突然ですが「牛乳豆腐」って食べたことありますか?北海道ではポピュラーで、家庭でよく作るとか。その正体は…牛乳にある調味料を加えることで、なんとチーズに変身させる魔法のレシピなんです!「これは超気になる~」ということで、牧場を経営する角倉円佳(すみくらまどか)さんに詳しい作り方を教わりました。
【酪農家発おやつレシピ】爽やかな酸味が◎「ケーキみたいなヨーグルトゼリー」【牛乳の大量消費に!】
豆腐のようなフワフワの見た目からその名がついたという「牛乳豆腐」。レシピを教えてくれたのは北海道の十勝エリア、広尾町で乳牛110頭を育てている角倉さん。女性として地域で初めて牧場を立ち上げた、注目の農業者です!
現在は、年間700tもの牛乳を出荷しているそう。そんな角倉さんがよく作るのが「牛乳豆腐」。
「牛乳豆腐は北海道の定番レシピ。どんな料理にもアレンジできる万能チーズなんですよ!」(角倉さん)
北海道の酪農家がいつも食べてる!「牛乳豆腐」
<材料>(150g分)
牛乳(成分無調整)…1000ml
酢(穀物酢)…60~90ml
1.鍋に牛乳を入れ、かき混ぜながら弱火で熱し、沸騰する手前で火をとめる。
縁に細かな泡が立ってきたら沸騰寸前の合図。火を止めましょう。
2. 1に酢を入れる。
3. 2を軽くかき混ぜて5分ほど置く。
かき混ぜるとさっそく、分離しはじめました!
4.ザルの下にボウルを置き、3をザルにあけて、そのまま30~40分置いてしっかり水気を切れば完成!
ザルの中のかたまりが牛乳豆腐、ボウルにたまったのがホエー(乳清)です。
ホエーにも栄養がたっぷり含まれているので、捨てずにスープや飲み物に活用するのがおすすめ。
できあがった牛乳豆腐は、好みの大きさにほぐして使います。いつものサラダに散らせば、カフェ風のおしゃれな見た目に!
クラッカーにのせたり、ジャムを添えてもおいしいですよ~。
カルシウムやナトリウムなど、栄養がたっぷり含まれているので、料理にチョイ足しするだけで栄養価もアップ。クセがなく、とっても使いやすいチーズです。
ちなみにホエーは、砂糖などで甘みを足してサイダーで割れば、さわやかなドリンクになりますよ♪
酢でアレンジ!カラフル牛乳豆腐
先ほどは穀物酢を使いましたが、どんな種類の酢でも「牛乳豆腐」が作れます。ということで、いろいろな酢を使って実験してみました!
用意したのはぶどうとブルーベリー果汁が入った果実酢と、柑橘果汁に酢を合わせたぽん酢と、純米酢の3つ。
これらを使って、醸造酢で作るのと同じ分量で「牛乳豆腐」を作ってみたのが…こちら!
おお、これまた見事に三者三様。できあがりの色が違います。
果実酢で作ったものは、薄紫色でキレイ!食べてみるとほんのりぶどう&ブルーベリーの風味が!
続いてぽん酢。柑橘の爽やかな酸味を感じます。色が真っ白でキレイ。
最後に純米酢。こちらは3つの中で最もまろやか。しょっぱいものと合わせても甘いものと合わせても、どちらでも合う万能牛乳豆腐でした。
家で手軽に手作りチーズが楽しめる「牛乳豆腐」。みなさんも、たっぷりの牛乳と、お手元にある酢でぜひ作ってみてください♪
株式会社マドリン 角倉円佳(すみくら まどか)さん 北海道生まれ。帯広畜産大学別科を卒業後、20歳でカナダへ留学し、女性の牧場経営者のもとでの2年半の研修を経て帰国。24歳で「株式会社マドリン」を北海道・十勝に設立、女性酪農家としてスタート。以降、女性農業者のオピニオンリーダー的存在としてラジオ番組DJもこなすなど、人と人をつなぎ、地域を活性化するために奮闘中。ふるさとワーホリ、酪農体験や実習生も、積極的に受け入れている。
株式会社マドリンHP:https://mowmow-madelyn.com/
角倉さんのラジオ番組:とかちウーマンフロンティア(FMJAGA)
https://www.jaga.fm/pg_list.php?id=29
あの調味料の正体も種明かししますよ~。
【酪農家発おやつレシピ】爽やかな酸味が◎「ケーキみたいなヨーグルトゼリー」【牛乳の大量消費に!】
豆腐のようなフワフワの見た目からその名がついたという「牛乳豆腐」。レシピを教えてくれたのは北海道の十勝エリア、広尾町で乳牛110頭を育てている角倉さん。女性として地域で初めて牧場を立ち上げた、注目の農業者です!

