【ニラ農家直伝】パクチーの代用でニラ増し増し◎「お手軽トムヤムクン」すっぱ辛くて暑さ＆疲れ吹っ飛ぶ～！

早くも続く夏日のせいで、ちょっと食欲無い…そんなアナタにおすすめなのが、爽やかな酸味が魅力のエスニック料理、トムヤムクンです。パクチーをたっぷり入れる作り方がおなじみですが、今回は代わりにスタミナのつくニラを大量投入してみました！家にある食材で手軽に出来るトムヤムクン、暑～い日の定番レシピ入り確実ですっ♪
 
【ニラ農家直伝】スタミナ＆旨味マシマシ「ニラたっぷりガパオライス」独特の香りがクセになる～



今回レシピを教わったのは、千葉県山武市のニラ専業農家、櫻田農園の櫻田光代さん。

「ニラの独特の風味はエスニック料理と相性抜群。今回紹介するトムヤムクンは、酸味が効いたさっぱり味なので、暑い日にぴったりですよ！」（光代さん）

「お手軽トムヤムクンスープ」



材料（2人分）
ニラ…1束（100g）
むきエビ…10尾
あさり…100g
しめじ…1/2株（50g）
酒…小さじ2
ガーリックパウダー…少々

A
鶏ガラスープの素（顆粒）…小さじ2
ナンプラー…大さじ1
レモン汁…大さじ1
豆板醤…小さじ2
水…500ml

下準備
あさりは塩抜きしておく。

作り方
1．エビは背わたを取り除き、酒とガーリックパウダーを加えて混ぜる。

エビの背わた取りには楊枝を使うのが便利です。背わたの真下を狙って楊枝を差しこみ、ゆっくりと引き抜きます。



少し手間がかかりますが、取り除くと断然おいしくなりますよ。



2．ニラは3㎝長さに切り、しめじは石づきを取って小房に分ける。



3．鍋にAを入れて加熱する。



4．沸騰したら、エビ、あさり、しめじを加えて、3分ほど加熱する。



5．ニラを加えて一煮立ちさせれば出来上がり。



具だくさんのトムヤムクンスープがあっという間に完成しました！



一口食べてみると…すっぱ辛いスープにニラの風味がめちゃくちゃ合うー！パクチーほどクセがないので、パクチーが苦手な人でもおいしく食べられそう。

「わが家は酸っぱめが大好きなので、レモン汁を少し多めに入れます。好みに合わせて調味料の量は調整してくださいね。具材はシンプルにニラとエビだけでもおいしいですよ」（光代さん）



ニラ農家に転職したら…休みがない⁉

以前は看護師として働いていた光代さん。ニラ農家だった夫の隆さんとの結婚をきっかけに、 本格的に農業に携わるようになりました。農家になって驚いたことを尋ねてみると…

「ニラは一年に何度も収穫できる多年草の作物なので、年中ずっと収穫できて、休みがないんです（笑）。子どもがいるので、まとまった休みがほしいな～と思うこともありますね」（光代さん）

一方で、農家ならではおもしろさにも気がついたそう。



「農家は収入を増やすも減らすも自分次第。ニラという野菜を売るにも、いろいろな考え方がありますが、育て方から売り方まで、全部自分たちで試行錯誤できるのがおもしろいですね」（光代さん）

それは次第に、光代さんと隆さんの「夢」へとつながっていきました。



「わたしたち夫婦の夢は、櫻田農園のニラのブランド化。この夢があったから、看護師を辞めて夫と一緒に働こうと決意しました。”櫻田農園のニラ”が食べたい、と言ってもらえるよう、販路を増やしていきたいです」（光代さん）

※ニラの1日の摂取量の目安は100gです。食べすぎると、胃腸の調子が悪くなったり、便秘を引き起こしたりする可能性があります。食べすぎに注意しましょう。

櫻田農園 櫻田隆さん・光代さん 千葉県山武市のニラ専業農家。代表の隆さんは櫻田農園の3代目。妻の光代さん、隆さんの両親の4人で、2ha（ヘクタール）約60棟のハウスでニラを周年栽培している。櫻田農園で生産したニラは市場を中心に出荷するほか、一部の品種を「浜ニラ」として直売し、ブランド化に取り組む。また、光代さんを中心においしいニラのレシピの開発・普及にも力を入れている。栽培するニラはメール他電話で注文が可能。
櫻田農園HP：
https://peraichi.com/landing_pages
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