昼の番組『ヒルナンデス!』でイタリア料理界の巨匠・落合務シェフが「カルボナーラ風ドリア」を作っていました。なんとそのレシピ、食材に餅やたくあん、わさび…を使っているではありませんか! でも和風にはシフトせず、しっかりカルボナーラ風に寄せてくると言うんです。
【卵不使用】でも「本気のじゃがいもカルボナーラ」作ってみた!ベーコンとチーズのうま味がしみしみ~♡
落合シェフ直伝の「カルボナーラ風ドリア」は和の食材がポイント
【材料】(3人分)
カニ風味かまぼこ…10本
玉ねぎ(みじん切り)…1/8個分
ほうれん草…30g ※葉は千切り、茎はみじん切りにする
しいたけ(みじん切り)…2枚分
たくあん(みじん切り)…30g
卵…2個
卵黄…2個分
粉チーズ…30g
わさび(チューブ)…大さじ1
コンソメ(顆粒)…3g
塩…少々
こしょう…少々
オリーブオイル…大さじ1
ご飯…150g
水…100ml
バター…適量
※カニ風味かまぼこは、細かく裂いておきます。
※卵は、全卵と卵黄をすべて混ぜて溶いておきます。
(ホワイトソース)
牛乳…200ml
切り餅(スライスタイプ)…5枚 ※個包装の切り餅1個をスライスして代用しました
粉チーズ…5g
こしょう…少々
1.耐熱ボウルに牛乳とちぎった餅を入れて電子レンジ500Wで3分加熱し、1分ほど混ぜます。
個包装の切り餅を代用したからか、500Wで3分加熱しても餅が硬いままでした。さらに500Wで2分加熱してみます!
再加熱したら餅が浮かんでいて、火が通ったように見えます。試しにひとつ食べてみるとやわらかくなっていました。
しかし、1分混ぜても牛乳がシャバシャバでソースのようになりません。これは失敗か?
レシピにはありませんが、米粉を小さじ2杯入れてかき混ぜ、とろみを付けました。
2.フライパンにオリーブオイル(分量外)を引き、ほうれん草の葉、裂いたカニ風味かまぼこの1/3を弱火で1分ほど炒めてホワイトソースに入れ、粉チーズとこしょうを混ぜます。
弱火で1分、ほうれん草の葉に火が通る程度に炒めました。
粉チーズ5gとこしょう少々の味付けなので牛乳のやさしい味がします。米粉のおかげでとろっとしたホワイトソースになりました。
3.フライパンにオリーブオイル(分量外)を引き、玉ねぎ、しいたけを強火で炒め、たくあんを加え中火で1分ほど炒めます。
オリーブオイルは、小さじ1/2程度引いています。玉ねぎとしいたけは強火で5分、たくあんを加えてからは中火で1分炒めました。たくあんを炒めていぶりがっこのような風味を付けるのがポイントだそうです。
4.3に裂いたカニ風味かまぼこの1/3、ご飯、ほうれん草の茎、水、コンソメ、塩、こしょうを入れて弱火で3分ほど加熱します。
ここでリゾットのようにするのですね。全体を軽く混ぜて火を通しました。
5.溶き卵に粉チーズとわさびを混ぜ、火を止めた4に入れて余熱で卵を加熱します。