現在は、年間700tもの牛乳を出荷しているそう。そんな角倉さんがよく作るのが「牛乳豆腐」。
「牛乳豆腐は北海道の定番レシピ。どんな料理にもアレンジできる万能チーズなんですよ!」(角倉さん)
北海道の酪農家がいつも食べてる!「牛乳豆腐」

<材料>(150g分)
牛乳(成分無調整)…1000ml
酢(穀物酢)…60~90ml
1.鍋に牛乳を入れ、かき混ぜながら弱火で熱し、沸騰する手前で火をとめる。

縁に細かな泡が立ってきたら沸騰寸前の合図。火を止めましょう。

2. 1に酢を入れる。

3. 2を軽くかき混ぜて5分ほど置く。

かき混ぜるとさっそく、分離しはじめました!

4.ザルの下にボウルを置き、3をザルにあけて、そのまま30~40分置いてしっかり水気を切れば完成!

ザルの中のかたまりが牛乳豆腐、ボウルにたまったのがホエー(乳清)です。

ホエーにも栄養がたっぷり含まれているので、捨てずにスープや飲み物に活用するのがおすすめ。

できあがった牛乳豆腐は、好みの大きさにほぐして使います。いつものサラダに散らせば、カフェ風のおしゃれな見た目に!

クラッカーにのせたり、ジャムを添えてもおいしいですよ~。

カルシウムやナトリウムなど、栄養がたっぷり含まれているので、料理にチョイ足しするだけで栄養価もアップ。クセがなく、とっても使いやすいチーズです。
ちなみにホエーは、砂糖などで甘みを足してサイダーで割れば、さわやかなドリンクになりますよ♪
酢でアレンジ!カラフル牛乳豆腐
先ほどは穀物酢を使いましたが、どんな種類の酢でも「牛乳豆腐」が作れます。ということで、いろいろな酢を使って実験してみました!
用意したのはぶどうとブルーベリー果汁が入った果実酢と、柑橘果汁に酢を合わせたぽん酢と、純米酢の3つ。
これらを使って、醸造酢で作るのと同じ分量で「牛乳豆腐」を作ってみたのが…こちら!

おお、これまた見事に三者三様。できあがりの色が違います。
果実酢で作ったものは、薄紫色でキレイ!食べてみるとほんのりぶどう&ブルーベリーの風味が!

続いてぽん酢。柑橘の爽やかな酸味を感じます。色が真っ白でキレイ。
暑い日なんかは、ぽん酢でつくった牛乳豆腐が食べたいですね。

最後に純米酢。こちらは3つの中で最もまろやか。しょっぱいものと合わせても甘いものと合わせても、どちらでも合う万能牛乳豆腐でした。

家で手軽に手作りチーズが楽しめる「牛乳豆腐」。みなさんも、たっぷりの牛乳と、お手元にある酢でぜひ作ってみてください♪

株式会社マドリンHP:https://mowmow-madelyn.com/
角倉さんのラジオ番組:とかちウーマンフロンティア(FMJAGA)
https://www.jaga.fm/pg_list.php?id=29
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