【果物クイズ】ゆずを保存するなら「常温」「冷蔵」「冷凍」ゆず農家のイチオシは、どれ?
ゆずファン必見!『金沢ゆず香るん祭り』に潜入~♪
発起人の多田礼奈さんや地域のゆず農家を中心に、実行委員会が企画する「金沢ゆず香るん祭り」。2017年に初開催後は年に1度開催され、コロナ禍での2020・2021年の中止を経て、2022年に規模を縮小して復活しました。


2022年の会場となった閉校した小学校の会場へ訪れると、ゆず色のテントとゆず色ののぼりがお出迎え。お祭りの雰囲気にワクワクしながら進むと、ゆずベレー帽を被った多田さんが登場!

23歳で祖父から農園を引き継いだ多田さん。なんと就農2年目でこの『金沢ゆず香るん祭り』を発案、準備から当日の運営までの大変な作業を成し遂げました。そのパワーの源は、「金沢ゆずをもっと知ってほしい」という思いでした。
「農業1年目、ゆずを加工した果汁が行き先がなくて余っていたんです。当時周りの人に『金沢ゆずって知ってる?』って聞いたら誰も知らなくて、知名度が全然ないんだなと気づきました。きっと需要がないというより知られてないから売れないんだと思って、知名度を上げるためにゆず尽くしのお祭りしようと思いついたんです。」(多田さん)
多田さんやゆず農家の思いが『金沢ゆず香るん祭り』には込められているんですね。
多田さん、このお祭りの見どころを教えてください!
「金沢ゆずを使った地元のお店とのコラボ商品をたくさんご用意しています!ゆずを使った大福やプリンなどのスイーツは前回開催でも大人気。ゆずを使ったビールなど、ちょっと変わった商品もあります。」(多田さん)
こちらは「金沢ゆず大福」。生地にもあんこにもたっぷりゆずが練り込んであり、見た目もかわいい♡
こちらの商品、地元の大福屋・(株)六星と翠星高校、金沢ゆず農家のコラボ商品だそう!

「以前はゆずの皮の使い道がわからなくて、果汁を搾ったら皮は捨てていたんです。
ふむふむ、みんなで金沢ゆずを盛り上げているんですね!…と、お話を聞きながら進んでいると、わたしの目が何かを捉えました。

ズラーーーーっと並ぶのは、このお祭りの主役・金沢ゆずを使った商品たち。
えっと、ゆずポン酢にゆず果汁、ゆずみそにゆずくずきり、ゆず胡椒にゆず酎ハイ…
全部くださいっ!と言いたくなるほど、魅力的な商品ばかり。お土産たくさんでホクホクです。
もちろん、果実の「金沢ゆず」も購入できます!
「豪雪、台風、夏の暑さに耐え抜いた金沢ゆずは、皮がゴツゴツして香り高いのが特徴です。」(多田さん)

足湯やゆず手搾り実演も…?! ゆずを五感で楽しめる!
多田さん、2022年はコロナの影響で規模を縮小しての開催ですが、以前との違いは?
「2019年の開催までは会場内での飲食が可能でしたが、今回はお持ち帰り商品の販売のみにしています。
以前は、ゆずを使ったメニューを必ず提供していただくルールで地元のお店に出店していただき、ゆず胡椒で食べるジビエ肉の串焼きや、ゆずを浮かべたうどん、ゆずみそを塗った焼きおにぎりなど、さまざまなメニューで賑わいました!」(多田さん)


「また、以前の開催ではゆず手搾り体験や、ゆずを浮かべた足湯、ゆずで作る化粧水のワークショップなどもありました。」(多田さん)


食べるだけじゃない、まさに五感でゆずを楽しめるイベントだったんですね!
2023年はさらにパワーアップして開催予定!
コロナ禍が落ち着いた2023年はどんなお祭りになるのでしょうか!? 多田さんに聞いたところ、飲食ブースが復活し、さらにパワーアップして開催予定だそう!
開催日は11月12日(日)の午前10時から午後14時まで。場所は旧金沢市立東浅川小学校です。
ゆずの魅力がぎゅぎゅっと詰まった大満足のイベント、秋の金沢へお越しの際はぜひ足を運んでみてくださいね~!
『金沢ゆず香るん祭り』について、詳しくは公式SNSをチェック!
https://www.facebook.com/kaorunmaturi?locale=ja_JP