火を止めて余熱で卵に火入れしましたが全然固まりませんでした。
再度点火し、かき混ぜながら弱火で4分加熱、火を消してさらに3分かき混ぜました。カルボナーラソースのようにトロッとさせるのがポイントなので、卵の状態を見ながら火加減を調整したほうがよさそうです。
6.耐熱皿に5と2を入れ、粉チーズ(分量外)を振りかけて1000Wのオーブンで4分焼きます。
わが家のオーブンは1000Wの設定が出来ません。調べてみると230~250℃に相当するようです。とりあえず、予熱で230℃に温めたオーブンで4分焼きましたが中まで火が通っていないようだったので、今度は予熱で250℃に温めたオーブンで3分焼きました。
7.フライパンにオリーブオイルとバターを引き、中火で残りのカニ風味かまぼこをカリカリに炒めて、焼き上がったドリアにトッピングします。
カニ風味かまぼこがカリカリになるまで強火で5分ほど炒めました。ドリアが焼き上がったらのせましょう。
卵の黄色が鮮やかで、まるで春の野原のような見栄えです♪
予熱したオーブンで7分焼いて完成しました。卵の黄色が鮮やかでおいしそうです!カリカリのカニ風味かまぼこをトッピングすると、華やかさがアップしました。
ドリアはとてもやわらかく、崩れてしまうくらいのトロトロ食感。マヨネーズは使っていませんが、牛乳の優しい甘さのホワイトソースと濃厚な卵の味わいのコンビネーションが、まるで卵サンドの中身のような味わいです。ネーミング通り、ご飯が入ったカルボナーラです!
まずカニ風味かまぼこの風味をあまり感じないのは残念…もっと入れたいくらい!
わさびの風味はほんのりと感じる程度。実はわさびを大さじ1杯も入れると辛そうだと思い、半量に減らしたのです。
たくあんの存在感があまりなかったので、粗みじん切りくらいの大きさのほうがアクセントになりそうですね。
心配だったホワイトソースは、味付けしたご飯の味に負けてしまっていましたが、とろけた餅が所々にあってもっちり感を楽しめました。個人的にはこの餅感が気に入りました♪
餅、たくあん、しいたけ、わさびと和食ならではの食材を取り入れたのが落合シェフのアイデアだと思います。実際に食べてみると和の食材は本当に隠し味程度の存在感で、全体的にはイタリアンな味わいでした。(筆者がわさびの量を控えたのが原因かもしれませんが…)
丁寧な工程を踏まえたレシピだったので少し手間がかかる印象でしたが、マイルドな洋風の味わいでパーティーメニューにもよさそうです。卵がポロポロに固まらないよう、火入れにさえ注意すれば、上手に作れると思います。みなさんもぜひ作ってみてくださいね。
味の想像がつきそうで…いややっぱり想像できません! 確かめるべく、実際に作ってみることにしましたよん♪
【卵不使用】でも「本気のじゃがいもカルボナーラ」作ってみた!ベーコンとチーズのうま味がしみしみ~♡
落合シェフ直伝の「カルボナーラ風ドリア」は和の食材がポイント

