【青髪のテツ】ブロッコリースプラウトは「刻んで放置」が正解！話題の栄養成分を最大限に引き出す裏ワザ

こんにちは、スーパー青果部の青髪のテツです。みなさん、ブロッコリースプラウトは食べていますか？サラダの彩りやトッピングとして手軽に使える便利な野菜ですよね。特に「スルフォラファン」という栄養成分に注目が集まっており、健康意識の高い方を中心に多く消費されていますが、その成分を十分に引き出す調理法が広まっていない印象です。そこで今回は、「スルフォラファンを最大限に引き出す効果的な食べ方」をご紹介します！

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いま、健康意識の高い方を中心に、ブロッコリースプラウトが注目を集めています。その理由は、豊富に含まれている「スルフォラファン」にあります。



スルフォラファンは、強力な抗酸化作用や解毒作用が報告されている栄養成分。 そして、この成分は、調理過程にあるひと手間を加えることで、その量が飛躍的に増えるのです。

スルフォラファンは最初から存在しているわけではない

ブロッコリースプラウトには、スルフォラファンの元となる「グルコラファニン」と、それをスルフォラファンに変えるための酵素「ミロシナーゼ」が別々の細胞に格納されています。



つまり、ブロッコリースプラウトをそのままの形で食べても、両方の物質が出会う機会が少なく、スルフォラファンはあまり生成されません。

しかし、ブロッコリースプラウトを細かく刻んで細胞を壊すと、グルコラファニンとミロシナーゼが混ざり合い、化学反応を起こしてスルフォラファンが生成されるのです。
 
スルフォラファンを増やすための手順

「では具体的にどのように食べたら良いの？」となりますよね。
スルフォラファンを効果的に生成・摂取するため、以下の手順を試してみてください。

1. ブロッコリースプラウトを細かく刻む。



包丁やハサミを使って、茎や葉の部分をできるだけ細かく刻みます。こうすることで、細胞が壊れ、グルコラファニンとミロシナーゼが混ざり合います。

2. 5分から10分ほど放置する。



刻んだ後、すぐに食べずに5～10分ほど放置しましょう。この時間で、酵素の働きによりスルフォラファンが十分に生成されます。

3. 加熱せずに生で食べる。



ミロシナーゼは熱に弱いため、加熱せずに生で食べるのがポイントです。サラダや和え物、スムージーなどに使うのがおすすめです。
今回は、王道のツナマヨ和えにしてみました。



一口食べると、ツナマヨのコクとブロッコリースプラウトの爽やかな風味がベストマッチ！
辛味や苦味を感じることはほとんどなく、一瞬で完食してしまいましたよ♪

ひと手間でブロッコリースプラウトの栄養を最大限に

注目の食材「ブロッコリースプラウト」ですが、これまでは、「とりあえずサラダにそのままのせる」という食べ方をしていた人も多いかもしれません。



しかし、今回ご紹介した「刻んで、少し置く」というひと手間を加えるだけで、含まれるスルフォラファンは格段にアップします。 

この機会に、ブロッコリースプラウトを賢く食べて、日々の健康づくりに役立ててみませんか？