上がり♪

材料はお米、トマト、コンソメスープ。その他は常備している調味料で作れるので、材料レスなリゾットです♪夏はトマトが旬。旨味が凝縮した旬のトマトで作ってみます。

具材はトマトだけ♪「トマトリゾット」を作ってみた!

【生米にコンソメを少しずつ加えろ】具はトマトのみ!シンプルだけど本格派な「トマトリゾット」炊いてみた♪


【材料】(1~2人分)
お米…100g
トマト…120g
お湯…600ml
コンソメ(固形)…1個 ※顆粒小さじ2でも可
有塩バター…20g
粉チーズ…大さじ2+適量
塩・こしょう・エキストラバージンオリーブオイル・乾燥パセリ…各適量

1. トマトをざく切りにします。

【生米にコンソメを少しずつ加えろ】具はトマトのみ!シンプルだけど本格派な「トマトリゾット」炊いてみた♪


トマトは煮込むので、形が崩れてもOK。

2. 鍋にお湯とコンソメを入れて溶かし、ごく弱火で保温しておきます。


【生米にコンソメを少しずつ加えろ】具はトマトのみ!シンプルだけど本格派な「トマトリゾット」炊いてみた♪


炒めたお米に、スープを熱々のまま加えていくので、コンソメが溶けたら、ごく弱火で保温しておきます。

3. フライパンにバターを入れ、中火で熱します。バターが溶けて泡立ったら、お米を加えて全体に絡ませます。

【生米にコンソメを少しずつ加えろ】具はトマトのみ!シンプルだけど本格派な「トマトリゾット」炊いてみた♪


お米を洗うと水分を吸ってベチャッとしたリゾットになるので、洗わずに炒めるのがポイントです。お米が全体的につやっとするまで、1分ほど炒めました。

4. 1のトマトを加え、サッと炒めます。2のスープを被るくらいの量だけ加え、弱めの中火で水分がなくなる程度に炊きます。

【生米にコンソメを少しずつ加えろ】具はトマトのみ!シンプルだけど本格派な「トマトリゾット」炊いてみた♪


トマトを加えて、30秒ほど炒め合わせました。

【生米にコンソメを少しずつ加えろ】具はトマトのみ!シンプルだけど本格派な「トマトリゾット」炊いてみた♪


今回は直径20cmのフライパンを使ったので、お玉2杯のコンソメスープを加えると、全体が被るくらいの量に。スープがふつふつとするくらいの火加減で、炊いていきます。

混ぜ過ぎると、お米から粘り気が出るとのこと。途中で軽く全体を混ぜましたが、ほぼほったらかしです。
作業は、鍋の様子を見守る程度で、済みました。

【生米にコンソメを少しずつ加えろ】具はトマトのみ!シンプルだけど本格派な「トマトリゾット」炊いてみた♪


弱めの中火で6分ほど煮ると水分がなくなり、リゾット全体にプツプツと穴が目立ち始めました。

5. 水分がなくなってきたら、再び2のスープを被るくらいの量だけ加え、軽く混ぜながら煮ます。その工程を繰り返します。

【生米にコンソメを少しずつ加えろ】具はトマトのみ!シンプルだけど本格派な「トマトリゾット」炊いてみた♪


スープを加えては煮詰める、という作業を繰り返します。今回はお玉1杯半のスープを2回継ぎ足し、合計18分煮ました。

用意したコンソメスープがなくなるまで繰り返すと、アルデンテっぽく炊き上がるとのことですが、今回は約400mlのコンソメスープで、アルデンテに炊き上がりました。

スープがなくなっても、味見してまだお米が硬い場合は、お湯を足し、ちょうどいい硬さになるまで煮てくださいね。

6. 粉チーズ(大さじ2)を加えて全体を混ぜ、塩とこしょうで味を調えます。

【生米にコンソメを少しずつ加えろ】具はトマトのみ!シンプルだけど本格派な「トマトリゾット」炊いてみた♪


あとは粉チーズ、塩、こしょうで味を調えたら完成です。

お皿によそい、エキストラバージンオリーブオイル、粉チーズ、黒こしょう、パセリを振りかけて仕上げました。

トマトの甘さとコンソメの旨味がいい♡粉チーズとバターの風味もふわり

【生米にコンソメを少しずつ加えろ】具はトマトのみ!シンプルだけど本格派な「トマトリゾット」炊いてみた♪


ささみ@自宅料理人さん考案の「トマトリゾット」が、完成!トマトの果肉は完全に潰れ、オレンジ色のリゾットに仕上がりました。
所々に残るトマトの皮が、見た目のアクセントになっています。

食べてみると、旬のトマトの甘さと程よい酸味が広がります♪コンソメを加えて炊いたので、洋風の旨味もしっかり。

お米をバターで炒めたので、バターの風味と、粉チーズの旨味もふんわり感じます。全体的には穏やかでやさしい味わいなので、軽やかな印象。ちなみにリゾットがとろっとしているので、トマトの皮の食感は気にならず。

今回は、アルデンテよりも若干やわらかめの食感でしたが、お米がほろっと崩れるような食感が残っていて、本格的なリゾットっぽさを楽しめました。

旬のトマトだけでもリッチなおいしさ♪材料レスで本格的なリゾットに

【生米にコンソメを少しずつ加えろ】具はトマトのみ!シンプルだけど本格派な「トマトリゾット」炊いてみた♪


YouTubeの料理系チャンネル『ささみキッチン』で見つけた、「トマトリゾット」。コンソメスープを継ぎ足して炊くことで、やさしい味わいの、シンプルなリゾットに仕上がりました。

熱々のスープを継ぎ足す理由を動画で語っていなかったので、調べてみると、お米の温度が下がるとお米に粘り気が出るのだそう。そのため、熱々のスープで炊いて、サラッとした仕上がりのリゾットにするようです。

また、かき混ぜすぎるとお米同士がぶつかって崩れやすくなり、粘り気が出る原因に。かき混ぜる回数を控えるのも、本格的なリゾットに仕上げるポイントでしたよ。


お米、トマト、コンソメスープ。あとは常備している調味料で作れるので、気軽に挑戦出来ますよ。炊いてる間は、少しかき混ぜてはスープを継ぎ足す…という工程を繰り返すのみ。やることと言えば、リゾットの様子を確認するくらいなので、手持ち無沙汰に感じるくらいでした。

本格的なリゾットを簡単に作れるので、ぜひお試しあれ!

<参考文献>
WEB

『FOODY~【シェフ直伝】本格リゾットのレシピ。生米をアルデンテに仕上げるテクニック~』
https://mi-journey.jp/foodie/52916/
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