【材料】(3人分)
カニ風味かまぼこ…10本
玉ねぎ(みじん切り)…1/8個分
ほうれん草…30g ※葉は千切り、茎はみじん切りにする
しいたけ(みじん切り)…2枚分
たくあん(みじん切り)…30g
卵…2個
卵黄…2個分
粉チーズ…30g
わさび(チューブ)…大さじ1
コンソメ(顆粒)…3g
塩…少々
こしょう…少々
オリーブオイル…大さじ1
ご飯…150g
水…100ml
バター…適量
※カニ風味かまぼこは、細かく裂いておきます。
※卵は、全卵と卵黄をすべて混ぜて溶いておきます。

(ホワイトソース)
牛乳…200ml
切り餅(スライスタイプ)…5枚 ※個包装の切り餅1個をスライスして代用しました
粉チーズ…5g
こしょう…少々
1.耐熱ボウルに牛乳とちぎった餅を入れて電子レンジ500Wで3分加熱し、1分ほど混ぜます。

個包装の切り餅を代用したからか、500Wで3分加熱しても餅が硬いままでした。さらに500Wで2分加熱してみます!

再加熱したら餅が浮かんでいて、火が通ったように見えます。試しにひとつ食べてみるとやわらかくなっていました。
しかし、1分混ぜても牛乳がシャバシャバでソースのようになりません。これは失敗か?
レシピにはありませんが、米粉を小さじ2杯入れてかき混ぜ、とろみを付けました。
2.フライパンにオリーブオイル(分量外)を引き、ほうれん草の葉、裂いたカニ風味かまぼこの1/3を弱火で1分ほど炒めてホワイトソースに入れ、粉チーズとこしょうを混ぜます。

弱火で1分、ほうれん草の葉に火が通る程度に炒めました。

粉チーズ5gとこしょう少々の味付けなので牛乳のやさしい味がします。米粉のおかげでとろっとしたホワイトソースになりました。
3.フライパンにオリーブオイル(分量外)を引き、玉ねぎ、しいたけを強火で炒め、たくあんを加え中火で1分ほど炒めます。

オリーブオイルは、小さじ1/2程度引いています。玉ねぎとしいたけは強火で5分、たくあんを加えてからは中火で1分炒めました。たくあんを炒めていぶりがっこのような風味を付けるのがポイントだそうです。
4.3に裂いたカニ風味かまぼこの1/3、ご飯、ほうれん草の茎、水、コンソメ、塩、こしょうを入れて弱火で3分ほど加熱します。

ここでリゾットのようにするのですね。全体を軽く混ぜて火を通しました。
5.溶き卵に粉チーズとわさびを混ぜ、火を止めた4に入れて余熱で卵を加熱します。

火を止めて余熱で卵に火入れしましたが全然固まりませんでした。
再度点火し、かき混ぜながら弱火で4分加熱、火を消してさらに3分かき混ぜました。カルボナーラソースのようにトロッとさせるのがポイントなので、卵の状態を見ながら火加減を調整したほうがよさそうです。
6.耐熱皿に5と2を入れ、粉チーズ(分量外)を振りかけて1000Wのオーブンで4分焼きます。

わが家のオーブンは1000Wの設定が出来ません。調べてみると230~250℃に相当するようです。とりあえず、予熱で230℃に温めたオーブンで4分焼きましたが中まで火が通っていないようだったので、今度は予熱で250℃に温めたオーブンで3分焼きました。
7.フライパンにオリーブオイルとバターを引き、中火で残りのカニ風味かまぼこをカリカリに炒めて、焼き上がったドリアにトッピングします。

カニ風味かまぼこがカリカリになるまで強火で5分ほど炒めました。ドリアが焼き上がったらのせましょう。
卵の黄色が鮮やかで、まるで春の野原のような見栄えです♪

予熱したオーブンで7分焼いて完成しました。卵の黄色が鮮やかでおいしそうです!カリカリのカニ風味かまぼこをトッピングすると、華やかさがアップしました。

ドリアはとてもやわらかく、崩れてしまうくらいのトロトロ食感。マヨネーズは使っていませんが、牛乳の優しい甘さのホワイトソースと濃厚な卵の味わいのコンビネーションが、まるで卵サンドの中身のような味わいです。ネーミング通り、ご飯が入ったカルボナーラです!
まずカニ風味かまぼこの風味をあまり感じないのは残念…もっと入れたいくらい!
わさびの風味はほんのりと感じる程度。実はわさびを大さじ1杯も入れると辛そうだと思い、半量に減らしたのです。
こちらはレシピ通り大さじ1杯がよかったかもしれません。
たくあんの存在感があまりなかったので、粗みじん切りくらいの大きさのほうがアクセントになりそうですね。
心配だったホワイトソースは、味付けしたご飯の味に負けてしまっていましたが、とろけた餅が所々にあってもっちり感を楽しめました。個人的にはこの餅感が気に入りました♪
餅、たくあん、しいたけ、わさびと和食ならではの食材を取り入れたのが落合シェフのアイデアだと思います。実際に食べてみると和の食材は本当に隠し味程度の存在感で、全体的にはイタリアンな味わいでした。(筆者がわさびの量を控えたのが原因かもしれませんが…)
丁寧な工程を踏まえたレシピだったので少し手間がかかる印象でしたが、マイルドな洋風の味わいでパーティーメニューにもよさそうです。卵がポロポロに固まらないよう、火入れにさえ注意すれば、上手に作れると思います。みなさんもぜひ作ってみてくださいね。
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