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元フランス料理講師の農家がおすすめするイチゴの食べ方とは?
小さなお子さまから大人まで、みんな大好きなフルーツ「イチゴ」。
今回お話をお伺いしたのは、滋賀県豊郷町高野瀬でイチゴを栽培されている、中島加代子さんです。
なんと中島さん、昔は東京でフランス料理を学び、料理教室の講師をされていたんだとか。
そのまま食べてもおいしいイチゴですが、今回はそのおいしさをさらに引き出す食べ方を教えていただきました!
今まで生でしかイチゴを食べたことがないという方は、ぜひご覧ください。
思わず誰かに教えたくなる、イチゴの可能性を解き放つ禁断のレシピがこちらです!
クリスマスにもおすすめ!「イチゴのサラダ仕立て」
材料(2人分)
イチゴ…5~6個
ベビーリーフ…適量
ブラックオリーブ … 適量
カシューナッツ … 適量
オリーブオイル… 適量
塩… ひとつまみ
作り方
1. イチゴのヘタを取り、薄切りにする。
2. ブラックオリーブは輪切りに、カシューナッツは荒めに砕いておく。
3. 器にベビーリーフを敷き、1と2をのせてオリーブオイルをかけたら、塩をひとつまみ散らして完成。
ポイント
・イチゴやトッピングの配置を意識すると、おしゃれで華やかな一皿になります!お子さんと一緒に飾り付けても楽しいですよ。
・ツナやポテト、ゆで卵、茹でインゲンなどをのせてニース風に仕立ててもボリュームが出ておいしいですよ。
気になるお味は?
ベビーリーフのフレッシュ感に、イチゴの華やかな果汁がプラスされ、口の中いっぱいにで幸せが広がります♡
ブラックオリーブの独特の風味とカシューナッツの食感も加わり、なんとも豪華で奥深い味わいに。クリスマスなど、パーティーメニューには欠かせない一皿となりそう…!
取材者も今まで生でしかイチゴを食べたことがなかったので、このおいしさには正直驚きました。
今まで知らなかったなんて少し後悔するレベルです(笑)。
ぜひみなさんも、この食べ方をお試しください。そこには新しい発見と感動が待っていますよ!!!
滋賀県オリジナル品種「みおしずく」で試してほしい!
実はこのレシピ、中島さんが栽培されている滋賀県オリジナル品種「みおしずく」で試していただきたいのだとか!
「みおしずく」最大の魅力は、花のような芳醇な香り♪
2024年に流通が始まったばかりの貴重な品種ですが、フローラルな香りと爽やかな甘味が、このサラダをさらにおいしくしてくれるんですって。
もちろん、他の品種のイチゴでも十分においしいです!
ぜひこのサラダをいろんなイチゴで試してみて、約300種類もあるとされる日本のイチゴの品種それぞれの良さを、改めて知るきっかけにしてくださいね♪
中島さんにこだわりや、農業への想いについてお話を伺いました
Q. ご経歴を教えてください。
A. 昔は東京でフランス料理を学び、世界の料理を学んでもらう料理教室の講師をしていました。
料理を作って食べてもらうのが好きで、今もイチゴを栽培するだけでなく、お惣菜をJA東びわこの直売所に出荷しているんです。
Q. 滋賀県オリジナル品種「みおしずく」を栽培するきっかけは?
A. 県内初の取り組みに、ぜひチャレンジしてみたいと思ったのがきっかけです。
わたしも加入している生産者組織「JA東びわこイチゴ部会」では、10戸が約3,434㎡でイチゴを栽培しており、滋賀県の「みおしずく」栽培を牽引しています。
部会長を務めていた時期もあり、テレビや新聞などのメディアに生産者の代表として出演することで、「みおしずく」のPRにもご協力させていただいています。
Q. 「みおしずく」をどんな食べ方で楽しんでもらいたいですか?
A. 特長のフローラルな香りと爽やかな甘みを活かした食べ方をおすすめしたいです。
生で食べる方が多いと思いますが、ケーキにのせるとクリームや生地との相性が良いですし、今回紹介したサラダのように料理にして食べるのも最高なんですよ!
「みおしずく」はどこで買える?
滋賀県初のオリジナル品種「みおしずく」は、主に滋賀県内のスーパーで12月~5月頃まで購入することができます。
※イチゴは、農産物です。
JA東びわこの直売所にごくたまに並ぶこともありますが、ブランド力向上のために、原則として市場に出荷することを生産者同士で申し合わせています。
「みおしずく」は滋賀県にとって、初めてとなるイチゴのオリジナル品種です。
県内の生産者が足並みを揃えて市場へ安定的に出荷することで、スーパーの売り場を確保することにつながります。
そうして初めて、滋賀県が誇るおいしいイチゴの品種として他県にも認知され、強く売り出すことが可能となるのです。
2024年12月には、東京の百貨店に「みおしずく」が並び、好評を博しました。
これも県内の「みおしずく」生産者が市場へ集中して出荷し、一定の数量をクリアしたからこそ実現できた取り組みです。
生産者やJA、県など関係機関が一体となり、
「イチゴと言えば『みおしずく』、『みおしずく』と言えば滋賀県」と胸を張って言える日を目指しています。
おわりに
元フレンチ講師の農家さんが教えてくれた、イチゴの新しい世界。
華やかでおいしい「イチゴのサラダ仕立て」で、今年のクリスマスや年末年始の食卓を彩ってみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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